なんとまぁ!
この一年の憑き物が落ちたとも
言えるべき出来事が起こった!
こりゃもう、長野オリンピック
スキージャンプ原田選手も
やったー!やったよー!と
祝ってくれるに違いない!
いいかい?
耳の穴かっぽじってよく聞けよ!
(↑これ、中学ん時の先生の口癖)
取れたんだよ!
ついに、ついに取れたんだよ!
しかも、ショーの当日に!
歩くたびにイテテとなり、
盲人用歩行タイルを踏んでしまおう
ものならこれまたイテテと飛び上がった
あの魚の目が、取れたんだよ!
あぁ…長年の付き合いだったので、
いざ取れてしまうと、少し寂しい
気がするので複雑だ。
それは、最初は鈍痛から始まった。
何度かセルフ処置しようと試みたが、
薬を塗り忘れたりして、結局取れずじまいだった。
それが次第に常時痛くなり、
それでも自分に
「これは、子供の反抗期のようなものだ」
と言い聞かせ、今までやり過ごしてきた。
しかし!
しかしだよ、チミ達!
ドンドン!(テーブルを叩く音)
魚の目は、ついに角質化し、
まるでアチラの民族(分かるね?)が得意とする
「軒を貸して母家を取られる」かのように
どっしり根を生やしたのだ。
この野郎!
黙っておいたらいい気になりやがって!
私は、お風呂上がりで
魚の目が隙だらけになっている頃合いに
イボコロリを毎日垂らし続けた。
イボコロリは、タイミングが肝心。
もういいかな?と思って剥がしても、
まだハビコッテいる場合がある。
確実に取れるまで、根気よく待たなければ
ならない。
ついに、対決する日が来た。
私は、柔らかくなった皮膚を毛抜きで剥がし、
あとは芯を取るというところまできた。
ボルテージは最高潮だ。
時代劇でいうと、だいたい40分から45分の
バッサバッサと斬っていくシーンだ。
(杉良太郎出演・江戸の黒豹のワンシーン)
私は魚の目を掴み、トドメを刺した。
取れた魚の目を掌(てのひら)にのせた。
こんな小石のようなものが
私の足に埋まっていたのか。
そりゃ痛いわけだ。
いや〜、しかしながら。
そうは言っても、すぐに捨てるのも
勿体ないというか何というか。
クリスマスイブに取れたので、
クリスマスプレゼントとして暫く
置いておくことにする。
ではでは、またね!
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