山城跡へ行こうと道を選んだ。 すると、そこに廃校があったのである。 可愛らしい建屋である。 グラウンドやプールも、微笑ましいサイズであった。 廃校を見ると、懐かしい想いが生まれる。 このような素敵な所で、学んだこともないのに。 立ち去る時、宝物を見つけた高揚感があったのである。