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るるの日記

なんでも書きます

石川県の珍しい食べ物・ドジョウとナマズ料理

2021-09-13 13:38:37 | 日記
川からは
ナマズ
ドジョウ
たん貝
などがとれる

★ドジョウ汁
夏はドジョウをよくとる
二日ほどかけて泥を吐かせ、ザルにあげておく。鍋に湯を沸騰させ、ドジョウを入れ、すぐ蓋をする。もう一度沸騰したら、味噌で味つける
細かく刻んだネギをはなして食べる

★ナマズの味噌漬
5月中旬以降
川は子どもたちの遊び場
なまずが産卵期を迎えるため川の浅瀬に上がり、産卵場所をさがす。川で遊んでいるとすぐつかまえることができる。家に持ち帰ると親が料理してくれる。なまずを二枚に開き、一寸五分に切り、味噌漬にする
これを焼いて食べる

石川県の珍しい食べ物・飼っている鶏を料理する

2021-09-13 13:26:00 | 日記
鶏は常時10羽ずつ飼っている
卵は病気見舞品にしたり
魚などと物々交換したり
換金したりする

★蒸し焼き卵
子どもが「おなかすいた」とねだると、ばあばが蒸し焼き卵をつくっておやつにしてくれる
古新聞を水でベッタリ濡らして、卵を幾重にも包み、いろりの灰に30分ほど埋めておくと蒸し焼き卵ができる。香ばしいゆで卵風味

★鶏肉のおつゆ
鶏の肉は料理してよく食べる
前日につぶして、途中まで料理しておく〈毛抜きと解体〉
当日は肉を細かく刻んで、ゴボウを入れたおつゆにする。味付けは醤油

★鶏骨のおつゆ
鶏の骨は、なたで粉々になるまで叩いて、すり鉢でよく刷り、小さな団子にする。この団子とゴボウでおつゆにする。だしが出て美味しい

能登で獲れる海草と料理法

2021-09-13 12:58:08 | 日記
冬から夏
海岸の岩や、海中の藻の先に
さまざまな海草が生える
荒波に打ち上げられるものも多い

★冬
岩のり
ハバ
ギバザ(ホンダワラ)
カジメ
あおさ

★春
ワカメ
もずく
くろも
海そうめん

★夏
ながも(つるも)
てんぐさ
えご

〈料理〉
■ハバ
※岩場でとったハバは、熱湯をサッと通し水切りをし、なんば味噌にあえる
※竹のハサミ串にハバをはさんで、巻いて、竹の先に大根の輪切りをさして、味噌や焼き
※味噌汁、粕汁は手っ取り早くできるのでよくつくる

■カジメ
生カジメを刻んで、茹で、真水で洗い、乾かして貯蔵
使うつど湯で戻し、魚の煮汁で煮つけたり、油揚げと煮込んだり、ゴマ味噌であえたり、いろいろに料理して食べる

■ギバザ
生のギバザは、水洗いし砂を落とし、茎から葉をおとし、熱湯でサッと茹でる
すり鉢で味噌、砂糖、なんばを合わせてすり、ギバザをあえる
(このまま食べる時は一寸くらいにギバザを切っておく)
あえたものを竹のハサミ串ではさみ、遠火で乾かす。ポリポリになって香ばしい
お茶うけ、酒の肴に



■てんぐさ
夏に海辺でよくとれる
水で何回もさらしゴミを取り除いて天日乾燥させて保存

こころてん(ところてん)にする時は、乾燥てんぐさを水でもどし、てんぐさがうっすらとかぶる程度に水を入れて火にかけ、しゃもじで混ぜながらよく煮とかす
火からおろすとき、一杯の酢を入れると溶けやすくなる。熱いうちに布袋でこし、もち折(浅い木箱)に入れて固める
固まったら【突き出し器】で細く突き出し、しょうが醤油か酢醤油で食べる



能登外浦で獲れる貝類・密魚禁止の看板がある場所もあります

2021-09-13 11:07:09 | 日記
■アワビ
夏は潜ってとる
冬は先にアワビ返しの金具をつけた竿で、アワビを裏返して、ヤスで突き上げる。アワビは高級品でほとんど売ってしまう

■サザエ
潜ってとる
半日で2~30個くらいはとれる
子どもは親に朝市で売ってもらい小遣いにする

■え貝
夏とれる
岸からだいぶ離れたところの海底の岩場にいるため、船を漕いで行き潜ってとる

■くろくち
海岸の岩場にくっついている

■てんぐのつめ
海中の岩場にくっついている
手のような形
船でとりにいく
また、とりに行きたくなる程美味しい貝