マイナス4℃~7℃ 雪/くもり (今日一日、日中の移動中は一度も水分を摂取しなかった・・・・・)
LeonのホテルQuindozで朝起きたら、、辺り一面、深い雪景色になっていて、度肝を抜かれてしまった!
昨日なんて、“雪”だなんて・・・・・それの片鱗も感じさせなかったというのに、街があまりに突然に変貌してしまった様子に、、唖然として、一瞬、今後の予定をためらってしまったくらいやった・・・・・・(・_・;)
一度、早朝5時に起きて何気なく外を見たときに、、、外の景色がエライ白いんで驚いたが、、『目の錯覚やろう・・・・・』と思って、、再び眠り、、7時に起きたときに、まぎれもなく雪景色であることを確認して、ビックリした・・・・・・・・(;'∀')
カラリと晴れた、青空広がる毎日だったのが・・・・・突然に・・一夜明けりゃあコレやもんな・・・・マジで参るわ!! F××K!F××K!F××K!
ただ・・・・
天気予報では、、今日からはずっと晴れ間が見られず、グッと冷え込んで、、毎日雨/みぞれが続く、、、というのは確かにあったので、、、、それが的中してしまった、、、ということなんやろうね。。
余りにも状況が変わりすぎて、、にわかには信じ難かったが・・・・・・・
【画像】ホテルQuindozで朝食を済ませるとチェックアウトして、巡礼路が通るパラドール(サン・マルコス修道院)に行くと・・・・この通り!昨日の景色とまるで違ってるやん! 積雪15cmやって!!
ちなみに、、このホテルQuindozは朝食付き2泊で70€。便利な立地に加え、、暖房がとても効いていてあたたかく、、バスタブのお湯もしっかり熱かった。。
フロントの人はフレンドリーだったし、、、ナゼ、これほどに優れたホテルが、ネットではイマイチの評判だったんか、、判らんかった・・・・・・
よっぽど、ホテルを出て巡礼を続けるかどうか、、寝ぼけ眼で迷ってしまったが、、
正直、、ホテルを出たくなかったが、、今更、泣き言行って引き返すなんてことは出来ない。
後戻りなんて、ムリ!西へ西へ・・・・前進あるのみ!
これしきのことで、ひるんで尻尾巻いてる場合とちゃうやん!! とかく、通勤の人たちの流れに逆行するようにして、いざ西へ!
ということで、思い直して街を歩いた。。
馴れない雪の上を歩かねばならず、、とても早歩きなんてムリ。。転ばぬように足元に気を付けて、、、前方から狭い歩道の上をすれ違っていく、通勤のサラリーマンらにも注意しながら、、尚も雪が激しく降り続ける中を、、巡礼路沿いに、のっそのっそと歩き続けた。。
郊外で、、どうしても尿意を我慢できなくなり、、、、、
目についたバルに入って用を足したが、、、、カフェ・コン・レッチェくらいは頼まないかんな・・・・・と思っていたら・・・・・・
綺麗な女の店員さんが、菓子パンはどう?なんて言ってきて・・・・・・別に欲しくもないのに、思わず注文してしまったでござる・・・・・
間もなく、、小さな工場が散在するエリアを通り抜けて、、Leonの街を後にした。。
【画像】この巡礼者像は、ガイド本にも載っていたんで、激写!
