寒冷低気圧が青森県付近を東進している。
日本の南部は本州南方沖から華南に卓越軸を持つ高気圧に覆われている。
一般的には西高東低の冬型気圧配置と見られやすいが、今日は温帯低気圧（気圧の谷）から移動性高気圧への移行型である。
シベリア高気圧の卓越とアリューシャン（カムチャツカ）低気圧の発達による西高東低型が本来の冬型気圧配置であるため。
高気圧や低気圧を気圧配置型として分類する際、原則4hPaごとの実線で囲う気圧系があるかどうかで判断している。
破線（2hPaごと）は分類の2次的判断材料に用いている。
今日は弱い冬型と移動性高気圧＋寒冷低気圧の中間型とした。