Freeだむ

From 劇団四げ季

ちーさんタイに行く~あとがき~

2009-12-31 23:57:00 | 日記
旅をしてて色々と感じることがあったんだけど正直のとこ海外をなめてた。


偶然出発直前に成田空港で旅友と会ったからよかったけど会えてなかったらタイに到着し入国手続きの時点でアウトになりかけてたと思う。

「地球の歩き方」てゆう本を買ってたくせしてほぼ読まずにレートレートのこと知ってたけど両替のこと全くわかってなくて「わからなかったらカード払いすりゃいいじゃん」て気持ちでいたもんね。

日本の屋台のラーメン屋や駄菓子屋でカードを使おうとしてるくらいなめた考えしてた。

そんなどうしようもない僕から見た旅友の海外での困ったときやフツーの動きが最高にキレキレで凄くて尊敬した。

海外の旅つうかバックパッカーたる者の動き方に歴然とした差を痛感した。









真面目こと言うけど、初めての海外、初めてのバックパッカー、を終えて、色々と思うことはあるけど、よくまとまらない。

ただ、「ただいま」て言うことができてることは、僕も僕の無事を待ってくれてた人にもよかったことだと思う。

バックパッカーとか旅とか海外とかそんなん自己満じゃん?生きてることって自分だけのことじゃないから、生きてることで次もあるわけだから、今こうして「ただいま」て言えてることがホントよかったと思う。









いつも思ってることそれは、思い出作りのような人生にはしたくない。

思い出を作るために生きてるわけでもないし旅をしてるわけでもない。

結果的に素敵な思い出になったらそれはそれでいいと思う。

ただ、思い出を作るために生きてるんじゃなくて後悔しないような人生を全うしたいから生きてるし旅してるんだ。

少なくとも今の僕にとって「旅=人生」だからできるだけ色々な土地に行って多くの経験値を得たい。

だからこれからも精一杯生きて精一杯旅をする。

ちーさんタイに行く~5日目~

2009-12-31 23:56:00 | 日記
20091008のお話し。









友達に別れを告げてタクシーに乗り空港に向かう1時間は色々思い出したりして涙しちゃうこともあるのかな~とかマッサージしながら思っていた。

しかーし、現実は甘くく日本の常識が通用しないのがタイであり異国てこと気付く事態に発展。









タクシーが出発して100メートルくらい進んだらいきなりブレーキ&ストップして運転手がタクシーから出た。

運転手がいきなり路上で立ち小便(たっしょん)しやがった。

意味がワカラナイ。

腹が立ったから金払わず逃げてやろうとしたけどこれがタイのタクシー業界の普通ならここで逃げたらそれこそ僕が逮捕されるから冷静に待つ。

運転手はスグに戻ってきて再出発し、僕は日本でタクシー乗るときと同じように喜作に話しかけたりし、たわいない会話をしてたら、運転手がドスケベお兄さんということに気付く。

さっきまで普通のマッサージをしてきたって伝えてるのにHなマッサージ屋さんて決めつけてくる。

僕が日本人(タイ人からしてみりゃお金持ち)てゆうことと朝まで飛行機がないから空港で野宿することをエロジジイに言ってしまったのが失敗。

片言の英語トークじゃ話しがワカラナイとか言われて、でも話しの流れから感じとったところによると、オススメの風俗があるから行こうぜ連れてってやるぜ朝までっていうような感じ。

完璧にぼったくられしかも飛行機に間に合わなくなるコースだと察し旅友に連絡するが繋がらない。

運転手は携帯電話を僕に渡してきて電話に出ろって言うから電話に出たら、完璧エロジジイつうかジャッキーチェンの映画に出てくるサモハンキンポーのような香港マフィアのような男が片言の日本語で誘ってくる。

「お兄さんどこ行くの?」「空港ですけど」「今飛行機飛んでないよ」「空港で寝ます」「女の子の店紹介するよ」てなんかよくわからんこと延々と言われムカついたから電話を切った。

