昼食のため、社外へ出た。
下を向いて歩く。
路肩に、可愛い花が咲いていた。
誰も気がつかないと思うが、私はちゃんと見ている。
排気ガスを吹きかけられ、歩く人から砂をかけられる場所。
そんな場所に、花は咲いていた。
誰にも認められていないが、こつこつと歩く人がいる。
人の目に、つくことはない。
それでも、懸命に歩く。
必ず見ている人がいる。
本人が気づかなくても、ちゃんと見ている人がいる。
いつか、正しい評価を受ける。
認められるのだ。
下を向いて歩こう。
小さな花が、そこにある。
見過ごされるくらいの、小さな花がそこに咲いている。
それに気がつくと、花が笑顔をかえしてくれる。
「見てくれて、ありがとう」と。
ひとりでも認めてくれる人がいる。
歩き続ける勇気となる。
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