濃い灰色の雲が唸り声をあげながら空を覆っておりました。
予報どおり、いつ雨粒が落ちてきてもおかしくない感じだったのです。
でも、走りたい気持ちは抑えられませんでした。
神社へ続く裏道のアスファルトはボコボコ。
例のカーボンホイールだったら、ソロリソロリと歩を進めなきゃならないルートです。
しかし、モトの「700X27C」をつけたアルミホイールですので無頓着にペダルを回せました。
その乗り味はランドナーっぽいから楽なんですよね。
タイムトライアル用の「リアクト4000」なのに・・・。
ポトッ ポトッ。
境内で写真を撮っていたら雨粒ではなくギンナンが落ちてきました。
たまたま手にそれがヒットしたんですが、思った以上に痛かったですよ。
どんどんアタリが暗くなってきたので、家を目指して一目散に。
気温が秋そのものになって肌寒い中、できる限り速度を上げたのでした。
「餅入り巾着煮」。
「おでん」に入っていると箸が勝手に動いてしまいます。
ギンナンが具材として選ばれているヤツだと、更にバクバク食べまくります。
いよいよ、そんな季節になったのだと、撮った写真を見ながらヨダレをたらしている
カメなのでありました。
