バイアステープのコツ、後編です。バイアスのコツは4つ。
1.アイロンを駆使する。
2.マチ針を使わない。
3・バイアステープの折り線から2、3mmずらして縫う。
4.裏からバイアスの幅を確認する。
前編では2.まで説明しましたので、今日は3.からです。ここからが本番?(笑)
3・バイアステープの折り線から2、3mmずらして縫う。
手芸本などのバイアスのつけ方の説明で、裏側を縫う時に、
よくバイアスの端を折り込んだライン上を縫うという説明があると思います。
私も今まではそうやっていました。
でもそうやって縫うと、ひっくり返して表から縫う時に、裏を縫ったステッチが見えてしまいませんか?
ステッチを隠すようにバイアスを引っ張ると、表と裏のバイアス幅が違ってきますよね。(表の方が幅が広くなる)
その状態で表から端ギリギリで縫うと当然裏は、はずれてしまいます。
表裏の幅を揃えようとすると、裏を縫ったステッチが見え隠れ……( ̄⊿ ̄)!
これがバイアスの失敗の原因じゃないかなと。
というわけでバイアスを表にひっくり返した時に、裏のステッチが見えないようにします。
折り山ラインの2、3mm外側を縫っていきます。(極端に言えばラインの上さえ縫わなければ大丈夫です)
ただし、
カーブの部分だけは折り山ライン上を縫ってください。
画像編集がつたなくてすみません……。ペンタブ欲しいよー。
画像が微妙ですが、オレンジのラインと青のラインが直線部分ではズレていて、
カーブの部分では重なっているのが分かりますか?
カーブの部分までラインの外側を縫うと、表に返した時にびよびよになってしまいます。
なので、
直線部分はラインをはずし、カーブはライン上を縫うのがポイントです。
カーブ部分を縫う時は、マチ針の上にミシンをかけちゃいます。
はずみ車を回して縫えば、マチ針を刺したままでも大丈夫です☆
ぐるっと縫えたら表に返して
折り山ラインに沿ってアイロンをかけます。
*ステッチに沿ってアイロンをかけないで下さいね。(カーブ部分は必然的にステッチに沿うことになります)
カーブ部分は特に力いっぱいぐしぐしとアイロンをかけてください(笑)。
最初にバイアスを2つ折りにしたラインで、折ります。直線部分は自然に裏のステッチが隠れると思います。
カーブ部分はバイアスの端がぎりぎり、裏側のステッチに沿うようにします。
4.裏からバイアスの幅を確認する。
バイアスを2つ折にしたら、一度ひっくり返してバイアスの幅を確かめてください。(特にカーブ部分)
表から見て綺麗でも、意外に裏がずれていたりします。
裏からの見た目を整えるのが大事です。
全体が均一になっていたらOKです。縫っていきます。
私はピンチやマチ針を使わずに縫いますが、縫いにくい方は両面接着テープなどで固定してしまうのがおすすめです^^
縫う時のポイントはカーブ部分のバイアスの端の位置が、裏からのステッチに合っていること、です。
同じカーブの表と裏です。
アップに耐えられる縫い目じゃないですが……とりあえず、はずしてはいませんよっていうことで(; ̄□ ̄A アセアセ
こっちは直線部分です。
直線部分ならこの方法で大抵はズレずにつけられると思います。
曲線だけのもの(円形のものとか)は裏を縫う時に1mmくらいずらして縫い付けるといいかと思います。
分厚いものはバイアスをつける前に、押さえステッチをずらして2本くらいかけるとかなり楽になります♪
つまるところ、2つ折したテープが表裏で同じ幅になっていれば最後のステッチがズレないということなのです。
(当たり前なんですけどね)
分かりにくい説明ですみません。
不明なところがあったらお気軽にご質問下さい^^
なんだかみなさんのがっかりした姿が見えるようですが、本当に私なりのコツということで許してくださいね。
もっといい方法があったらぜひ教えて欲しいです\(゜-゜*)
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