上書きが始まった

かかった時間は、おんなじ。
だけど、短く感じる。
きっと、脳内で作られるファイルの上書きが始まったからだ。

撮影したことがない所で、写真を撮った。
新しいファイルが作成されればと、考えたから。
自転車を停め、数回シャッターを押した。

愉しいファイルは上書きされるのに、そうでないファイルはそのまま。
なぜだろう。
棘のように心のある部分へ突き刺さり、痛みを放つ。
こいつこそ、上書きされてしまえばイイのに。

負の記憶は迷惑なのだが、それなにり意味があるのかも知れない。
そう言えば友人が、適度なストレスは創造意欲を生むと話してくれた。
なるほど、アリかも。

オイラの脳味噌の総記憶容量って、どんだけだろう。
計れたら、目安になるんだけどな。
上書きされるタイミングの。

「外部記憶装置」のブログへ書き残しておく。
いまんとこ、これが一番確実だからさ。