巡礼路は、、まだ誰も、私よりも先を行っていないから、15cmの新雪が積もっていて、そこをザックザックと前進し続けた。マラソン・シューズなんて、もうとっくの昔にドロドロのグジョグジョになっていて、、今更、雪道を行くことはそれほど苦ではなくなっていた・・・・・・・
それでもやはり雪道は足を取られるし、スピード出せないから、、折を見ては、対向車が来てなさそうなら、、車道脇のアスファルトに登って歩いた。。
前方から次々と、トラックとか乗用車がすれ違っていき、、その都度、“みぞれしぶき”みたいなのを全身に浴びて、トラックが巻き起こす風に体を揺さぶられて怖かった。。
道路脇の方が、、新雪の巡礼路を行くよりもラクチンやったが、、、何よりもすれ違ってく対向車両が怖かったし、、、、また、、、すれ違ってく車両のドライバーらに、歩いている自分の存在は、、変に気を使わせてしまうからと、、極力、巡礼路を行くように心がけはしていたが・・・・・・・
【画像】Leonを出てから20Km近く、ずっとこのような感じに、、巡礼路は車道に沿って伸びていた。。ときおり車道を外れて行かねばならないこともあったが、、場合によっては、敢えて巡礼路は避けて、、車道脇のアスファルトを行くこともあった。。
【画像】休憩用ベンチには、、見るのも寒々しいジュースの自販機が・・・・・
車道に沿って、新雪に埋もれた巡礼路を歩き続けること5時間も経った頃に、、、ようやく、巡礼路は車道から大きく逸れてOrbigoの街へと向かっていき、、、、
ここまでくると、殆ど車両も見かけない田舎道が続くばかりで、、実にホッと安心した。。
それくらい、、バンバン車が行違っていく車道脇を行くのにはウンザリしていた・・・・・
【画像】よく見かけるスズメが一匹、、道端で死んでいた・・・・・・
急に気温が下がって凍え死んでしまったのか? 愛くるしい姿をして、いつも賑やかなスズメにも、当然、等しく死は訪れる。
【画像】激しく車両が往来するスグ横を行かねばならなかった、、幹線道路沿いの巡礼路は、、実に長かった。。
しかし、Leonから20Km辺りのところまでくると、巡礼路は突然、直角に折れて、Orbigoの街へと向かう。牧場の広がる、静かでのどかな風景にホッとした。
・・・・・もう、車両がすぐそばをかすめ通ることもない!!・・・・・・
【画像】コウノトリの一家かな?5~6匹はいそうな感じ! (Orbigoの街にて)
【画像】オルビゴ橋は、別名“名誉ある足跡の橋”ともいうらしい。
ガイド本によると、、1434年、あるレオンの騎士が姫に恋をしてしまい、、その愛の証として、、この橋を渡ろうとする者と戦い、、一か月間、誰も橋を渡らせないか、、、もしくは、300本以上の槍をへし折って勝利すると、宣言したらしい。。
その後、橋を渡ろうとする挑戦者と戦い、見事に一人も橋を通させなかったことから、、姫から腕輪を授けられ、、騎士はサンチアゴ巡礼に出向いて、この腕輪をサンチアゴ大聖堂に奉納したんだとか・・・・・・
・・・・・・・フ~ン・・・・ナ・ル・ヘ・ソ・・・・・(´・ω・)
この中世の街Orbigoを過ぎると、、だだっ広い畑地のあぜ道みたいなところが続いた。。
ぬかるみ道で、、ドロドロ・・・・・
いつの間にかお昼を過ぎていたので、、ランチ!
【画像】乳牛のいる牧場を通過するとき、、仔牛たちの家を見かけて可愛かった。。
ここからは、、山道に入っていくが、、、標識を見つけにくくて、2回くらいドキドキしながら、、不安に駆られながら、それらしい方向へ分岐していって、、、、結果的に問題なく巡礼路を進めた。。
ホント、、あの標識を見かけないままに進まねばならないのって、、何とかならんかな??
