遊行カメ日記

はらり、はらり

出社して、パソコンの電源を入れた。
いつものように、メールのチェック。
そこで、驚いた。

日付は、昨日のものであった、
ドタバタしていて、見忘れていたのだ。
しまった!!と、思わず口にした。

お世話になった先輩から、定年退職の挨拶がしたためてあった。
温厚で、皆に好かれていた方である。
ニコニコした顔を見ると、思わず安心してしまう人だった。

「はらり、はらり」。
先輩達が、去って行く。
オイラを置いて。
その寂しさといったら、ない。

若い頃、絶えず上司と喧嘩をしていた。
いつ会社を辞めようかと、カッカしながら考えていた。
その度に周囲の先輩方が、オイラを食事に連れて行ってくれたのである。
箸を口に運びながら、オイラと話をしてくれた。
店を出る頃には、また明日から頑張るぞと思ったものである。
お陰で、現在に至っている。

順番である。
しかし、寂しい。

コメント一覧

カメの館長
弾む声
coffee 様へ

実は、先輩に電話をしました。
すると、弾む声が聞こえたのです。
きっと、再出発に気持ちが高揚していたのでしょうね。

体験しなければ、分からない。
そんな気持ちなのでしょう。
coffee
節目は飾れ
記憶に残る先輩こそ

より辛く寂しいもんだ

それは自分の立場から感じるもの

相手の立場に立ってみよう

その時を辛く寂しいものとは感じていない

再出発のお祝いなのだ。

その時を経た人にははっきり見えるのです。
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