世界に中庸はあるのか?

多様な社会と言いますが、何でも良いのでは無い。

大人になっていくということは!!! 3-3

2020-03-02 15:01:51 | 日記

自分を生かすにはどうしたら良いのか!!!

    副題:自分を生かす方法が身につくと他の人も生かすことができるようになります。

答え;いつも自分の存在を自分の心眼で自分を信頼しておくことです。

 自分の存在を信頼することは自分を生かすことに繋がります。また自分という人間を信頼できれば、他人という人間を認めることができるようになります。他人を批判する人は自分を信頼できず自分に自信のない人です。早い話が他人の顔色を窺っているのです。(うかがう)他人を批判しないことです。人を非難する人は他人から信頼されません。敵を作ることになります。(要注意)

 ここで気を付けないといけないことは心の眼(心眼)で観ての判断か?であって自分を甘やかすとか好き嫌いではない。自惚れや好き嫌いであれば判断が間違えているのか?ウソなのか?騙されているのか?分からなくなります。だから心眼の根底は不動心であってぶれてはいけないのです。八方美人になってあちこちに都合のいいことは言わないということです。八方美人での人生は最悪な結果になります。誰からも信用されなくなります。

 不動心と心眼を意識できるようになるといろいろな事に応用が利くことが分かります。不動心はすべての起点・ゼロ・中心・原点・灯台など真善美の真に当たります。すなわち真理です

 水は高いところから低いところへ流れます。物は上から下に落ちます。全ての事象は始点から終点へと動(流れ)いていきます。この動きや流れの始点が不動心で全ての事象の全体像を思い描くことができます。「不動心の心眼から事象の動きや流れの全体像を観る」ことができるようになります。これが事象の起承転結です。物語や音楽と同じく起承転結です。これを問題解決能力と言います。社会や会社では最も大事なことです。

 例えば目の前に問題が起こった時にどのように対応するのか?

①まずどのような問題が起きているのか? 問題の状況認知能力がどこまでできるかです。(起)

②次に状況の原因分析がどこまでできるのか? 状況判断能力と言います。(承)

③分析した結果の問題点を紐解き、問題解決になるのかを調べます。問題解析能力です。(転)

④解析された結果をもとに現状の修復や改善を遂行する行動を行う。行動(実行)力です。(結)

 ①~④の流れを頭に入れておいて「ここだ」と思ったときに行動する(自分を生かす)ことです。

 以上が自分をいかに生かすかの方法です。自分を生かすか否かは自分への信頼の度合いなのです。

  団体生活で気を付けないといけないことは、楽な方向になりやすいことです。これを「仲良しこよし村」と言います。皆と仲良しこよしで誰もやろうとしない。事なかれ主義です。これでは最悪な結果となり、後で批判を買うことになります。学校の試験もおしゃべりしないはずです。

 このように「不動心の心眼から事象の動きや流れの全体像を観る」ことが意識できるようになったら普段から上記の①②③④の起承転結で物事(対象や事象)を観る(心の眼で見る)ようにしてください。これを俯瞰的視野で物事を観ると言います。安倍首相が言っている「俯瞰的視野で地球儀を観て世界に向けて日本の政治を行う」と言っています。この意味が分かるはずです。

 日本人の全家庭を俯瞰的視野で見ると天皇皇后となります。天皇の天は「二」と「人」を組み合わせた漢字です。二と人で二人です。日本で二人と言えば、いざなぎ・いざなみです。すなわち男性と女性です。日本の国は日本人と言われる前から男性と女性が協力して築き上げてきた国です。夫婦と子供のいる家庭がこの世で一番大事なのです。この象徴が天皇と皇后です。これが日本の天皇制の原点です。だから家族は助け合わなければならないのです。