小心者の私は、、果たしてこの道で正しいのかどうか?、、もう不安で不安でたまらなくなる・・・・・・
相変わらず、、雪は降り続けていた・・・・・・
【画像】今日見かけた一人目の巡礼者
反対方向からスレ違っていった“復路”の巡礼者。きちんとカンジキ(?)を履いていて、、エネルギッシュに勢いよく雪道を歩いておられた・・・・・・
【画像】殆ど人の気配のない巡礼路やというのに、、、こんな人里離れた森の中の寂しいところで、巡礼者用のお店を出していた。。
このときは喉も乾いていなかったし、腹も減っていなかったので、素通りしたが(何よりも、、あまりにも人を見かけなさ過ぎて、警戒心があったし・・・・・)・・・・・・
たとえ欲しい物なんて全くなくても、、あんな凄い森の中でお店をしてくれているからこそ、、万が一の時には助けられる巡礼者もいるやろうし・・・・・・・
今から思うと、、私もチョットくらいサービス精神を出して、、何か買ってあげたら良かったかな・・・・・と少し後悔した。。
尚も山の中の森の道は続いた
間もなくして、前方の開けたところに十字架が見えて・・・・・
【画像】Santo Toribioの十字架の先には、、、この高台の上からは、、前方遠くに、今日の宿泊予定地であるAstorgaの街が見わたせた。。
【画像】丘を下ると、、この巡礼者像。
雪が降り続ける中、、超寒かったんで、、水を飲んでる姿は寒々しく思えた。。
山を下ってからは、小さな集落を幾つか抜け、、工場脇を通り抜けて、、線路をまたぐ陸橋を渡る。。いよいよAstorgaの街に入ろうとする頃。。
【画像】このときに、先に陸橋を行く巡礼者カップルに挨拶した。。
結局、、先にすれ違った巡礼者と合わせて、、今日一日で、、計3人の巡礼者に遭遇したに過ぎなかった・・・・・・・
もうここは高台の上に位置するAstorgaの街の足元みたいなもので、、、その高台を登る急な坂道を登れば、、街に到着する。
Albergueの前を通り過ぎて・・・・・
教会の前を過ぎて・・・・・・
【画像】ガウディ建築の“司教館”(現“巡礼博物館”)
【画像】“司教館”に隣接するカテドラル
Astorga到着は17時半ころで、、、まずはインフォメーションに立ち寄って、スタンプを貰い、、暫くの間、ウロウロして、今夜の宿泊先を探してみた。
この街は、、これまた中世の空気感が漂っていてスバラシイ!
今夜は、、この教会に隣接するホテルに決めた!
【画像】今夜宿泊の三ツ星ホテルVIA de la Plata SPA
チェックインすると、、荷物を置いて、、すぐに市庁舎広場へ
【画像】市庁舎前の広場から
【画像】市庁舎のすぐ横手にあった、Ellunoというファストフード(?)みたいなお店に入って、夕食を取った。。
【画像】明日の朝食用にと、、ホットドッグを持ち帰り用に作っていただき・・・・・
ホテルへの帰り道、、スナック菓子とコーラなどを買って帰った。。
自室に入って、すぐにグジュグジュに濡れて、超気持ちの悪いシューズを脱いだ。。
やはり沁み込んだ“牧場臭”が凄いが、、、、ショッキングなことに!
左右両方のシューズに、それぞれ、小さく破れている個所を見つけてしまった!
まだAstorgaからゴールまで、268Kmもあるのに・・・・・・大丈夫なんやろうか?
にわかに気になりだしたが・・・・・どうしようもなく・・・・・・・今後は、より一層、、足場には注意して行かなアカンな、、と気が引き締まる思いがした・・・・・・・・
あとは、部屋でバスに浸かって、、、
すっかりと冷え切った/凍え切った身体をゆっくり時間をかけて“解凍”し、、ついでに洗濯物の手もみ洗いをして、これを乾かして、ようやく今日一日の行程がひと段落・・・・・・
あとは恒例で、、コーラ片手にスナック菓子を食べながらくつろいで、、旅日記書いたり、ネットでサンチアゴ巡礼のブログを拝見させて頂いたり・・・・・・・明日からの予定を確認したりして、、22時頃にベッドに潜り込んだ。。
すぐ隣が教会なので、、鐘の音がひと際よく響いてきたが、、不思議とうるさくなくて、、
一日中、ひたすら雪が降り続ける中、、凍えながら雪道を歩き続けて、疲れもたまっていたからすぐに深い深い眠りへと落ちた・・・・・・・・・・
LeonのホテルQuindozで朝起きたら、、辺り一面、深い雪景色になっていて、度肝を抜かれてしまった!