タクシーから出ようとしたけど走行中でしかもスピード速いし運転粗いしで出るにも出られない。

心中だいぶ半泣きでこのまま終わってしまうのか風俗連れて行かれて変なことしなくても変なことされてエイズやらタイ病に感染してしまうのか色々考えてしまう。

と言ってもネガティブシンキングになってても仕方ないから、とにかく空港にしか行かないとか金欠とか散々言いまくってたら諦めてくれて、高速道路に乗ってくれて、ふて腐れてんのか知らんけど160キロのスピードで30分走行するわ、車線変更しまくるわ、時々ブレーキ踏むわで、身体が酒で心が涙で満タンの僕は即車酔いでゲロ寸前。

そうこうしてたら空港に着き、300バーツ払おうとしたら500バーツ札しかなくて、でも釣りなんていらないから今スグ帰れ的に500バーツを渡したら、最高の笑顔をかましてきやがった。

結局のとこ金か女がほしかっただけか?バカヤロー!!!









そんなこんなで空港に到着して飛行機とか台風とか調べたり。

てか空港のベンチが数日前のことなのに凄く懐かしく感じたり落ち着けたり。

ベンチに横になりiPod聴きながらハットで顔を隠し昼寝?夜寝?うたた寝?した。









1時間くらいして起きたら飛行機の時間が変更してて朝5時が朝7時(日本時間9時)になってた。

帰路は入国のときとは違って上手に出国手続きできたと思う。

ザ・ピザカンパニーの無料券もらったから朝からピザセットなんて食べてみたりして出発の時刻を待った。









出発時刻がきて、特に涙とかもなく、飛行機に搭乗し爆睡。

再び機内食を逃す。

爆睡しながら台風とか疲労蓄積とかで飛行機に酔い目を覚ます。

そんな感じで帰国。

日本の空気は汚いカモシレナイけどタイより食のニオイが抑えられてて好きなニオイであり懐かしいニオイであり嬉しいニオイだった。









僕を日本が歓迎してるかなんてワカラナイし誰も迎えになんか来てないけど、日本に着いたとき「ただいま」て言った。









ただいま。

ちーさんタイに行く~4日目~

2009-12-31 23:55:00 | 日記
20091007のお話し。









相変わらず目覚まし時計で確実に起きる僕と全く起きる気配がなく部屋からアラームだけ鳴りつづける旅友。

なので一人マック一人チーズバーガーと、ペプシ。

なんだかタイに来てペプシばっか飲んでる気がするっつうかペプシかアルコールのみ。

タイの飲み物は日本と比べてとにかく甘くてミロもファンタもオレンジジュースもリプトンの紅茶もセブンアップも日本のやつに砂糖何杯も入れてる感じ。

その中でペプシだけは日本に近いかな?でペプシばかり飲んでる始末。









一人ひとりしてたら旅友起きてきたんだけど寝坊ということで予定してた水上マーケットは中止。

正直、残念でした(苦笑。









そんな矢先に日本から一報二報三報。

「明日か明後日に台風が日本上陸するぞ!!!」て。

「帰れるかなぁ」て気持ち半分、「旅先(雲の上)で死ねたらそれはそれで最高」て気持ち半分、なんか無駄に笑えた。









今日は水上マーケットを断念して予定を組み直し、タイで1番都会なとこに行くことに決めた。

タイで都会て言ってもどうせ田舎だろ?みたいに思いながらトゥクトゥクに乗りバンコク中心街へ。

すると中心街には伊勢丹やら東急やらあって伊勢丹みたいな建物に入ったらきちんとしたスーツ着てる人がフツーにいて正直ビビった。

当たり前だけどカオサンの香りは全くしない。

麦藁帽子にグラサンに麻のサルエルにマックのドナルドとヒトラーがコラボしてるド派手な黄色いTシャツな僕は少々場違いかと思ったけどそこは大和魂でギュギュッとね。









タイに来てから時間を考えながら周遊してた感もあったから今日バンコクの中心街を拠点にゆっくりのんびり過ごすことにした。

とは言ってもひたすら歩く歩くのウォーキンパラダイスですけどね。









そんなわけでスタバでカフェる。

トイザらスでガチャる。

伊勢丹みたいなところでスーツを着たOLにアンケートを受けてくれないか的なこと聞かれたから「タイ人じゃなくて日本人ですけど」て言ったら素で驚かれた、つまり現地の人にタイ人に間違われた。

