ここでは趾について話したいと思う。
みなさんは「趾」という漢字を読むことができるでしょうか?
「あしゆび」と読みます。
GKには止まる動くといった動作がある。その中でどれだけ素早く動けて、しっかり止まれるか。これは簡単そうでとても難しい動作である。
足には5本の指があることは誰もが知っていると思うが1本1本の役割を考えたことがある人は少ないんではないだろうか。
機能的に言えば小指と薬指は、この踵に掛かっている重さを前方に伝えるアクセルと言えるでだろう。
次に親指に注目したいと思う。
足の指の中で1番大きくて器用に動くので力があるようなイメージを持つ方が多いのではないだろうか。親指で体を支えたり地面を蹴って前進するイメージを持たれがちだが、実は逆で親指はブレーキ的な役割を担っている。
体を止めるのは親指、体を動かすのは小指。
これを意識してプレーしてほしい。
例えば、右から左にサイドステップをする場合には動き出す時は右足の小指。止まる時は右足の親指を意識してプレーする。
このことを実際に意識してプレーすると止まった時の体のブレがなくなり、まっすぐ立てる。そしてスムーズな動き出しを獲得できるのではないだろうか。
ぜひ実践してもらいたい。
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