高田馬場1丁目から狭山市北入曽へのブログ

2017年8月1日に高田馬場1丁目から狭山市北入曽へ越しました。

拝啓 鳥越俊太郎様

2016-07-26 17:23:05 | とかくこの世は

拝啓 鳥越俊太郎様

 東京都知事選は自民党候補は票が割れて、断トツで貴殿が当選すると思っていたのが25日現在で小池、増田両候補を追いかけているといいます。

 いま、自民党に勝たせてはダメなんです。安倍政権から今日まで何もいいことはなかった。金持ちにとっては良いことづくめだったかもしれないけれど、99%の金持ち以外には福祉は削られ、生活は苦しくなる、子供たちの学ぶ環境も悪くなる一方で何もいいことがなく、ますます追い込まれているのが実情です。先の参議院選挙に続いてまた自民党に勝たせてしまったら真っ暗闇です。若者は未来への希望は閉ざされ、目先の生活に追われ、借金取りから逃げまわり、強盗をしてでも借金を返そうとする。それが強盗殺人などの凶悪犯罪につながっていきます。そんな凶悪犯を捕まえてみれば普通の若者であったり、気弱ないじめられっ子であったり、見るからに哀れをもよおすようなものたちです。一方、死にたいけど自分で死ねないから国に殺してもらおうと、大量殺人を犯してしまう。そんな社会は断ち切らなければいけません。だから自民党に勝たせてはダメなんです。

 鳥越さんの陣営は準備期間が少なかったせいもあるんだろうけど、自民党の二候補ほどには確固としたアピールが見えてきません。「NHKをぶっ壊す」というだけの候補者もいますが、インパクトはあります。元労働大臣は東京オリンピックを適正な予算立てをして元総理大臣の組織委会長を退陣させるといい、横田基地を返還させるとか、的を絞った訴えははっきりしていて、共感できるかどうかは別にしてもその言葉は脳裏に響いてきます。

 鳥越陣営は野党共闘にしては迫力が乏しい。クリーンさや真面目さを訴えるのはどこの陣営でもやっていることだから新味はありません。この際、思い切った訴えをすべきではないでしょうか。東京オリンピックの返上、築地市場移転の見直し、小中高学校の無料化など、今困っている人たちの言葉を代弁して実現させることが第一ではないでしょうか。自民党の二候補には絶対に負けないでください。節にお願いいたします。

 


今日このごろ

2016-07-13 11:03:56 | とかくこの世は

 選挙が終わった。終わってみれば自公の圧勝で国民は与党を支持したということになろうか。54.7%の投票率は戦後4番目に低かったということで、組織ぐるみの候補者が強い。自民党の政治のせの字も知らないタレント議員が軒並み当選して、真面目に政治を語り公約こを掲げたのが落選している。7月7日の七夕の日に品川駅まで三宅洋平の演説を聞きに行った。ほとんどがボランティアというがその熱気には圧倒された。三宅洋平の演説は誰もが納得するし、共感も得られる内容ばかりだった。その場にいた人たちは当選を確信していたはずだが、結局は9番目で落選。憲法改定に危機感を抱いて政党を立ち上げ自らも立候補した小林節も落選した。まともな議論やまともな意見が通らなくなってしまったかのようなニッポン。その大半の罪は、参議院選挙の報道を避けたマスコミにある。現政権になってからの劣化は著しい。サメの脳ミソどころではなく、全く思考を止めた知性のかけらもない者たちによって従事られている。

 近所の川には鴨が気持ちよさそうに羽根を休めていた。鴨たちにとって政治も経済も関係ないから年金の心配もない。心配なのは今日の餌とその餌が汚染されてないかだけだ。人間ほどには長生きしないから、汚染されたものを食べようがあまり気にしない。その鴨を食おうとする人間が蝕まれることになるから心配になる。空を飛び回り夜になったらねぐらに帰り、雛たちと今日のことを語り合う。のどかな生活を見るようだ。今度、生まれ変われるなら鴨がいいかもしれない。