今年もまた、「冷蔵庫の日」がやってきます。これまで私は有機物(腐った)の多い、受水槽水道水については自動製氷機に使うには好くない、カビが生えやすくなる。器具にカビが入り込みカビとの戦いが始まることを書き続けてきたのですがその事実はテレビや新聞で取り上げることは皆無です。
先週もTBSの昼番組「ピンポン(6月6日金曜日)」で室内のカビについて取り上げていましたが番組制作者のやる気のなさか意図的に深く切り込まないのか冷蔵庫内の掃除方法も「月並みな掃除法」に終始し視聴者を納得させる番組ではないと思います。そのあと(6月9日)日経のBPnetに「家庭用冷蔵庫の細菌染、野菜室が最悪」という記事http://www.nikkeibp.co.jp/news/flash/574100.html があったので興味をもって読んだのですが確かに汚れていて細菌の巣窟と化しているのはリサイクルで引き取った冷蔵庫の中を覘けば生ごみ臭が鼻に突きささり、私の使用しているATP測定器で決められた方法でふき取るとRLU値が10の6乗と汚れていることが判ります。
この記事で汚染された冷蔵庫の細菌については詳しく語られているのですが真菌(カビ)については何も触れられていないのです。冷蔵庫の中で給水タンクに水(ミネラルウォーターや浄水器の水・直結水道水)を入れたらどうなるか?くどいようですがこの記事は深く突っ込んだことは書かれていないのが残念です。カビの浮遊する胞子が冷蔵庫の風路に入り循環し壁面や庫内の食品に降り注ぐことは確実で低温でも増殖する細菌と真菌が存在し給水タンク内や活性炭使用の「ろ過材」に入り込むのです。記事では最後にアルコールでの清掃が書かれていますが確かによい方法なのですが食品工場のように朝と晩に毎日掃除するには無理があります。
私はオーニット社製の「冷蔵庫用オゾン発生器」と銀イオン入りの「ろ過材」を組み合わせて使用してからすでに3年半ほど経ちますがオゾンのおかげで中食や野菜も傷み方が減ったのと何よりもウイスキーに入れる氷の味がよくなったことと、目くじらを立てて掃除をしないストレスに解消されたことです。 つづく
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