今後の長期金利(10年国債)ですが、少なくとも下落トレンドは終わったのではないかと思います。
チャートを見てもらえると分かるように、長期金利は03年6月から05年1月にかけて上昇し、その後直近までは一貫して下落してきました。(上:長期の月次チャート)
しかし、直近では10月6日に0.845%をつけたあと上昇し、直近高値である1.2%を突破しています。(下:短期の日足チャート)
テクニカル的に言えば、これはトレンドの変化の兆候です。株価でも為替でも金利でも、上下に変動しながら動いていくのですが、あるトレンドが形成される時には一定の規則があります。それは、例えば、上昇トレンドであれば直近高値を更新し、直近安値は下回らずに、上昇していきます。下落トレンドであればその逆になります。
おそらく、今後長期金利は一旦下落するものの、直近安値の0.845%は下回らず(もしかしたらその前の0.9%程度でで反転)、逆にその後の上昇局面では直近高値の1.3%弱を抜いてくると思われます。こうなってくると、金利の上昇トレンドの開始となります。
金利上昇とは言うものの、これまでが異常な低金利が続いているわけで、ある程度は変動するのが自然ですし、その対応もしておくべきだと思います。
特に、不動産賃貸業は融資を受けて行う場合が多く、金利に大きく左右されます(もちろん株式運用もですが)ので、常にリスクヘッジをしておくべきでしょう。
ちなみに、私の現在の借入れは、残存期間の固定金利期間で言うと、19年借入れで14年固定、15年借入れで全期間固定、15年借入れで7年間固定の3種類です。すべて、それぞれの金融機関で最長の固定金利期間となっています。
仮に金利が上昇すれば、無理にレバレッジをかけている人や低利回り物件を保有している人は、厳しい局面となるでしょう。その場合は、資産の大移動が行われるのかもしれません。
チャートを見てもらえると分かるように、長期金利は03年6月から05年1月にかけて上昇し、その後直近までは一貫して下落してきました。(上:長期の月次チャート)
しかし、直近では10月6日に0.845%をつけたあと上昇し、直近高値である1.2%を突破しています。(下:短期の日足チャート)
テクニカル的に言えば、これはトレンドの変化の兆候です。株価でも為替でも金利でも、上下に変動しながら動いていくのですが、あるトレンドが形成される時には一定の規則があります。それは、例えば、上昇トレンドであれば直近高値を更新し、直近安値は下回らずに、上昇していきます。下落トレンドであればその逆になります。
おそらく、今後長期金利は一旦下落するものの、直近安値の0.845%は下回らず(もしかしたらその前の0.9%程度でで反転)、逆にその後の上昇局面では直近高値の1.3%弱を抜いてくると思われます。こうなってくると、金利の上昇トレンドの開始となります。
金利上昇とは言うものの、これまでが異常な低金利が続いているわけで、ある程度は変動するのが自然ですし、その対応もしておくべきだと思います。
特に、不動産賃貸業は融資を受けて行う場合が多く、金利に大きく左右されます(もちろん株式運用もですが)ので、常にリスクヘッジをしておくべきでしょう。
ちなみに、私の現在の借入れは、残存期間の固定金利期間で言うと、19年借入れで14年固定、15年借入れで全期間固定、15年借入れで7年間固定の3種類です。すべて、それぞれの金融機関で最長の固定金利期間となっています。
仮に金利が上昇すれば、無理にレバレッジをかけている人や低利回り物件を保有している人は、厳しい局面となるでしょう。その場合は、資産の大移動が行われるのかもしれません。