今まで1話も見逃さず見ているが、どんどん面白くなってきている。後に明治維新を切り開いていく肝付尚五朗(小松帯刀)西郷吉之助(隆盛)大久保正助(利通)達と於一(篤姫)との関わりも注目だ! 坂本龍馬の登場も楽しみだ!
前回の「お由羅騒動」・・・藩主・島津斉興の側室、お由羅が息子の忠教に跡継ぎを望み、斉彬(忠教の異母兄)の一派と対立した。いわゆるお家騒動である。この騒動で大久保は斉彬擁立派に加わったとして父は流刑、正助(利通)は謹慎生活を送る。この騒動を重くみた老中・阿部正弘は斉彬と共に斉興に隠居を勧めた。それでも引き下がらない斉興を見るや将軍・徳川家慶より隠居せよとの最後通告を与えられた。そして年が明け観念して隠居願いを提出したのだった。
新たに藩主となった斉彬は江戸から於一(篤姫)のいる薩摩にお国入りするのであった。鶴丸城を拠点とする。父の斉興派の家臣たちに厳しい報復人事を与えると思いきや「民のための政(まつりごと)をなすべく、心して余を助けよ」君臣が力を合わせて薩摩をまとめることかな。当然反斉興派の藩士達は落胆した。大久保の流刑や謹慎も解けていない。尚五朗は不満を抱く西郷たちから大久保の赦免はいつになるのか調べてほしいと頼まれ困り果てていた。
しかし斉彬に会える機会が於一(篤姫)にやってきた。4つの分家をお城に招き1人1人対面したいというのである。順番ずつ呼ばれ挨拶を済ませ、最後は於一(篤姫)の名が呼ばれた。やや緊張しながらも自己紹介を済ませ、いよいよ本題に入る。「知り合いに父が遠島、当人は謹慎の身になっている者がおります。女子ばかり3人とで貧しい暮らしに耐えております。今、罰を受けている方々は許されるのでしょうか?」と尋ねると斉彬は「もちろん許す。遠島の者達も時が来れば必ず帰す」と約束した。それを聞くと「ありがとうございます。あの・・・もうひとつだけ・・・」せっぱ詰まった思いで問う。「なぜ斉興様に近い方々はご要職にとどまられ、お殿様のために働いた方々はいまだ許されないのでしょうか?」
すると斉彬は「そなたはどう思う?」 於一(篤姫)「お父上様の斉興様のご遠慮ではないかと・・・。今ご処分を取り消したら斉興様に背くことになりますゆえ・・・」 斉彬「なるほど・・・『力とは何である?力は力を呼ぶ。腕力には腕力、武力には武力で人は応じようとする。しかしそこに生じるのは憎しみばかりじゃ。憎しみは互いの心に憎しみを生む。それがさらなる争いを生む。罰を与えるのは容易い。だが刃を突き出せば必ず別の刃が突き出される。そうではないか?』・・・うぉ~カッコいい!高橋秀樹さんの熱演!確かに名言だ。現代にも必要だ。数日後、斉彬は約束を守った。「もう一度姫に会いたいものだな」と側近に漏らしながら・・・。
次回は於一(篤姫)に縁談!早く見たいな~
前回の「お由羅騒動」・・・藩主・島津斉興の側室、お由羅が息子の忠教に跡継ぎを望み、斉彬(忠教の異母兄)の一派と対立した。いわゆるお家騒動である。この騒動で大久保は斉彬擁立派に加わったとして父は流刑、正助(利通)は謹慎生活を送る。この騒動を重くみた老中・阿部正弘は斉彬と共に斉興に隠居を勧めた。それでも引き下がらない斉興を見るや将軍・徳川家慶より隠居せよとの最後通告を与えられた。そして年が明け観念して隠居願いを提出したのだった。
新たに藩主となった斉彬は江戸から於一(篤姫)のいる薩摩にお国入りするのであった。鶴丸城を拠点とする。父の斉興派の家臣たちに厳しい報復人事を与えると思いきや「民のための政(まつりごと)をなすべく、心して余を助けよ」君臣が力を合わせて薩摩をまとめることかな。当然反斉興派の藩士達は落胆した。大久保の流刑や謹慎も解けていない。尚五朗は不満を抱く西郷たちから大久保の赦免はいつになるのか調べてほしいと頼まれ困り果てていた。
しかし斉彬に会える機会が於一(篤姫)にやってきた。4つの分家をお城に招き1人1人対面したいというのである。順番ずつ呼ばれ挨拶を済ませ、最後は於一(篤姫)の名が呼ばれた。やや緊張しながらも自己紹介を済ませ、いよいよ本題に入る。「知り合いに父が遠島、当人は謹慎の身になっている者がおります。女子ばかり3人とで貧しい暮らしに耐えております。今、罰を受けている方々は許されるのでしょうか?」と尋ねると斉彬は「もちろん許す。遠島の者達も時が来れば必ず帰す」と約束した。それを聞くと「ありがとうございます。あの・・・もうひとつだけ・・・」せっぱ詰まった思いで問う。「なぜ斉興様に近い方々はご要職にとどまられ、お殿様のために働いた方々はいまだ許されないのでしょうか?」
すると斉彬は「そなたはどう思う?」 於一(篤姫)「お父上様の斉興様のご遠慮ではないかと・・・。今ご処分を取り消したら斉興様に背くことになりますゆえ・・・」 斉彬「なるほど・・・『力とは何である?力は力を呼ぶ。腕力には腕力、武力には武力で人は応じようとする。しかしそこに生じるのは憎しみばかりじゃ。憎しみは互いの心に憎しみを生む。それがさらなる争いを生む。罰を与えるのは容易い。だが刃を突き出せば必ず別の刃が突き出される。そうではないか?』・・・うぉ~カッコいい!高橋秀樹さんの熱演!確かに名言だ。現代にも必要だ。数日後、斉彬は約束を守った。「もう一度姫に会いたいものだな」と側近に漏らしながら・・・。
次回は於一(篤姫)に縁談!早く見たいな~