たぬきさんとケンカ

今日、暗くなって、お父やんとお母やんが
岡山の帰りによってくれたがです。


ボクとおじやんは車でとちゅうまで行って
お土産をこじゃんともろうて来たがです。


その時ながです。
ボクは何か光もんを発見！


いちもくさんに走って行って追いつめたがです。
そうです。たぬきさん達です。


穴の中から時々でて来て、
ギャーギャーいうてボクとケンカするがです。


お父やんとおじやんも山の中を
追いかけてきて、見ゆがです。


たぬきさんも必死ながやけんど、
ボクはお父やんに止められて


つれて行かれたがです。
民家の近くやったき、


みんなビックリしてのぞきゆがです。
お父やんは、そんな場面をはじめて見て


点になっちょったがです。
最近たぬきさんは、空き家に


住みついちゅうらしくて、夜になったら、
グリーンの目を光らしゆがです。


ボクは、お父やんたちと別れて
また、山に帰って行ったがです。

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近頃おじやんは、こじゃんと元気になって
色々と畑をしたり、魚をとったり、いそがしそうです。


そんな時、おじやんと車にのって
おじやんの弟さんの家に行った時です。


おじやんは、みぞに車を落としてしもうたがです。
ちょうど、その時知り合いの人が来て、


車をいっしょうけんめい、
あげてくれたがやけんど


ボクがおることも知らんと
車にのってふりむいた時に


ボクの顔があったき
ボクとチューしてしもうたがです


後で聞いたがやけんど、
お母やんの知っちゅう人で


「車をあげる間、犬が見つめるき
そっちがこわかった」って！


ボクかんだりせんよ。
車あげてくれてありがとう！西岡さん


おじやんはショックで、
弟に会わんと帰ったがです。

たぬきの穴

最近家の回りに、たむきとかテンとか
色々出て来ます。


ボクはうれしくてうれしくて
ついついおいかけて


帰りがおそくなって
おじやんに心配をかけます


たぬきは穴の中に入って行くので
それをついついおいかけて


出れなくなった犬がたくさんいるらしくて
おじやんはすごく心配だそうです。


ぼくはでぶくて入れんがです。
それはそれで


安心なようで
しょうずつない

ボクの天敵

今日は、またお母やんとお父やんが来ます。
おじやんは、イソイソと四方竹と言う


たけのこを取って、ゆがいてみたり
一人と一匹でまちかねちゅうがです。


今日は、いそがしくて３時頃に来たがです。
もう車庫までいちもくさん。


肉をブルブルさせながら走ったがです。
お母やんが両手を広げて待ちゆうき、


思いっきり飛びつくがです。
しあわせ～～～


お父やんはそうじ機を持ってきて
おじやんの部屋の大そうじしゆがです。


毛がいっぱい。
ボクはもう、こわくてこわくて


お母やんの後でブルブルしゆがです。
そうじも終わって、楽しい昼寝です。


もう、そうじ機こわかった
夕方まで、川の字で寝て、さあ帰る時間


いつものこの顔・・・・
（写真はるき、ちっと待ちよってよ）


お母やんが写真をとるき、おじやんが
「もう、十がかわいそうやき、はよう帰り」


って言うたき、お父やんとお母やんは
シブシブ帰って行ったがです。


また、来てよ・・・

ミケおばさん

お母やんが言いよった。
ミケばあさんが死んだと


いっつもボクのこと、ひっかきよったに・・・
１９才になっちょったらしゅうて、


しんどそうやったがです。
お母やんがいつも世話しよったき、


死ぬ時は、お母やんが帰るのを待ちよったみたい
おははやんが、さすりよったら大きくのびて


お母やんのウデの中でねむるように行ったらしい。
お母やんは、お泣きやった。


ミケは、岡山からやって来て１９年。
こじゃんと甘えん坊やったらしい。


ボクはよく、ひっかれよったがやけど、
近所の人達も、こじゃんと可愛がってくれよったき


さみしがってくれたがやと。
ミケおばさん、やすらかに・・・・

お父やんの仕事のお手伝い

お父やん、お母やんが来た～～～
ボクを呼ぶ声が・・・・・


もう、まっしぐら！
もうかきついて、かきついてお父やんも


お母やんも、さっそく毛だらけになっちゅう。
墓まいりをしたり、そうじをしたり、


楽しみのお昼寝タイムながです。
でも、お父やんは、なんやら発注書とやらを


いっぱい広げて見ながら電話しゆき、
ボクもとなりに行って発注書の確認のお手伝いしゆがです。


カッコえいろう、見て！


（写真はるき、ちょっと待ちよってよ！）


そんなこんなで夕方がきて
お父やんたちは帰って行ったがです。


また来てよ。