京都市右京区京北町 京北賀茂神社

京北町は実は京都市右京区。ずいぶん範囲が広いのです。
いわゆる紅葉で有名な「高雄」を抜けていきます。
途中の高雄は流石に紅葉がきれいでした。気分も高まります。
京北町へは僕の仕事場からでも小一時間、正確には50分で到着するぐらい近いのです。

ただしやはり郊外、そして北部、かなり寒いですね。この日は雨もしとしと降ってきました。
まったく人はいません。周辺の村にも人影は見当たりません。本当に静かなところです。
空気もキレイで、鳥のさえずり、川のせせらぎ、木々が揺れる音、そんな感じです。

神社へは鳥獣を避けるためにフェンスが有りますが、これは開けたら閉めるそんな感じで入れます。鳥獣さえ入れなければよいのです。
こちらもまた、人が死んでいそうな青木ヶ原の樹海のような雰囲気ですね。ほんと静かです。

あんまりこんなことを言いますと変な人に思われそうですが、非常にスピリチュアルな印象を受けますね。
心が無になって、いらないものがすべて洗い流されそうな感じでしたね。
欲とは無縁の場所ですね。

神妙な心持で参道の階段を昇って行きます。
何も考えが出ないような感じで登っていましたね。無でしたね。

杉の並木が静かに揺れて、何とも言えない良い雰囲気でして、すがすがしい。
徐々に近づいていくわけですが、なぜか鳥居の前では頭を下げてしまいました。
なんか心汚い僕が入るのが申し訳ないような感じです。

本殿は立派な建物ではなく、小さな祠が有るぐらいです。質素です。
一応お参りはして、頭は下げましたが願いを思い浮かべるのではなく、ただ頭を下げたぐらいでしたね。
なんか、そんなことは何も思い浮かばない境地ですね。

この辺りは京都1周トレイルの最終地点ぐらいですね。
まだまだ未開の京都が有ると思うとウキウキします。

理由は旅行から/密にならないスポット訪問②

僕は旅行へはよく出かけます。
そうしますと、旅行用グッズが増えてくるのです。
旅行用はコンパクトで便利で機能性が高い。
服も靴もそのようなものが多いです。
初めはユニクロなどを利用して、使い捨て感覚で現地に捨ててきましたが、そうなると無くなるまでに初めは日数分の沢山の衣料を持っていかなくてはいけません。帰りは軽くなるのですが大変です。
底で便利が良いのがアウトドアブランドの衣料です。
コンパクトにまとまり、洗っても速乾性が高く翌日には必ず着用出来ますので、必要枚数が少なくて済むのです。
前置きは長くなりましたが、そんなことでハイキング、トレッキングの道具がそろっていますので始めることにしました。

先ずは深草から。
僕はちょっと変えて、一度走破すれば次へ移るかもしれませんが、同じコースを3回ほど行こうと思います。
それも、丸1日かけるのではなく、2時間ほどで終わるぐらいで1回の走行を終わろうと軽い感じです。
夏と違って、汗をかいてもすぐさめて、熊も猪も蜂も出なさそうなので。

紙一重/密にならないスポット訪問①

そろそろ始めようかと思っている「京都一周トレイル」

その下見にスタート地点に近い神社へ行ってきました。

この神社は有名と言うよりも、朽ち果てた神社です。良い言い方をするならば「幽玄」な雰囲気を醸し出し、ヒーリング効果の高い「マイナスイオン」をふんだんに出しているようなところ

場所は伏見区の深草です。

そんな山奥と言うよりは人が多く住む住宅地の中にある山です。

そう思うと京都は田舎なので、住宅地からちょっと離れれば里山ですね。

気温は低くはなかったです、むしろ高いぐらい。そのせいか気温が上がり、乾燥して木々が収縮する「ミシミシ」と言う音がして、それが人の気配に感じて気味が悪かったですね。

当然のように誰もいません、だから余計に気味が悪い。

ただ科学で実証されないものは信じない僕、生き物が出てこない限りは大丈夫です。
スズメバチや熊の方が怖い。

ここまで行くと手入れはしないのかな～なんて考えていました。

でも神社の作りの灯篭や鳥居には貴腐をされた方の名前が載っているのですよね。

さすがに鳥居が腐って倒れているさまや、狛犬の頭が落ちている姿にはぞっとしましたね。

本殿みたいなところも、風化している。ここまで手を入れないのも大したもんです

最後にトレイルで通過するであろう低い低い里山の深草ではありますが山頂で伏見区の景色を。
ま～でも、気味が悪いから、すぐに帰りました。