なんじゃ、そりゃ

テレビが悩ましいのは、お墨付きをもらっているから信じられると想ってしまうことである。


定年後、趣味がなくて地域に「とけこめない」人がいる。
そして、それが問題になっている。
「なんじゃ、そりゃ」。

趣味がなくても、本人がそれでよければオーケーではないか。
いらぬ、世話である。
地域に、「とけこめない」。
関わりあって面倒だと迷惑だと感じるくらいならば、疎遠でもケッコウではないか。

群れは、ただの群れ。
自分が誰だかも分からない、周囲の事象に反応し動くだけ。
そんな個が、単に集まっているだけではないか。
とけこむ。
アホらしい、なにを仰いますやら。

先ずは、自分を知ること感じること。
どんな事があろうと、決して見捨てたりしない本当の自分を。
また、天の導きを頂戴していることも。

道に迷った人がどれだけ集まろうと、何処へも辿り着けない。
ただ、彷徨うだけである。
まっ、群れで行ったり来たりするから、無意味な安心感はあるだろうが。


しかし、よくもあんな番組を堂々とやるものだ。
あんまりアホらしいから、スイッチを切ってしまった。