今季は珍しい縦じまの冬型気圧配置となった。
それでも日本海側の平野部には雪が積もらない…
それほど、今冬は寒気の南下が弱い。
閉塞を経て寒冷渦になりつつある低気圧は三陸沖を北上し続けている。
三陸沖低気圧はコース分類では「日本海岸低気圧」で、本州を横断すれば本州低気圧、本州の東海上に抜けると三陸沖低気圧または常磐沖低気圧としている。
今回は、あとわずかに北に位置すれば北海道低気圧（日本海沖低気圧が東へ進んだもの）であった。
珍しい「入」の字型の閉塞前線・温暖前線・寒冷前線を伴った低気圧が東進している。
山陰沖の副Lと2つ玉の低気圧。
北海道を移動性高気圧が通過している。
日本に影響しているのは南岸低気圧。
シベリア高気圧から分離した移動性高気圧が沿海州から北海道を目指している。