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韓国のアリラン、日本に渡って五木の子守歌になる[05/28]

2011-05-28 14:20:28 | 韓国のニュース記事
1 名前: 蚯蚓φ ★ [sage] 投稿日: 2011/05/28(土) 14:13:04.60 ID:???

【ソウル=ニューシス】ユン・ソフィの音楽と旅行<50>
(前略)地震や津波など自然災害に絶えず気をもんで生きなければならない日本だからか?都節
(訳注:主に江戸時代の都会で行われた音楽の旋律または音階)音階がある日本の民謡は韓国
民謡に比べて露骨に悲しみを表わす。外部の侵入がなければ大きな心配がない韓国だとどうだ
ろう?私たちの民謡は悲しみを表わしても揺れる拍子に非常に楽しさや躍動性がある。民謡のこ
のような性格を見る時、韓国の情緒を「恨(ハン)」と言うのは適切な解説ではなかったかもしれない。

韓国民謡が半音がない五音音階であるのに比べて日本の都節音階は五音中に‘ミファ’と‘ソド’
の半音が続けて二つもあると二音階になった歌はしなやかながらもひどく哀調をおびることになる。
だが、日本の多様な民謡を見れば私たちの民謡と同様‘ソラドレミ’、‘ミソラドレ’の五音音階に震
えて折って揺さぶる発声法がさらに多い。

面白いことに韓国は湖南地域、慶尚道地域など各地域ごとに独特の個性を持つのに比べて船に
乗って全国を歩き回る日本では全国の民謡がほとんどそっくりだ。だから日本人に「君たちの国で
南や西や東や民謡の特徴は?」と訊ねれば「沖縄地方のように独特なところ除けば、全国の民謡
はよく似ていて日本には‘土理’(訳注:その土地固有のもの)という概念がない」と答える。代わり
にある地域で祝歌と呼ばれるものが他の地域では労働歌と呼ばれ、同じ旋律に歌詞が少しずつ
違う程度の差があって、あえて音楽的差をあげるなら有拍節である八木節グループの歌と無拍節
と呼ぶ江差追分グループの歌がある。

山口県の民謡と韓国の慶南地域の民謡を比較した時、その友人の話を実感した。素朴な日本民
謡の音調が韓国とあまりにも似ていて驚いたことがある。こういう姿に対するときは韓国民謡だけ
が折ったり震えて哀調をおびるというのは無意味な説明という気がする。なぜならば民謡のこうい
う性格は韓国だけでなく日本と中国、チベットなどアジアのどこでも見られるためだ。
(中略)
八木節と追分以外に代表的な日本の通俗民謡をあげるなら「五木の子守歌」と「サクラ サクラ」
がある。五木の子守歌は朝鮮遊民が歌ったアリランが日本化されたのだそうだ。(中略)「私が死
んだら道の端に埋めてください。通り過ぎる人が花を投げてくれるの」という歌詞で始まる五木の
子守歌の歌詞を見ればキム・ソウォルのチンダルレが連想される。そのメロディを聞いてみれば
韓国の民俗調アリランと似ているうえに拍節調が3拍子となじみやすい。

事情を聞けば壬辰倭乱の時、日本に連れてこられた遊民が故郷へ帰れずに森の中に隠れて暮ら
し故郷を描く歌を歌ったが、それが江戸時代末期から貧しい女性たちによって境遇を嘆き調子の
子守歌になったということだ。そうするうちに1945年、日本が戦争に敗れた後NHKラジオを通じて
五木の子守歌が頻繁に放送されて全国的に広まった。この歌の悲しい音調や歌詞が当時の日本
の人々の情緒とよく合致したのだ。
(後略)

作曲家・音楽人類学博士

ソース:ニューシス(韓国語) 韓国アリラン、日本に渡っていってイツキ子守歌なって
http://www.newsis.com/ar_detail/view.html?ar_id=NISX20110526_0008312864&cID=10604&pID=10600



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