昨日なんて、“雪”だなんて・・・・・それの片鱗も感じさせなかったというのに、街があまりに突然に変貌してしまった様子に、、唖然として、一瞬、今後の予定をためらってしまったくらいやった・・・・・・(・_・;)
一度、早朝5時に起きて何気なく外を見たときに、、、外の景色がエライ白いんで驚いたが、、『目の錯覚やろう・・・・・』と思って、、再び眠り、、7時に起きたときに、まぎれもなく雪景色であることを確認して、ビックリした・・・・・・・・(;'∀')
カラリと晴れた、青空広がる毎日だったのが・・・・・突然に・・一夜明けりゃあコレやもんな・・・・マジで参るわ!! F××K!F××K!F××K!
ただ・・・・
天気予報では、、今日からはずっと晴れ間が見られず、グッと冷え込んで、、毎日雨/みぞれが続く、、、というのは確かにあったので、、、、それが的中してしまった、、、ということなんやろうね。。
余りにも状況が変わりすぎて、、にわかには信じ難かったが・・・・・・・
【画像】ホテルQuindozで朝食を済ませるとチェックアウトして、巡礼路が通るパラドール(サン・マルコス修道院)に行くと・・・・この通り!昨日の景色とまるで違ってるやん! 積雪15cmやって!!
ちなみに、、このホテルQuindozは朝食付き2泊で70€。便利な立地に加え、、暖房がとても効いていてあたたかく、、バスタブのお湯もしっかり熱かった。。
フロントの人はフレンドリーだったし、、、ナゼ、これほどに優れたホテルが、ネットではイマイチの評判だったんか、、判らんかった・・・・・・
よっぽど、ホテルを出て巡礼を続けるかどうか、、寝ぼけ眼で迷ってしまったが、、
正直、、ホテルを出たくなかったが、、今更、泣き言行って引き返すなんてことは出来ない。
後戻りなんて、ムリ!西へ西へ・・・・前進あるのみ!
これしきのことで、ひるんで尻尾巻いてる場合とちゃうやん!! とかく、通勤の人たちの流れに逆行するようにして、いざ西へ!
ということで、思い直して街を歩いた。。
馴れない雪の上を歩かねばならず、、とても早歩きなんてムリ。。転ばぬように足元に気を付けて、、、前方から狭い歩道の上をすれ違っていく、通勤のサラリーマンらにも注意しながら、、尚も雪が激しく降り続ける中を、、巡礼路沿いに、のっそのっそと歩き続けた。。
郊外で、、どうしても尿意を我慢できなくなり、、、、、
目についたバルに入って用を足したが、、、、カフェ・コン・レッチェくらいは頼まないかんな・・・・・と思っていたら・・・・・・
綺麗な女の店員さんが、菓子パンはどう?なんて言ってきて・・・・・・別に欲しくもないのに、思わず注文してしまったでござる・・・・・
間もなく、、小さな工場が散在するエリアを通り抜けて、、Leonの街を後にした。。
【画像】この巡礼者像は、ガイド本にも載っていたんで、激写!
