冷たい風の”平手打ち”を受けながらの散歩となる。
頬が、ピキピキと痺れる。
手袋をしていても、指先がジンジンする。
カキ氷を食べたように、頭がキンキンしている。
とにかく寒い。
ふと足元を見ると、白くなった草が目に入る。
霜がおりたのだ。
冷たい霜に、押さえ込まれているように見える。
ただ、じっと我慢しているように。
しかし、日が昇ればその熱で融ける。
緑が力を取り戻すのだ。
どんな状況になろうと、それが持続するものではない。
必ず変化する。
じっとしているだけではダメだ。
例え動けなくても、周囲を注意深く観察していよう。
変化を見逃さないために。
追い詰められたような状況でも、出口はある。
冷たい思いに覆われても、それはちゃんと融けるのだ。
ちゃんと融けるから、心配はいらない。
自分さえ、見失わなければ大丈夫なのだ。
耐える力。
人間にもある。
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