まず、大島に渡り「今治市村上水軍博物館」。
南北朝から戦国時代、瀬戸内海を支配し、
戦国武将の影の力となった村上水軍の資料が展示されている。

3階の舟形の建物のデッキから、
本屋大賞「村上海賊の娘」の舞台となった能島が見える。
本を読んだせいか「潮の流れに守られていた」島の様子が、
納得出来た気持ちがした。

特に予定を立てない旅でしたが、
有名な「大山祇(おおやまづみ)神社」に参拝する事にして、
大島から伯方島を経て、大三島に渡る。
道の駅から、島を横断する道を通って、大山祇神社。
坂の多いこの道も、自転車が通れるよう整備され、
どこもかしこも自転車で行けるしまなみ海道は、
サイクリングの聖地なのかもしれない。

全国に約一万社あまりの分社を持ち、日本総鎮守と呼ばれている
神社には、平日にもかかわらず、多くの参拝者で賑わっていた。

樹齢約2600年の楠の神木の前で、記念撮影をする人が多かった。
なかなか重みのあるお社、広い境内で、感動。

道の駅「多々羅しまなみ公園」でミカンを買って松江に帰る。
この道の駅には、レンタル電動自転車の台数が多く、
「次回借りるなら、ここにしよう」と思ったほどでした。