巡礼路は、、まだ誰も、私よりも先を行っていないから、15cmの新雪が積もっていて、そこをザックザックと前進し続けた。マラソン・シューズなんて、もうとっくの昔にドロドロのグジョグジョになっていて、、今更、雪道を行くことはそれほど苦ではなくなっていた・・・・・・・
それでもやはり雪道は足を取られるし、スピード出せないから、、折を見ては、対向車が来てなさそうなら、、車道脇のアスファルトに登って歩いた。。
前方から次々と、トラックとか乗用車がすれ違っていき、、その都度、“みぞれしぶき”みたいなのを全身に浴びて、トラックが巻き起こす風に体を揺さぶられて怖かった。。
道路脇の方が、、新雪の巡礼路を行くよりもラクチンやったが、、、何よりもすれ違ってく対向車両が怖かったし、、、、また、、、すれ違ってく車両のドライバーらに、歩いている自分の存在は、、変に気を使わせてしまうからと、、極力、巡礼路を行くように心がけはしていたが・・・・・・・
【画像】Leonを出てから20Km近く、ずっとこのような感じに、、巡礼路は車道に沿って伸びていた。。ときおり車道を外れて行かねばならないこともあったが、、場合によっては、敢えて巡礼路は避けて、、車道脇のアスファルトを行くこともあった。。
【画像】休憩用ベンチには、、見るのも寒々しいジュースの自販機が・・・・・
車道に沿って、新雪に埋もれた巡礼路を歩き続けること5時間も経った頃に、、、ようやく、巡礼路は車道から大きく逸れてOrbigoの街へと向かっていき、、、、
ここまでくると、殆ど車両も見かけない田舎道が続くばかりで、、実にホッと安心した。。
それくらい、、バンバン車が行違っていく車道脇を行くのにはウンザリしていた・・・・・
【画像】よく見かけるスズメが一匹、、道端で死んでいた・・・・・・
急に気温が下がって凍え死んでしまったのか? 愛くるしい姿をして、いつも賑やかなスズメにも、当然、等しく死は訪れる。
【画像】激しく車両が往来するスグ横を行かねばならなかった、、幹線道路沿いの巡礼路は、、実に長かった。。
しかし、Leonから20Km辺りのところまでくると、巡礼路は突然、直角に折れて、Orbigoの街へと向かう。牧場の広がる、静かでのどかな風景にホッとした。
・・・・・もう、車両がすぐそばをかすめ通ることもない!!・・・・・・
【画像】コウノトリの一家かな?5~6匹はいそうな感じ! (Orbigoの街にて)
【画像】オルビゴ橋は、別名“名誉ある足跡の橋”ともいうらしい。
ガイド本によると、、1434年、あるレオンの騎士が姫に恋をしてしまい、、その愛の証として、、この橋を渡ろうとする者と戦い、、一か月間、誰も橋を渡らせないか、、、もしくは、300本以上の槍をへし折って勝利すると、宣言したらしい。。
その後、橋を渡ろうとする挑戦者と戦い、見事に一人も橋を通させなかったことから、、姫から腕輪を授けられ、、騎士はサンチアゴ巡礼に出向いて、この腕輪をサンチアゴ大聖堂に奉納したんだとか・・・・・・
・・・・・・・フ~ン・・・・ナ・ル・ヘ・ソ・・・・・(´・ω・)
この中世の街Orbigoを過ぎると、、だだっ広い畑地のあぜ道みたいなところが続いた。。
ぬかるみ道で、、ドロドロ・・・・・
いつの間にかお昼を過ぎていたので、、ランチ!
【画像】乳牛のいる牧場を通過するとき、、仔牛たちの家を見かけて可愛かった。。
ここからは、、山道に入っていくが、、、標識を見つけにくくて、2回くらいドキドキしながら、、不安に駆られながら、それらしい方向へ分岐していって、、、、結果的に問題なく巡礼路を進めた。。
ホント、、あの標識を見かけないままに進まねばならないのって、、何とかならんかな??
