このところ
ずいぶん昔のことを思う
母が高齢になり
これから先が
それほど長くはないだろうと
思えることもあり
ともに苦労した時代を
毎日のように思い出す
あの頃は頑張ったなぁ
ほんとに苦しかった・・・
苦しみに終わりが見えなかった
母の明るさに救われ
母の頑張りに救われた
その母も年々年をとり
あの頃の元気さも半減し
気力も体力も衰えている
その様子をみるにつけ
かつての辛く苦しかった日々が
思い出される
懐しさとは異なる・・・
よく頑張ってここまで来た
遠くない先の消え行く灯りを
ぼんやり、感慨深げに
眺めている自分
・