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コロナ感染の脅威【気になるNEWS特番】②2021-8-11

気になるNEWS特番② コロナ感染の脅威

コロナ自粛が緩む今願う「大事な人守る行動を」 父みとれなかった女性
2021/6/13 6:00 (2021/6/15 16:32 更新)

あなたの特命取材班、小林 稔子
 新型コロナウイルス感染で、九州最多の488人(11日時点)が亡くなった福岡県では3度目の緊急事態宣言下も、人出の減りはにぶい。できる限りの感染対策をしていたにもかかわらず、今年2月にコロナで実の父親(享年71)を亡くした県内に住む女性(37)は訴える。「大事な人を守るための行動を取ってほしい。そうしないと、悔やんでも悔やみきれなくなる」。
 女性は実の両親とともに6人家族で暮らしていた。もともと休日はみな家で過ごすことが多く、女性は看護師であるため、人との接触を避ける生活を続けていた。しかし、今年1月、家族全員が次々とコロナに感染。間質性肺炎の持病がある父親は県内の大学病院に入院し、同時期に感染した夫(42)と母親(65)はホテル療養となった。
 約1週間後に夫と母親が療養を終えたが、今度は女性と長男(8)、次男(6)が感染し、女性はホテル療養、子どもたちは自宅療養をした。離れ離れになってもビデオ通話でつながる日々。大丈夫、乗り越えられる-。そう思っていた。病室のベッドで安静にしていた父親も画面越しでは元気そうだった。
 しかし、約3週間の入院を経て2月上旬に一時退院した父親は別人のようにげっそりとしていた。自宅では1メートル歩くごとに息切れし、うずくまった。3日後に再入院。医師からはコロナで肺炎を起こしていると伝えられた。コロナは治まり入院の長期化は持病が原因と思っていた家族にとっては信じられない言葉だった。「最悪のことを覚悟してください」。そう告げられた。
 再入院した1週間後の電話。シューシューと、酸素吸入器の音が大きく漏れ聞こえるなかでの会話。「もうきつい。切るよ」。たったの10秒間、それが父親との最後の会話となった。
 その夜、大学病院のナースセンター。駆けつけた家族が父親の病室に取り付けられたカメラの映像を見つめる。酸素マスクを付けて横たわった父親。互いに音声は聞こえない。病室に入った看護師がカメラを指さす。父親はこちらを見つめ、悔しそうに拳でベッドを殴るようなしぐさをした。それが生前に見た最後の姿となった。
 ようやく会えた父親は納体袋に2重に包まれ、ひつぎの中だった。暗がりで顔ははっきり見えなかった。「何があっても一人でいかせるつもりはなかったのに。さみしい思いをさせたままだった」。納体袋を通し顔を見られたのはたったの5分。家族と別れた後、父親は葬儀車の中で一晩を過ごした。とても寒い夜だった。
 勤めていた自動車学校では厳しかった父親。61歳で幼稚園のバスの運転手になってからは「すごく優しくなった」。保育士や園児から慕われ、お別れ式には家族の想定を大きく上回る100人以上が参列した。
 看護師として大勢をみとってきた女性。その自分が父親をみとれなかったことの悔しさで胸がいっぱいになった。一時退院したときに撮影した家族写真。何年後かに「こんな大変なこともあったよね」と、笑い合うために撮ったはずなのに。
 納骨の予定はしばらくない。最期に寄り添えられなかった分、もう少し一緒に過ごしたい。 (小林稔子)

患者女性「死の覚悟」東京重症者が過去最多
8/11(水) 0:23配信Nippon News Network(NNN)
「身近に感染した人がいない。もしかしたら(自分は)感染しないんじゃないかという思いがありました」 病室でこう語るのは、新型コロナウイルスに感染し、現在入院中の埼玉県の女性(55)。 「いざ自分が感染してみて、死を覚悟するような病気だということも実感しました」 女性は先月30日、職場の同僚の感染が確認されたため、翌日に検査を受けたところ、今月1日に感染が判明。発熱や関節の痛みなどの症状がありましたが、保健所の判断で、しばらく自宅療養が続いていました。入院できたのは感染確認から1週間がたった8日のことでした。 血液中の酸素飽和度が91%まで下がったため、保健所に連絡。病院で中等症と診断されたということです。 「すぐに入院できなかったときの気持ちとしては、『もう私はこのまま死ぬのかもしれない』という死を覚悟しました。もし、(入院できずに)自宅療養のままだったら、今こうやって話していることは、まだできなかったかもしれないです」 すぐに入院できないワケ、それはいま全国的に起きている感染拡大です。 10日、都内の新規感染者は2612人。1週間前(3日)と、きのう(9日)を、それぞれを下回りましたが、その一方で、重症者は176人で、過去最多となりました。 また、感染力の強いデルタ株の感染が確認された人は3364人で、過去最多でした。 8日連続で、1万人を超えた全国の新規感染者数。また、9日時点の全国の重症者は1230人で、8日から40人増加しました。  ◇ 千葉県内で中等症患者の対応にあたる国際医療福祉大学成田病院。ホテル療養中に症状が悪化した患者が運ばれてきましたが、重症化し、人工呼吸器での管理が必要になったため、5日ほどで、さらに別の病院に移されたということです。副院長の津島健司氏は警鐘を鳴らします。 「きのうなんて断っている。夜中のうちに5件きました。でもわれわれとれません。覚悟が必要ですよ。僕らのところに来たらなんとかできるけど、僕らのところに来ない前は、なんともできないので、自分で自分の命をもうちょっと考えないと危ないなと」 (8月10日放送『news zero』より)

ワクチン2回接種後に感染 福岡市で70人
2021/08/11 09:06(KBC九州朝日放送)
ワクチンを2回接種した後に新型コロナウイルスに感染した人が、福岡市で今月6日までに70人いたことが明らかになりました。

福岡市によりますと、6月30日から今月6日にかけ、ワクチンを2回接種後、免疫がつくとされる2週間が経過した人で、新型コロナウイルスに感染した人は70人だったということです。この期間、福岡市の新規陽性者は4179人で、2回接種した人の割合は1.7%でした。年代の構成などは明らかにされておらず、重症化した人は10日時点でいませんでした。

厚生労働省はワクチンを2回接種した場合でも100%の発症予防効果が得られるわけではなく、有効率はファイザー製で95%、モデルナ製で94%だとしています。

また、アメリカCDC=疾病対策センターは、インドで確認されたデルタ株の場合、ワクチンを接種した人もほかの人に感染させる可能性があると指摘しています。


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