てくてくともこ

今日出会った新しい人、景色、想いをつづります

義母のこと

2010-04-20 21:12:28 | 日々のこと
先週14日午後2時40分頃、義母が亡くなりました。
市役所で聞き取りをしている最中、夫から電話があり訃報を知らされ、びっくりして、その後は、ウロウロとあちこち電話をしたり、帰郷の準備をしたり・・・。

義母は、1年半前に庭先の畑で転倒して骨折し、その後目覚しい回復を見せたものの、再び転倒。その後は、病院で点滴をうけながら、約一年間意識もハッキリせず、寝たきりとなっていた。

若い頃は、ほんとに聡明で気働きバツグン、自分のことは後回しにして、いつも家族や子供のことを気にかけている人だった。次男坊の嫁である粗忽な私も、いつも配慮してもらった。しょっちゅう忘れ物をする私は「子供だけは電車の中に忘れなさんなよ」と、よくからかわれた。
うちの次男の出産の時には、義母が千葉まで来て、かゆい所に手が届く世話をしてもらった。「♪ 母さんが夜なべをして手袋編んでくれた~♪」とう歌を聴くと、不思議にいつも、実の母でなく、義母の顔が浮かぶ。

能登の病院の、窓から川の見える病室で、義母は寝たきりになっていたが、ふっと意識がもどると、なんとも優しい笑顔になることがあった。

通夜、葬儀での遺影の義母の笑顔は、お盆などでワイワイと集っている賑やかな光景を楽しんでいる顔そのまま。

通夜、葬儀と終えて、日曜に帰宅。
さすがになんだか疲れて、数日前から、ちょっと耳が変。(体調を崩すと、私は耳に来ます)

本日20日の、「外国人の地方参政権を考える学習会」の報告は、稿を改めて。