環境庁は16日、春と秋に全国5地域をずらして2回の大型定めるとしていた「休暇分散化」
案を撤回し、内容を見直す方針を固めたようだ。同日開いた第2回休暇改革国民会議で、
「全国に取引先のある企業は、分散化でかえって休めなくなる」などの反対意見が相次いだ。
このため、昨年のシルバーウィークのような秋の大型連休をつくることを柱に、制度を再検討
する模様。
環境庁は16日、春と秋に全国5地域をずらして2回の大型定めるとしていた「休暇分散化」
案を撤回し、内容を見直す方針を固めたようだ。同日開いた第2回休暇改革国民会議で、
「全国に取引先のある企業は、分散化でかえって休めなくなる」などの反対意見が相次いだ。
このため、昨年のシルバーウィークのような秋の大型連休をつくることを柱に、制度を再検討
する模様。
鳩山前首相は14日、国会内で開かれた超党派の国会議員で作る「衆参対等統合
一院制国会実現議連」(会長・衛藤衆院副議長)の会合で、一院制導入のための
私案を示した。
憲法の国会に関する規定の6項目を改める内容についてのようだ。
衛藤氏も、2016年までの一院制国会創設などを柱とした私案を発表済みで、
同議連では鳩山、衛藤両案をたたき台に、年内にも試案を取りまとめたい考えの
ようだ。
「パンドラの箱」という古代ギリシャの寓話がある。天から火を盗み取ったプロメテウスの
弟の妻パンドラは神々から「決して開いてはならない」と受け取った箱を開けた。中から
怒り、悲しみ、疫病などあらゆる災いが飛び出し世界を埋めた。
「北朝鮮はパンドラの箱を開いてしまった」と韓国の政府系シンクタンク・外交安保研究院の
尹徳敏教授はいう。
北朝鮮は延坪島砲撃の前に米国の科学者にウラン濃縮施設を公開した。「まだ初期段階」
という観測を裏切り、完成段階にあるという。公開された約2000基の遠心分離機がフル
稼働すれば年間1個のウラン型核爆弾用の高濃縮ウランが生み出される。
韓国は3月の哨戒艦沈没事件と今回の砲撃と合わせ今年50人の命を北朝鮮に奪われた。
砲撃事件後に訪韓した中国の戴秉国・国務委員は李明博大統領に「対話解決」を主張したが
韓国はとても今、対話に乗り出す雰囲気にはない。
中国は6カ国協議の再開を急ぐが、まず砲撃への北朝鮮の謝罪か再発防止の約束が必要。
さらに抜け落ちたウラン濃縮も新たに核放棄対象に含めなければ意味がない。それが
結束した日米韓の強い意志だから・・・・
「パンドラの箱」の寓話の異伝はいう。「全てが飛び出した後、箱には希望だけが残った」と
北朝鮮の暴挙を封じることができるのは、希望をすてない圧力だ。
中国の民主活動家・劉暁波氏に対する10日のノーベル平和受賞式は、台頭する中国に、
責任ある大国として、人権尊重、民主化という普遍的価値観を受け入れるよう迫るもの
だった模様。
だが中国は懸命の外交戦で抵抗したようだ。人権、民主化を巡る国際社会の対立は、
中国を軸に激しくなりそうだ。
中国政府は、「憲章」の価値を認めず、式典ボイコットを各国に働きかけ、同委が本部を
置くノルウェー政府との外交交渉を、次々と一方的に中止した模様。
ヤーグラン委員長は「受賞者が活動する国から圧力がかかるのは日常茶飯事。だが
この規模の妨害は前代未聞」と嘆息。
人権団体アムネスティ・インターナショナルやオスロを訪れた在外民主活動家らは口々に
「中国国内での民主化弾圧の異様な手法を、ノルウェーにまで持ち込むとは言語道断」と
批判。さらに、中国が、国内の活動家への弾圧を強めることを懸念するとした模様。