隙がない

本当に互角といえるんだろうか。
ライバルなんていえるんだろうか。

WBC韓国戦。
こんなにも投手戦になるとは予想してなかった。
というか、何、ここ韓国？完全アウェイ。
そのなかで渡辺俊介はよく投げたと思う。
イ・スンヨプの時は冷や冷やしたけれど
要所での安定感は抜群だった。

今日の勝敗分けたのは打線の不発と不用意なミス。

２回の攻撃。
里崎のライト前で岩村のホームタッチアウト。
アウトも痛かったけれど
岩村が怪我で退場したのが響いた。

そしてなんといっても８回表。
イチローがライトファールフライを取れなかったところから
なんか雲行きが怪しかった。
杉内はホークスファンとしても頑張ってほしかったのに
フォアボールを出す。ここで出すなんて。
そして極めつけは今江のプレー。
センター前に飛んだ打球。金城からサードに帰ってくる。
タイミングは明らかにアウト。
私なんて、何でこのランナー三塁に行くんだろ。アウトなのに。
とか思ってたもんな。
しかし、今江が取った打球はランナーの体に挟まれ
不運にも地面に落ちていた。
今江が抗議するもんだから、また誤審かと思いきや、
VTRで見ると明らかにボールが落ちてるよ…
あなたなんてことを。
こうなれば、もう流れなんて止められない。
藤川出したって一緒さ。
案の定キレイな打球が伸びてった。
２点タイムリー。
韓国の隙のない試合展開。

点を取られたほうが負ける気がしてた。今日の試合。

最終回は大塚が抑えるも
流れは韓国に傾いたままのような気がしてならない。

９回裏。
なんと西岡がホームラン。
あーもったいない。ソロアーチ。
松中が出て、青木が代走。
きっとホームに帰ってきてくれると思ったのに。
多村の大ファールはもったいなかった。

というわけで
２－１の惜敗。
必死さで韓国が勝っていた。
選手使い切らないと。みんなで勝ちに行かないと。
だから勝てないんだよ。