小鳥と猫とわたし

保護ねこグループさんから我が家にやってきた2匹のネコ、音楽、鳥や植物、本、毎日のあれこれを綴りたいと思います。

かもめ食堂風?シナモンロール

2017-03-22 19:09:02 | 手しごと

シナモンロール、一焼き分。

アメリカ風のまるいのじゃなくて、
大好きな「かもめ食堂」風。


窓辺がポカポカしているので、発酵がよく進みました。


週末の発表に向けての準備やら、
今年度の物の仕分と収納、
新年度の物をPC入力とセットして、とやる事が次々ある私の横で…

「おはよう〜」と、お早くない時間に起きてきては、もうそれはそれはのんびりと1日を過ごす、完全まったり春休みモードの息子。
おいおい、若者!
もっとやる事あるんじゃないの?



そんなわけで…気分転換のパン焼きです。


赤ちゃんみたいに柔らかい生地。
オーブンから段々に漂うシナモンの香り。

サックサクの焼きたてのロール。

幸せ〜

焼き上がりを待ち構えていた息子
「ヤバい!これすごい美味しい!」

……





1㎡あたり5050万円

2017-03-21 19:42:37 | つれづれ

ネーミングに惹かれて購入した酢昆布ならぬ、酢ひじき。
誰が考えたんだろう。
美味でした。


ところで…
地価が上昇しているらしい。

銀座一等地では、1㎡あたり5050万円だそうです。


そんなニュースを息子と1m×2mのソファに座りつつ見てまして、
「おお、ソファのスペース、ここが銀座なら1億100万⁈」
と驚愕する母。


すかさず息子
「キッチンのゴミ箱置いてる床が1500万とか、すごくない⁈」


会話の規模がちっちゃくて、笑っちゃいます



大英自然史博物館

2017-03-20 21:54:04 | つれづれ
半年以上お休みしていた歌のレッスン、4月からの再開しようと思ってます。

コンスタントにレッスンを受けている娘は、やはり上達している。
羨ましい…。
やはり、継続は力なりですね。

男子の変声期はよく知られてますが、女の子にもあります。

最近、声が少し変わってきた気がする…。
声の切り替えの位置も早くなってきた。

しかも、なんだか歌う声の感じが私と似ている。
これは先生にも以前言われた事です。

親子って不思議ですね。



ところで、これ、毎週木曜日に届くこども新聞のおまけ






大英自然博物館展、土曜日から始まりました。始祖鳥の化石、見に行きたいです。


プッチーニ作曲トスカより「妙なる調和」

2017-03-19 19:50:26 | つれづれ

この間、子供と小林一茶カルタをしてまして、この一句が出てきました。


「大仏の 鼻から出たる つばめかな」

これを見た瞬間、
「あっ!」
と、最近見たある物との妙なる調和に気づいてしまったのです。


そのある物とは…


これ…





不謹慎にあたりましたら、ごめんなさい。

でも、思わず脳裏に浮かんでしまったのです。


ちなみに、これは鉛筆削り。


つばめは入れません。

入れるのは鉛筆のみです。

パリ3区の遺産相続人"My Old Lady"

2017-03-18 13:48:41 | 本・映画

長年断絶していた父が亡くなり、パリの高級アパルトマンを相続したマティアスは、アル中リカバリー中なうえ、借金だらけ。

マレー地区のこの物件を売却し、人生を仕切り直そうと考えてニューヨークからやって来たのに、アパルトマンは「ヴィアジェ」"en viager"(終身年金つき)不動産。


「ヴィアジェ」は、初めに少しの頭金を売主に払い、売主が生きている限り毎月定額を払い続けるシステムだそう。


しかも、売主(マティルダ)はその不動産に死ぬまで住む権利がある。

売主が早く亡くなった場合は、買主は少ない投資で物件を手に入れる事ができますが、長生きした場合は多額の投資になるわけです。


すごい賭けですよね。

それぞれに秘めた思いや傷を抱えている、マティアス、マティルダ、マティルダの娘クロエ、そしてマティアスの亡き父母を巡るこの映画。

その内容はさておき…
このヴィアジェというシステムについて、「人の命を賭けにするなんて」と揶揄するマティアスに対する不動産屋ルフェーブルのセリフがとても印象に残りました。




「これは運命の賭けなんですよ。
売主がすぐに死んだなら、それは引き継ぐのが運命。そうならない場合は、売主が生きるのをサポートする運命というわけです」
"It’s a game of destiny: if the seller dies quickly then it’s your destiny to replace them. If not, then it’s your destiny to pay to help them live."



同じ状況も、これを自分の運命だという見方で受け入れると、気持ちも生き方も大きな差が出てくるよね、と思いました。

マティアスはケヴィン・クライン、
マティルダはマギー・スミス



クロエは「イングリッシュ・ペイシェント」「サラの鍵」のクリスティン・スコット・トーマス



石畳のマレーの街並み、セーヌ川、アパルトマンの内装や広い庭も楽しめる映画でした。