小心者の私は、、果たしてこの道で正しいのかどうか?、、もう不安で不安でたまらなくなる・・・・・・
相変わらず、、雪は降り続けていた・・・・・・
【画像】今日見かけた一人目の巡礼者
反対方向からスレ違っていった“復路”の巡礼者。きちんとカンジキ(?)を履いていて、、エネルギッシュに勢いよく雪道を歩いておられた・・・・・・
【画像】殆ど人の気配のない巡礼路やというのに、、、こんな人里離れた森の中の寂しいところで、巡礼者用のお店を出していた。。
このときは喉も乾いていなかったし、腹も減っていなかったので、素通りしたが(何よりも、、あまりにも人を見かけなさ過ぎて、警戒心があったし・・・・・)・・・・・・
たとえ欲しい物なんて全くなくても、、あんな凄い森の中でお店をしてくれているからこそ、、万が一の時には助けられる巡礼者もいるやろうし・・・・・・・
今から思うと、、私もチョットくらいサービス精神を出して、、何か買ってあげたら良かったかな・・・・・と少し後悔した。。
尚も山の中の森の道は続いた
間もなくして、前方の開けたところに十字架が見えて・・・・・
【画像】Santo Toribioの十字架の先には、、、この高台の上からは、、前方遠くに、今日の宿泊予定地であるAstorgaの街が見わたせた。。
【画像】丘を下ると、、この巡礼者像。
雪が降り続ける中、、超寒かったんで、、水を飲んでる姿は寒々しく思えた。。
山を下ってからは、小さな集落を幾つか抜け、、工場脇を通り抜けて、、線路をまたぐ陸橋を渡る。。いよいよAstorgaの街に入ろうとする頃。。
【画像】このときに、先に陸橋を行く巡礼者カップルに挨拶した。。
結局、、先にすれ違った巡礼者と合わせて、、今日一日で、、計3人の巡礼者に遭遇したに過ぎなかった・・・・・・・
もうここは高台の上に位置するAstorgaの街の足元みたいなもので、、、その高台を登る急な坂道を登れば、、街に到着する。
Albergueの前を通り過ぎて・・・・・
教会の前を過ぎて・・・・・・
【画像】ガウディ建築の“司教館”(現“巡礼博物館”)
【画像】“司教館”に隣接するカテドラル
Astorga到着は17時半ころで、、、まずはインフォメーションに立ち寄って、スタンプを貰い、、暫くの間、ウロウロして、今夜の宿泊先を探してみた。
この街は、、これまた中世の空気感が漂っていてスバラシイ!
今夜は、、この教会に隣接するホテルに決めた!
【画像】今夜宿泊の三ツ星ホテルVIA de la Plata SPA
チェックインすると、、荷物を置いて、、すぐに市庁舎広場へ
【画像】市庁舎前の広場から
【画像】市庁舎のすぐ横手にあった、Ellunoというファストフード(?)みたいなお店に入って、夕食を取った。。
【画像】明日の朝食用にと、、ホットドッグを持ち帰り用に作っていただき・・・・・
ホテルへの帰り道、、スナック菓子とコーラなどを買って帰った。。
自室に入って、すぐにグジュグジュに濡れて、超気持ちの悪いシューズを脱いだ。。
やはり沁み込んだ“牧場臭”が凄いが、、、、ショッキングなことに!
左右両方のシューズに、それぞれ、小さく破れている個所を見つけてしまった!
まだAstorgaからゴールまで、268Kmもあるのに・・・・・・大丈夫なんやろうか?
にわかに気になりだしたが・・・・・どうしようもなく・・・・・・・今後は、より一層、、足場には注意して行かなアカンな、、と気が引き締まる思いがした・・・・・・・・
あとは、部屋でバスに浸かって、、、
すっかりと冷え切った/凍え切った身体をゆっくり時間をかけて“解凍”し、、ついでに洗濯物の手もみ洗いをして、これを乾かして、ようやく今日一日の行程がひと段落・・・・・・
あとは恒例で、、コーラ片手にスナック菓子を食べながらくつろいで、、旅日記書いたり、ネットでサンチアゴ巡礼のブログを拝見させて頂いたり・・・・・・・明日からの予定を確認したりして、、22時頃にベッドに潜り込んだ。。
すぐ隣が教会なので、、鐘の音がひと際よく響いてきたが、、不思議とうるさくなくて、、
一日中、ひたすら雪が降り続ける中、、凍えながら雪道を歩き続けて、疲れもたまっていたからすぐに深い深い眠りへと落ちた・・・・・・・・・・