雑学的好奇心に満ちたツーリングレポート

好奇心から調べたネタや、ルートやスポット・ランチを紹介します。
関わっているクラブの告知やツーレポも投稿します。

甲府盆地から釜無川沿い・清里・茅が岳周辺を周る「Hard&Gentle定例ツーリング」

2023-06-10 02:43:56 | ツーリング
2023年6月18日に実施したツーリングです。 

〇集合:中央道・境川パーキングエリア(下り) 9時 

中央道を甲府昭和ICで降りてアルプス通り(県道5号、県道39号)で西へ向かいます。
在野塚交差点を右折して、富士川街道(県道42号)を北上します。
飯野交差点を左折して飯野新田白根線(県道107号)を西へ向かいます。
新町交差点を右折して韮崎南アルプス中央線(県道12号)を北上します。
御勅使川を渡り、御勅使公園を過ぎて300mほど走ると珍しい路面標示
「あ!」が現れます

県の道路課道路維持担当によると、この標示は、平成27年11月に歩行者と普通自動車による死亡事故が発生したことを受け、県警察本部の要望で設置されたそうです。
『あ!』と気になる標示を設けたことで、道路標示の設置以降、人身事故は無くなったそうです。

県道602号~甲斐駒ヶ岳広域農道~県道614号と走り継いでいきます。

〇「尾白の森名水公園べるが」

山の森林に囲まれた公園。
キャビン、キャンプエリア、温泉、ガラス屋根のレストラン、バーベキュー場があります。
当日、えん堤で終日テレビ撮影が予定されているので、甲斐駒ヶ岳をバックに写真だけ撮ってUターンする予定です。
https://www.porta-y.jp/leisure_culture/8670

~県道614号

〇道の駅 はくしゅう
 トイレ休憩
~甲斐駒ヶ岳広域農道~インター白州ライン~

・インター白州ライン:1973年にサントリー白州蒸留所は開設されました。
その後工場見学が始まり、中央道やJR中央本線からのアクセス路確保が求められるようになったことから、当時の小淵沢町と白州町が連携してそれぞれの町道を1980年代後半に着工、1995年に開通しました。
そんな経緯があるので、通称「インター白州ライン」と呼ばれているようです。

〇小淵沢ループ(すずらん大橋)

小淵沢ループ橋は北杜市白州から小淵沢方面に向かう道に架かるループ橋です。
橋の中ほどには駐車スペースもあり、日向山や甲斐駒ヶ岳などの雄大な山岳風景を楽しむことができます!

~インター白州ライン~県道609号~

〇三分一湧水

江戸時代に湧き出す水を三等分した農業用水
三分一(さんぶいち)湧水は、6つの村、3地域に分けたことからこの名になったといわれて言います。
八ヶ岳南麓の山崩れにより、湧水地は押し流され、その都度修復がされてきました。
今の形は、昭和19年に完成したと言われています。
周辺は公園として整備されていて、公園横の「三分一湧水館」では、八ヶ岳南麓の湧水の仕組みや水質、歴史について紹介しています。
併設の「農産加工物直売所」には地元で採れたて野菜や加工品が所狭しと並び、「そば処三分一」では地元産そば粉から作った手打ちそばを食べることもできます。

県道609号~県道608号~清里ライン(国道141号)~

〇道の駅「南きよさと」

「道の駅南きよさと」は八ヶ岳の南麓、清里高原の入口です。
八ヶ岳の新鮮な野菜が揃う直売所やレストラン、BBQ施設やドッグラン施設なども併設されています。
施設内のケーブルカーを使い「花の森公園」まで行けば展望台や農業体験なども楽しめます。

お昼ご飯です🍚
☆レストランほたる
「花の森公園」へ行くリフトカー乗り場に隣接して食堂があります。
有名な清里カレーが数種類と丼ものに定食、蕎麦とうどん。
どちらかというとメニューは少なめな印象です。
デッキの上にある店内は眺めも良く、天井が高くて開放感があります。


☆南八ヶ岳 花の森公園
山梨県北杜市にある道の駅「南きよさと」に併設された公園
道の駅のリフトカーで「こいのぼり号」(往復400円)で山頂に登ると、そこに「花の森公園」が広がっています。
山頂とは思えない広さで、入場は無料です。
季節の花々を楽しめて、収穫体験や製作体験も出来ます。
道の駅よりも格段に涼しく爽やかな時間を過ごせます。


※第一解散場所:国道141号を韮崎方面へ南下すると須玉ICから中央道に乗れます。

~国道141号(北上)~クリスタルライン(県道605号)~箕輪須玉線(県道619号)~レインボーライン~増冨ラジウムライン(県道601号)~県道23号~茅が岳広域農道~県道101号~双葉SAスマートIC

〇双葉サービスエリア(上り)
休憩

※二次解散

~中央道~談合坂SAスマートIC

〇ぷらっとパーク談合坂
休憩
三次解散:ここで離脱される方はスマートICから降りずに「EXPASA談合坂」を利用するか、通過するとスムーズに帰宅できるかと思います。

~大月上野原線(県道30号)~甲州街道(国道20号)~新田松留線(県道506号)~四日市場上野原線(県道35号)~奥牧野相模湖線(県道517号)~藤野津久井線(県道518号)~同志みち(国道413号)~伊勢原津久井線(県道64号)~

〇道の駅「清川
 最終解散します。

※ツーリングプラン2023 首都圏 東名 中央道コースミニの利用を推奨します。
https://hayatabi.c-nexco.co.jp/drive/detail.html?id=142

スマートICを利用するので、ETC搭載車のみ、ご参加可能です。


~天空のポピーと寺坂棚田~梅雨入り前の秩父方面を走る!

