2015-21
ピリピ人への手紙 4章4-7節
A.喜びの精神
「いつも主にあって喜びなさい。もう一度言います。喜びなさい。」(4:4)。
1.喜べない環境、事情ばかりに目を奪われないのが喜びの秘訣。
2.クリスチャンの憲法と呼ばれる 4:6-9 の精神を喜びの源泉。
3.与える喜びを経験する教会になること。
B.感謝の精神
「私のことを心配してくれるあなたがたの心が、今ついによみがえって来たことを、私は主にあって非常に喜んでいます。あなたがたは心にかけてはいたのですが、機会がなかったのです。」(4:10-17)。
1.使徒パウロの宣教のために献金をするピリピ教会への感謝の気持ち(4:10-17)。
2.与える側の好意/善意を当然に思わない。もったいないと考える態度が必要。
3.最大の感謝の意は「私の神が、キリスト.イエスにあるご自身の栄光の富をもって、あなたがたの必要のすべてを満たしてくださいます」(4:19)のことばに尽きる。
C.謙遜の精神
「何事でも自己中心や虚栄からすることなく、へりくだって、互いに人を自分よりもすぐれた者と思いなさい。」(2:3)。
1.教会の不一致と分裂は各自のプライドが最大の原因。
2.それを最も喜ぶのはサタンであることを明確に知ること。
3.キリストの謙虚の精神が謙虚の最大の動機。
D.
「私の主であるキリスト・イエスを知っていることのすばらしさのゆえに、いっさいのことを損と思っています。私はキリストのためにすべてのものを捨てて、それらをちりあくたと思っています。」(3:8)。
1.ピリピの教会が与える教会になったのは新しい価値観による。
2.使徒パウロは、かってに地位と名声などを「ちりあくた」と思わせた理由。
3.今日のキリスト教伝道が主のためにフルタイムで働くために今までの職業、地位、収入などを
「犠牲」「棒に振る」と考えないのは新しい価値観があってこそ可能である。