Hiroshi Mukaide(向出博)Time Traveler

なぜ 宝くじは 当選金額を下げて 当選者を増やさないのだろう 格差を助長する宝くじなんて 真っ平だ

宝くじは、なぜ、1等の当選金額を、異常なほど高額にするのか、不思議だ。

なぜ、当選金額を下げて、当選者を増やさないのだろう。

こんなことを言うと、「1等・前後賞合わせて10億円くらいでないと、宝くじの醍醐味がない」と、ご批判を受けるかもしれない。

宝くじのことを考えていたら、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を思い出した。

蜘蛛の糸は、釈迦が、地獄から「カンダタ」一人だけを、極楽へ救い出そうとする話。

ところが、釈迦が下ろした蜘蛛の糸に、たくさんの人間がつかまったために、カンダタもろとも、糸は切れてしまう。

まさに、宝くじの当選者のようなカンダタだったが、糸が切れて、地獄へ、真っ逆さま。

巷では、宝くじの当選者の多くが、金に溺れて、地獄へ堕ちると言う都市伝説がある。

「蜘蛛の糸」が、描いた極楽は、現世で善行を施した人間が行くところ。
それに引き換え、現代の極楽は、金と権力の亡者ばかり。

宝くじの当選者が、仲間入りするには、打って付けかもしれない。

格差を助長する「宝くじ」なんて、真っ平だ。






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コメント一覧

camper
すみません、宝くじって一定額で購入して、それを不平等に分配するのが目的なのではないのでしょうか??
格差を助長する宝くじがお嫌い???
では、\300で購入して、手数料等を差し引いて、一か月後の¥200を平等に返す「非宝平等くじ」を望まれているのでしょうか??
何を望まれているのか私には全く分からないです。
具体的にどのようなものをご所望なのでしょうか??
ご教示いただけたら幸いです
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