枝は無い。 かろうじて、立っているようにも見える。 そんな木。 朝日が照らす木が、赤く見えた。 まるで、血がかよっているように感じた。 しっかりと生きているように。 最後の最後まで、あきらめてはいけない。 そんな言葉を、この木が語ったように感じた。 その通りだと思った。 ひとつでも偉大な命。 無限の可能性を秘めている。 自由自在に生きていける。 あきらめてはいけない。 どんな時でも。 散歩の途中に出会った木に、教えて頂いた。