2023-06-09 13:31:27 | ツーリング
自分の運営するクラブの2023年6月の定例ツーリングでした。
 
大雨で一日延期して4日に走ってきました。
当初の9台の参加予定でしたが、延期で3台が不参加となり6台の参加。

9時に圏央道外回り狭山パーキングエリアに集合。
鶴ヶ島JCTから関越道に入り、嵐山小川ICで降りました。

午前中はまず、道の駅「和紙の里・ひがしちちぶ」で、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような茅葺屋根の紙漉き家屋がある日本庭園の中庭を見学。

江戸時代後期に建てられた紙漉き家屋を移築・復原した建物で、土間に入り見学ができます。
この家屋は、細川紙・手漉き和紙関係用具収集の一環として村が譲り受けたものだそうで、埼玉県指定の有形民俗文化財として保存されています。


その後、最近では珍しくなった猿回しの芸をやっていたので見物。
居合わせた大勢の観光客が見物していました。

こちらは東秩父村マスコットキャラクターの「わしのちゃん」
続いて、この日のメインスポットである「天空のポピー」を青空の下で楽しみました。
この日が今年の開催最終日。

皆野町と東秩父村にまたがる秩父高原牧場(彩の国ふれあい牧場)内にあり、標高約500メートルの高原4ヘクタールに、約1,200万本の真っ赤なポピーが咲き誇る様は壮観です。
ピークを過ぎていましたが、それでも見ごたえ十分。
数年前からメンバーさんたちに紹介したいと思っていたので、皆さんに喜んでもらって自分も嬉しかったです。



品種はシャーレーポピー(ヒナゲシ)。
赤いポピーの花言葉は、「慰め」「感謝」「喜び」

お昼は、釣り堀に併設された「銀鱗亭」で食事。
県道から下るのを躊躇するほどの急坂の先にある「銀鱗亭」
注文を受けてから生け簀のヤマメをすくってきて調理してくれるシステムで「渓流定食」メニューでヤマメのから揚げや天婦羅、蕎麦などを味わいました。
写真のヤマメは、写真を撮る前にうっかり食べてしまい(^_^;)

こちらは食べる前のヤマメ
初めて食べた「渓流の女王」ヤマメはこの上なく美味しく、山の幸の天婦羅や関東一の蕎麦の産地である秩父の蕎麦も美味で、印象に残る食事になりました。

ちなみに併設されている釣り堀で釣ったヤマメやイワナは、銀鱗亭で調理してくれます。


午後は、定峰峠を越えるワインディングを楽しみ、昭和の香りが漂う「定峰峠茶屋」で、しばし休憩。
人気アニメ頭文字(イニシャル)Dでは埼玉北西エリア連合チームのホームコースとして登場しています。

山を下り、埼玉県最大の「寺坂棚田」を見学しました。

背後に武甲山がそびえる寺坂棚田。
秩父盆地の南にそびえる地域のシンボルで、日本二百名山の一座です。
その姿は石灰岩の採掘で大きく変わってしまいましたが、秩父の名山であることに変わりはありません。
採掘は山頂にまでおよび、明治期の測量では1336mあった標高は現在、最高点1304m、三角点1295mにまで削られているそうです。

寺坂棚田は四季折々、日本ならではの田園風景が広がる埼玉県最大級の棚田だそうです。
現在は、全体面積約5.2haのうち約4haの水田(約250枚)が復活しているのだとか。
夏は約600個のかがり火が点灯するイベントが行われ、都会では味わうことができない一夜限りの幻想空間が広がります。
また秋には、あぜ道に植栽された約200万球の彼岸花が開花して訪れる人の目を和ませてくれるそうです。

棚田は、田植えが途中まで進んだ水面が美しく見える状態、棚田の畔をキジがエサを探して歩いていました。

その後、正丸トンネルの手前で名栗の山中を山伏峠を越えて快走し、名栗で評判の古民家カフェ「フクフクガーデン」でティータイムを楽しみました。

センスあふれる下名栗の古民家カフェ。
2019年に下名栗にオープンし、景色を楽しみながらプレートランチやケーキがいただけるお店です。
気持ちの良いガーデンテラス席でティータイムを満喫。


一見純和風の建物ですが、中へ一歩入ると木の優しさをベースに、カラフルでワクワクするようなカフェ空間が広がっていました。
以下は「はんのーと」という飯能や近隣を紹介するメディアからの抜粋ですが、
「店主の福田幸恵さんは元スタイリスト。
モダンなお店の内装も納得です。
この古民家を見つけたとき「景色もいいし、お店にしよう!」と思ったそうです。
店名のフクフクガーデンは、福田さんのニックネーム「ふくちゃん」から。
飯能市内にある自由の森学園にお子さん3人が通われていた縁もあり、2年かけてセルフリノベーション。
お店の改装には、多才な学園の卒業生たちも手伝いに来てくれたそうです。
お料理やケーキはすべて手づくり。
メニューのひとつ「鶏ハムプレート」の鶏ハムは、子育て中に無添加でつくってきたという愛情たっぷりの一品です。
ふんわりと温かい笑顔が素敵な福田さん。「家に遊びに来てくれたお友だちをおもてなしするような、お子さんも気楽に来れる場所を目指しています」と教えてくれました。」



カフェの隣の車庫内には赤いシトロエンの2CV6。
アニメ・ルパン三世「カリオストロの城」でクラリスが乗っていた車ですね。

その後は小沢峠で都県境を越え、梅ケ谷峠からから日の出インターに出て、インター手前のセブンで17時過ぎに解散。
好天にも恵まれ、盛りだくさんの立ち寄りスポットを効率よく回ることができました。