2020年ミリオンウイングス 未公開展示会

今年はコロナ禍により展示会が中止となりましたが、折角　課題作品を完成させたメンバーもいるのと、来年も引き続き同じテーマを継続したくなく、来年は新しい課題に移りたいと言う 役員・数人のメンバーから意見により見学者なしの展示会　何時もの月例会のスペシャル版となりました。
会場も展示会のために借りていたサロンで半日程度で行われました。
今回は、ブログ上の展示会となりますので、ご了承願います。

まずはクラブテーマの「動物の名前のついた機体」より






展示会実行委員会のアイデアと力作テーマの看板



クラブの中でアイデア作りの一番メンバーの作品です。

まずは機体に動物が描かれている旅客機
Airbus　A380　（Emirates　Air”united for wildlife”）Revell　1/144





コメント：本年展示会テーマである「動物」をモチーフにしたキットです。
違法動物取引の撲滅と野生生物保護を目指す国際プロジェクトで、エミレーツ航空がスポンサーとなりラッピング機を就航中。
苦労した点は兎に角白に光沢塗装です。
面積が大きくエアブラシで塗っている間に乾燥面と濡れ面が同時に発生、乾燥しかかった面に塗料がかかるとドライブラシ上になり絶句。
脚部の難解な構成や、デカールも窓部が成形穴と合わずカットし繋ぎながら貼るなどレベルらしい素材です。

次はジオラマの作品
Messerschmitt　Me262A（Kommando Nowotny)　Dragon　1/48
North American　P-51D　Mustang　Tamiya　1/48





コメント：爆撃機隊B24の護衛で、米第364戦闘機群所属です。
迎撃のMe262群と戦闘状態となりジェット戦闘機隊長であるノボトニー機によって撃墜された場面を再現しました。
古いモデルですが合いも良く優れたキットです。
機体の塗装はシルバージュラルミンベースを上手く再現させるためガイアのミラークロームを塗布、磨き後他の塗装を上塗り、デカールを貼りましたが、仕上げのクリアーは0.18mmエアブラシを使用しシルバー部分を避けながら時間をかけて仕上げました。
モーターを内蔵させ雰囲気を出しました。
それにしても爆発シーンは難しい！！


コメント：撃墜数258機のすこあーを記録したエースパイロット　ヴァルテル・ノヴォトニー少佐の搭乗機です。
若くしてMe109・Fw190で戦績を残し初のジェット戦闘機隊長に抜擢された。
情景は最後の戦闘となった1944年11月8日　B24撃墜後258機目となるP-51を仕留めた瞬間です。
直後に片肺となり失速したMe262は他のP-51により背後から被弾し墜落、23歳の生涯を閉じました。
キットはドラゴンらしい欠点だらけですがノヴォトニー機特有の迷彩を出来るだけ忠実に再現しました。

スーパーマリン ウォーラス


今回はここまで、まだまだ続く未公開展示会・・・・・・今暫く！