森の中の恍惚

野山が笛を吹いている

トネリコ

2016年12月14日 | はなや 
Fraxinus japonica

モクセイ科 トネリコ属
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お友達に「トネリコ」を勧められた。世界樹、生命の樹ともされている「トネリコ」。この一本で世界の秩序が守られるのならお安いものだ。暖かくなったら移してあげよう‥‥。
トネリコ(戸練子)
モクセイ科の落葉高木で、別名サトトネリコ、タモ、タモノキ。名はこの木に付くカイガラムシが分泌する蝋をトネリと言い、それが訛化したものと言う。本州中部以北の湿気のある土地に自生する。田の畦に列植して稲架にする地方もある。昔、お経を筆写する時、この木の皮を煮てニカワのように煉ったものを使ったので"共練濃"になったとも言う。材は硬く強靭で、割裂容易で、建築、家具に利用される。幹や枝の皮を秦皮と言い、神経痛、リユウマチ、赤痢に使ったという。
(Resource:「樹木にまつわる物語」浅井治海・著)


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