Hiroshi Mukaide(向出博)Time Traveler

ゼロ金利で 国の年金財政は悪化 企業もゼロ金利で 資金運用ができなくなって 負担が増える一方の 退職金や企業年金を廃止 それなのに マインドだけは富裕層の日本人 円安なのに利上げが大嫌い 不思議な国だ

 
最近の日本人は、利上げが、大嫌いらしい。
だから、これだけ円安になっても、利上げを求める人がいない。
不思議なことだ。
 
どうも、高学歴な組織人ほど、自分は凄いという高揚感で、政府の高官や経営者にでもなったようなマインドになってしまうようだ。
 
しかし、よく考えれば、彼ら彼女らだって、ただのサラリーマン。
日々、労働を売って、その対価で生きている、その日暮らしの、労働者。
 
金で金を稼ぐ資本家や投資家のような、不労所得で生きられる富裕層ではない。
 
資本家や投資家にとって、ゼロ金利は、資金調達コストが抑えられ、最高だろう。
 
しかし、労働者にとっては、せいぜい借金が、し易くなるくらい。
 
よく考えて欲しい。
一般庶民にとって、ゼロ金利なんて、貧困化政策に過ぎないということを。
 
ゼロ金利のせいで、間違いなく、国の年金財政は悪化している。
 
企業だって、ゼロ金利で、資金運用ができなくなったせいで、持ち出しが増える一方の退職金や企業年金を廃止している。
 
労働者だって、ゼロ金利で、資金運用ができなくなったせいで、不労所得は激減している。
 
それでも、マインドだけは富裕層の気高い日本人は、ゼロ金利政策で、この国や企業が、復活してくれれば、満足なのかもしれない。
素晴らしい国民ばかりだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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