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合言葉はヒュッゲ

映画 男はつらいよ 7 奮闘編 

※今日の昼ごはん。溶けるカマンベールチーズを乗せたじゃがいもとウインナーの鉄板焼き。チーズがたまらなく食べたくて。

昨日放送の「男はつらいよ 第7作 奮闘篇」は、昭和46年4月公開作品です。

マドンナは榊原るみ。くりくりした大きな瞳がかわいいですね。軽度知的障害者の役で、故郷青森から集団就職し紡績工場で働くも辛くて逃げ出した挙句、水商売に身を転じるのですが、それも苦痛で故郷に帰るにもお金がない。そんな花子を助ける寅さん、とらやで働くようになり、無邪気に寅さんになつく花子をかわいく思う寅さんの過保護っぷりが楽しいです。

本気で花子との結婚を考える寅さんでしたが、花子を心配して迎えに来た恩師とすんなり帰ってしまう。
その恩師役を田中邦衛が演じています。
40歳の頃らしく、口を尖らせた独特の口調で熱い演技。小学校教員役がよく似合います。
子ども達の体操服がトレパンで笑えました。私世代の小学生あるある。

黙って去ってしまった花子が恋しく傷心し、やけになる寅さんでしたが、青森まで花子の様子を見に行きます。多動の寅さんを止める術はありませんね。花子は、恩師のいる地元小学校で用務員として働き、幸せに過ごしていて安心。ストーカーだったらこうはいかないね。やっぱ寅さんは懐が大きい。

障害児の就労について、山田洋次監督はこの当時から考える事があったのかな。
この作品が山田監督の「学校Ⅱ」に繋がっているように思えます。

寅さんの母きくが泊まっていた帝国ホテル宿泊費が五千円〜一万円くらいじゃないかととらやで話題になっていた事、博士とさくらのアパート代が一万五千円だと話す場面とか、50年ほど前の物価にへえ〜!と声が出てしまいました。

寅さんと花子がラーメンを80円で食べてたな。今では一杯500円でも安い時代ですけどねえ。

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