今回、どうして私が急性胆のう炎になって、あと一歩遅れていたら、
命に関わっていたかも知れないと医者から言われる状況になったのかを
書いていきたいと思いますが、それには私の日常の過ごし方が
大きく影響したと思いますので、プロローグとして、手短にご紹介いたします。
プロローグ
私は自己紹介にも書いている通り、団塊世代の74歳です。
沖縄県の農家で、子沢山の長女として育ち、小学生の時からよく手伝いをし、
中学生の頃には弟妹の朝食や、家事全般を熟して育ちました。
と、言うのも母は早朝に農連市場に行って野菜を売り、私が主婦であったからです。
高校を出て本土に就職しました。
結婚して、子どもができてと時が流れましても、ずっと外に出て働いていました。
まあ、それなりに個人的理由はありますが、その一番は働くことが好きだったんだろうと思います。
50代半ばで介護の世界に入りました。
3ヶ月間の研修を受けてヘルパー2級の資格を取り、ホームヘルパーになりました。
ヘルパーをしながら、技術を高めたいと研修などを受け、
その流れで介護福祉士の試験を受けたら合格しました。
勤めていた会社都合でサービス提供責任者になりました。
サービス提供責任者とはヘルパーを束ねて、利用者さんの担当を決め、
緊急事態でヘルパーが休みの時には代わりに入ると仕事でいう大変ではあるけど、
遣り甲斐があり、多分、私の性に一番合っていたかと思います。
ケアマネが足りないので、資格取得に挑戦するようにという会社方針に従い、
台所でご飯を作りながら勉強し、受験したら受かってしまい、私は67歳でケアマネージャーになりました。
普通に考えると引退していく年齢です。
台所で勉強というと頑張ったように見えるかもしれませんが、
机に向かって座って勉強すると5分もしないうちに眠くなり、致し方なく取った方法でした。
「お母さんは年齢が上がって行く度に、忙しくなっていくのね。
でもさ、その歳で“忙しい”という愚痴が言えるなんて幸せかもよ。
働きたくても働く場所がないというのが当たり前の年齢なんだから。」
と、娘は言いました。そうかも知れません。
“身体は重いが身は軽い。”
自分で掲げているキャッチフレーズですが、兎に角
動いていることが好きなんです。
さて、話を戻します。
5年間ケアマネージャーをして、最後の2年間は市の介護認定調査員をし、
今年の3月、その調査員を辞めて、20年間の介護の仕事を卒業いたしました。
(その2に続く)
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さて、退院してからも、吐き少し少し残っており、食欲は低空飛行です。
痩せたい私にとっては嬉しいことでもありますが、
やぱり美味しいものが食べたいです。
「食べたいものある?」と娘が聞くので、一つはお寿司で
これはもういただきました。
もう一つ、
随分、前のことだけど、吉祥寺の味噌専門店がお店の片側で味噌料理もやっていて、
これがほんとに美味しかった。
「あのロールキャベツが食べたいなあ。
こってり味噌がついているけど、優しいコクがあるのよ。
作ってみたこともあるけど上手くいかなかったのよね。」
と言いました。
娘が作ってみてくれました。
何と、ちょっとした、たまたまの娘の作業が成功して
私の記憶にある美味しいルールキャベツを作ることができました。
上から、別に作った味噌だれを掛けています。
とろとろロールキャベツ味噌煮(8個分)
材料
キャベツ 16枚
豚挽肉 200㌘
玉ねぎ 小1個
サラダ油 少々
パン粉 一掴み程度
牛乳 パン粉が浸る程度
塩こしょう 少々
作り方
①玉ねぎはみじん切りにし、フライパンに油を引いて炒め、冷ましておく。
パン粉は牛乳で湿らせておく。
キャベツの葉は茹でておく。(ゆで汁は捨てない。)
②キャベツを冷水に取り、水気を切る。芯の部分はそぎ落とし、刻んで挽肉に混ぜる。
③挽肉ををボールに入れ、刻んだ芯、玉ねぎ、パン粉を混ぜ、粘りが出るまで混ぜる。
④8等分して丸め、2枚重ねのキャベツに置いて丸めていく。
(2枚重ねがポイント)
⑤①のゆで汁に並べ、落とし蓋をして煮ていく。
*味は味噌味。娘はここで余った余った牛乳を加えた。
これがポイントだった。私が覚えていた味
カンペキ
お出でいただきありがとうございます。