森の中の恍惚

野山が笛を吹いている

深谷市 荒川聖天宮

2019年12月10日 | 1/7,726 

深谷市(旧花園町)の誇る北関東最大級の大型生活雑貨店「B.B.Boo HANAZONO」さんの北東、荒川の聖天さまと親しまれる『聖天宮』がある。


仁王門こそありませんが、「妻沼聖天山(めぬましょうでんざん)」に似た本堂ですね。


二股大根もあります。

荒川聖天堂

 その昔、荒川村鎮守大明神社の近くに聖天祠があり、霊験あらたかで、境内に入っても祟りがあると言われるほどでした。為に祠が荒れた果てたのを見た寿楽院住職尊恕師が、檀徒篤志家を説得して、寺の南方に聖天祠を造営し、明治16年に川端から奉遷しました。
 その後、高橋尊肝師の篤い奉仕と相まって信徒も増加し、月例護摩祈祷祈祷に参拝する者は踵を接するほどでした。4月17日の縁日には恒例の地芝居等が永く催されました。
(Resource:「埼玉のお寺」埼玉県仏教会)


境内には慶応3年(1867)建立の松尾芭蕉の句碑 『川上と この川下や 月の友』 とあります。聖天堂からのお月見というのもまたそれはそれで........。


境内の北東は「不動明王」さまが、御守りしています。


南向きの聖天宮、裏の道を隔てたすぐ北は「寿楽院」の参道入口となります。
高野山真言宗寿楽院

 寿楽院は大字荒川字寺脇にあり、荒沢山不動寺と号して、針賀谷村弘光寺末で新義真言宗高野山直属の寺院です。
 本尊は不動明王、創建の時代を詳にすることはできないが、当村には三仏堂や三薬師などの外、鎌倉から室町にかけての寺院遺跡と考えられる、宝篋印塔、墓石、板碑など刻印の明らかな川端の出土遺物をとうして、当時寺の存在を推定できるものがあります。
 寿楽院の開基阿闍梨の名は伝えられても年代事蹟等は不明です。

(Resource:「埼玉のお寺」埼玉県仏教会)

:ここです→ Google マップ

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