無人くん

歩道を走る時には、歩行者に気をつかいます。
しかし、そんな心配がない所もあります。
写真の通りです。

歩行者どころか、車もたまにしか通らない。
通るのは、風と私。

誰もいない歩道は、大好物です。
安全に、ゆっくりお散歩ができちゃいます。
失礼ながら、ロード・バイクやマウンテン・バイクでは
この歩道にミス・マッチかと思われます。

この道、はじめて通ったんですね。
どこへ行くのかと、テレテレゆっくり走ってました。
そしたら、自宅へ向かっておったのであります。
ラッキー。

前を見るとはなしに、ボーっとペダルを漕ぐ。
歩くぐらいのスピードにしたり、ちょっとダッシュしたり。

ひょっとすると、私の影が子供のそれになっていたかも知れません。
すっかり無くしたとばかり思ってた「あれ」です。
まだ「あれ」が体内にございました。

薄汚れた世間の垢が、ポロリポロリと歩道へ落ちていきます。
落ちては消え、そしてまた落ちる。

体重は軽くなっておりませんが、心は軽くなっております。
頭は、昔から軽かったので変化はございません。

愉しや、ミニベロであります。