そんなこと笑い話にしながらオシャレ街を出て歩く。

ビビる地域も少しはずれると屋台とかたくさん。

屋台で腹ごしらえして歩く。

道を教えてもらおうとしてそこらへんにいた男性に聞いたら片言の英語で「あなたシンガポール人?中国人?」て聞き返されたけど。

ちなみに僕のことを日本人だと思って声をかけてくれたのはピンクなお店のオネエチャンだけだった。

そんなこともあったりしつつひたすら歩く。

路上でTシャツやパンツやお土産を買う。

目がない人や視力がない人やいろんな人が路上で品物を売っていた。

散々歩いて中心街に戻ると夜のマーケット屋台みたいのがやってて楽しくペプシ飲みながら屋台をつまむ。









夜、再びカオサンに戻る。

最後の晩餐は世界一のセブン前にて行われた。

屋台で飲んで食って話してタイ最後の宴を楽しんだ。

その後ちょっと高めなオイルマッサージに行き受付嬢見て興奮してマッサージをしてもらうことにしたがマッサージ担当の金太郎オバハン見て消沈。

でも肉体疲労がだいぶ蓄積されてたからタイで1番の肉体的癒しがそこにあった。









そして日付が変更する少し前にカオサン通りの入口にて、タクシーを呼び、旅友に別れを告げ、空港へ向かった。

ちーさんタイに行く~3日目~

2009-12-31 23:54:00 | 日記
20091006のお話し。









朝起きて朝イチでウンコしたらやはりオシリ痛い!!!昨日のカレーが効いたなこりゃ。

つうか7時半に宿を出発するつもりがアラームを間違えてしまってて日本時間でいうとこの7時半でありタイの朝5時半に準備万端というミステイクをしてしまった、、、、なので再入眠。







再び定時に?起きてトゥクトゥクに乗りタイで1番大きい駅であるプア…なんとかかんとかっていう駅へ。

前日にも来てて今日のための電車を色々と調べてたんだけどさ、タイのツーリスト(旅行会社)はマジでぼったくりだね。

自分のとこのツアーに誘うためにタイの交通状況を知らない僕らを騙して「あなたたちが行こうとしてる方面の電車は全て運休してるからウチのツアーのバスを使った方がいい」とか言ってくるんだもんなぁ。

怪しく感じた僕らは検討するって言ってとりあえず保留していったん店を出て駅員に聞いたらフツーに動いてたよ。

確かに大事故があって数週間運休する路線があったけどそれは目的地と真逆の路線だっからね。









そんな騙されそうなこともありつつも格安つうか日本でいうとこの鈍行である3等列車でガタンゴトンストップガタンゴトンストップガタンゴトンストップて感じ揺られたり止まったりしながら2~3時間かけてバンコクからアユタヤへ。

電車に乗ってる間ズット電車のドアがオープンしてたっつうかドアがなかったよーな…。

一つ一つ驚いてしまう。









アユタヤに着いて思ったけど、首都から離れると風景が田舎だなぁ~って強く思ったしニオイや人の格好も全然違ってた。

昨日に引き続き船乗って川を渡り、とーってもインチキ臭そうなトゥクトゥクの運転手と交渉し、安いのかどうか知らないけどいけどツーリストより安い価格で「アユタヤ観光byトゥクトゥク」てのを交渉成立。

まーぢでインチキ臭いオヤジだったけど結果的にナイスJOBなオヤジ。

アユタヤで有名な場所6ヶ所くらい連れてってくれたし、途中で「お腹空いただろ?」とか言ってグッドプレイスな御飯屋さんを紹介してくれてそこがまた安くて美味くて最高だった。

