Everybody oughta make a change

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偉大なるブルース受容と発展の歴史を観る

2009-06-13 20:35:54 | Popular Music

 6月10日発売のDVD『Eric Clapton & Steve Winwood Live from Madison Square Garden』を観る。この2人は約40年前、Blind Faithというスーパーグループを結成していた。このグループ自体は2人の天才のぶつかり合いで僅かアルバム1枚で解散したが、2人の友情はずっと続いており、07年7月のGrossroad Guitar Festivalで共演した。それはも圧巻の演奏でよほど手応えがあったのか2人はその後アメリカツアーを行い、08年6月からもツアーの2nd legが行われている。

 このDVDは08年2月のNYマジソン・スクエア・ガーデン公演の模様を収めたもの。全編を聴くと、1960年代始めにイギリスにアメリカの黒人音楽ブルースが輸入されて以来、ブルースの受容と発展の歴史を聴くような気がする。何と言っても40年以上にわたってその歴史の中心に君臨してきた偉大なLiving legentな2人の演奏はホワイトブルースの真髄を聴かせてくれるようだ。

 “Presence of the Load”でEricとSteveが“I have finaly found a way to liveムード”と唱和するところなど、私のようなオールド・ロックファンには涙ものです泣き顔あとジミヘンの“Little Wing”と“Voodoo Child”も2人ならではの名演。本当に素晴らしいぴかぴか(新しい)
 さらにボーナスDVDに収録されている“The Road to Madison Square Garden”は2人の口から40年に渡る友情と今回の共演に至る過程が語られていて大変興味深い。

YouTubeの動画は“Tell the truth”
Eric Clapton and Steve Winwood



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