私は小学生でしたが、災害についての知識も危機感もなく、日本が沈没するという予言説もピンと来なかった。子どもってある意味幸せ。
しかし、日本は常に地震や台風のリスクが大きく、周囲を海に囲まれている島国なので、壊滅的な災害を負った時、手も足も出ない事が予想されます。
この映画は、小松左京のSF小説をじっくり練り上げた作品で、作り物ながらリアリティにも満ちています。
もう半世紀前の作品ながら、画像もきれいですし、俳優陣が揃って豪華。中には亡くなった人も多いですが、仮面ライダーで人気沸騰中だった藤岡弘を起用している事も功を成しました。いしだあゆみも美しい。
しかし、昔の俳優さんって、台詞が何か棒読み的で時々聞き取りづらい。
日本が沈没する前に国民を脱出させるよう、世界各国首脳に頼みに出かけたり、
人命救助を主にと減災させるための工夫も感じられました。
で、オーストラリアの首都ってキャンベラだったのかと、この映画で認識しました。
シドニーだと思い込んでた💦無知ですね。
キャンベラに嘆願に出かけた政治家の英語も教科書読んでるみたいで笑えました。
いざと言う時、何ができるか?
自然の脅威に対して人は無力です。