しっかも生まれて初めて(全てが生まれ初めてだけどさ)象に乗ったんだ。

1匹の象の上に象使いのお兄さんと僕と旅友が乗って路上歩いてたら途中で象使いのお兄さんが象から降りたときはビビったわ。

スゲェ体験させてもらいましたわ。









そんなこんなでアッという間に夕方になり再び電車乗ってバンコクに戻り今夜もカオサン。

んでもカオサンストリートから少しはずれた通りへ。

タイ式マッサージを堪能して世界一盛り上がってるセブンイレブン前へ。

祭りでもないのに毎晩セブンイレブン前が盛り上がっててセブンイレブンで飲み物買って屋台で食べ物買って屋台前にある椅子で飯をがっつく。









ほろ酔いになり明日のTシャツやお土産用Tシャツを買って宿へ戻り、ばたんきゅー。

ちーさんタイに行く~2日目(後編)~

2009-12-31 23:53:00 | 日記
前編の続きの後編のお話し。









外国では当たり前の光景なのかな?タイの街々は犬がフツーに放し飼いで歩道でゴロリンチョしてて僕としてはビツクリでビビリでそんな感じ。

タイは屋台的家屋がフツーにあって楽しいんだけどニオイ敏感少年隊(タイ)の僕としてはニオイがFOREVERなとこに少々困りん子。

歩いてたらちょいとお洒落なのに安いお食事屋さんがあったから入って本場のタイカリーを食したら本気で辛くて頭がパニパニででも負けじと唐辛子が丸々5本入ってたからそれも丸5完食したら更にガラガラヘビつうか辛辛ヘビ。

あうあうああああ辛かったっ。

ランチでタイの辛さ(カラさ)とその辛さ(ツラさ)を味わい汗水鼻水ダラダラ垂らしながら更に歩くことに。









口がヒリヒリするとかぼやきつつも力強く歩いて歩いて歩きまくってバンコクの王宮周辺へ。

前々から見てみたかった足の裏がデッカイてか体を横にしてるタイ版大仏様ワットポーを見に行きたくて、でもどこが王宮なのかワットポーなのか全部似たり寄ったりぽくて見えてペプシとチキンバーで軽く脳内シャッフルして近くにいた運転手みたいな警備員みたいな人にお尋ねモード。

するとハーパン姿を注意された。

確かに王宮に入るにはハーパンとか肌が見える服装は一切禁止て聞いてたけどワットポーも?場所聞いてんのに笑ってるだけで教えてくんない?

無駄に熱くなりっつうかホットになるタイの王宮前でパンツ1丁になり公開着替え決行!!!日本の恥!!!行く人来る人からの視線が笑えた!!!今いくよくるよもいたかもよ?視線が笑えるってゆうか僕自身の行動が苦く笑えた!!!









そんな感じで王宮周辺を探索してその後に船場的なとこに行きボートのような船のような遊覧船のような物に乗って川を越えた。

ちなみにその乗り物は岸から岸まで3バーツ(8円)で行けちゃう。

再びワットポーみたいのを見たり、知識が全くなくて、なんかよくわからんけど全てが国宝に見えた。

てか、日本の観光地の駅とかによくある顔の部分だけ切り抜いてあってそこに自分の顔を入れて記念写真撮るような看板?には参った。

タイにもそれがあって記念写真を撮った瞬間に木陰からババアが参上してきて看板の右隅を指差してきたから何かと思って見たら「40バーツ」て・・・アリエナイし。









そんなこんなで海外つうか差別してるように聞こえるかもしれないけど決して裕福な暮らしをしていない地域での人々の小さなぼったくりに軽く腹立たしさを覚えながら、再び船に乗ったりトゥクトゥクに乗ったりしカオサンにリターン。

時刻はもう夜7時頃で空は暗くなっており、するとカオサンはカオサンはカオサン通りは、てんやわんや。

オープンカフェみたいなオープンアルコールみたいな店やパクリもんTシャツ販売や歌唄い少女やらとにかく賑わっててスゴイのなんの。









んでも我慢してトゥクトゥクに乗り前々からスゲェ行きたかったムエタイ観戦へGO。

到着すると試合は始まってて少年の試合から始まり青年の試合、成人の試合、チャンピオンの試合て順になってて、小さな子供から大の大人まで凄く鍛えられた肉体の本気のぶつかり合いはマジ凄まじかった。

つうか客席は僕ら以外ほぼ賭けてる人達ばかりで決して良質な場所ではなくちょいと怖かったな。

旅友は途中で爆睡してたけどね。









んでカオサンに戻りディナー。

ディナーの前に明日着る用のTシャツとズボンを購入。

ルンルン気分でコンビニで酒買って屋台でオカズ買ってオープンカフェ(アルコール)の店で陣取ってたらフツーに怒られましたとさ。

それ以上に驚いたことはタイではビニール袋に氷とドリンクが入っててそこにストローさして飲むってゆうカップ無しの飲み方や、バケツにビールが入っててそこにストローさして飲んだり、国と国の文化の違いに驚きましたとさ。









そーんな感じで酔いつつも意識を残して宿に戻りオヤスミナサイ。