訳あって前立腺を・・・

毎年4月に人間ドックを受診してますが'16年は多々指摘を受けました。中でも、PSAの数値が基準を越えたことが気になって!

結果が出揃いました!

2016年09月30日 | 健康

今日(6月24日)は検査結果を聞きに行く日です。
併せて今後の対応を相談することにもなっていて、カミさんが会社を休んでついてきてくれました。

「〇〇さん 診察室1に入ってください」

  〇〇=おはようござます 今日はカミさんが一緒です
  医師=ご苦労様です では、早速・・・

 <ポイント1:検査結果>
  *グリソンスコアは12本の内4本で「3+4の7」⇒中間リスク(軽くは無いけど重くも無い?)
  *MRI検査の結果、ガン組織は前立腺の内部に留まっている
  *MRI検査・CT検査・シンチグラフィー検査の結果、転移は認められない

 <ポイント2:今後の対応>

  *検査結果から判断して経過観察による治療は勧められない=手術か放射線治療が必要
  *どちらにするかは患者が決めることだが、聞かれれば再発リスクが低い手術を勧める
  *この病院で手術をする場合は開腹手術のみで、腹腔鏡手術を希望するなら◎◎大学病院を紹介する
  *放射治療も◎◎大学病院を紹介する

 <質疑応答>
  〇〇=(痛いのは避けたいので)希望としては放射線なんですが、尿漏れリスクは?
  医師=手術と同様、尿漏れは避けられないですね どちらかと言うと手術より長引くかも
  〇〇=回復と腹腔鏡で尿漏れリスクに差がありますか? (あくまでも尿漏れリスクが気になるオッサン)
  医師=尿漏れは個人差があるので一概には・・・ 
      早ければ3ヶ月で治る人もいますし、1年かかる人もいますし
  〇〇=入院期間はどうですか? 
  医師=腹腔鏡の方が短いですね ◎◎大学病院の場合は1週間から10日で退院でしょうね
      開腹手術は10日から2週間ですかね
      それと、開腹手術は出血量が多くなるので、手術前に自分の血を2回採血してもらいます

 ▶ ▶ ▶ 少し間を置いて ▶ ▶ ▶

  〇〇=ありがとうございました 少し考えたいと思います
  医師=そうですね 大切なことですから良く考えてください 
      不明な点があれば何なりと確認してください 
      仮にここで手術するとすれば、1回目の採血が7月6日、2回目が13日、8月3日が手術になります
     
さて、どうすっぺ?

いずれにしても、知り合いの医師夫婦に報告しなくっちゃ・・・

 


検査って、結構お金の掛かるもんなんです・・・

2016年09月28日 | 健康

シンチグラフィー検査は指定された病院で6月16日に受けました。
そもそも、この検査は何のためにやるのか言うと、ガンが骨に転移しているか否かをチェックするためなんですナ 最初に静脈注射をして2,3時間経ってから検査に入ります。使う装置(機械?)は素人目にはMRI検査で使うのと同じようなもので、40分程度で終了しました。ちなみに、この病院は交通の便が極めて悪い立地にありまして、JR(中野)や私鉄(練馬)の駅からマイクロバスが運行されています。となると検査の前の2,3時間の過ごし方が悩みの種でして、致し方なく本を持参することにしました。


続いて、6月20日にMRI検査を、翌21日にCT検査を掛かり付けの病院で受けました。
こちらも転移のチェックや、ガンの部位をより詳細に確認するためのものらしいのですが・・・

それにしても、MRI検査は相変わらずガーガー・ガンガンと賑やかな検査でありますナ 3年前に初めて経験したんですが、道路工事の真っ只中に放り出されたようなもんで、たまったもんではありません。

と言うことで、一泊二日の生体検査・シンチグラフィー検査・MRI検査・CT検査が終了しました。

さて、ここでクイズ! この4つの検査費用は合計でいくらでしょうか?
正解=68,450円 結構掛かるもんなんですナ 特に高いと思ったのがシンチグラフィー検査で、19.040円なんです。
いずれにしても、今年の医療費は例年にない金額になりそうであります。



(余談ですが・・・)
実は、7月にカミさんと二人でHawaiiに行くことにしていましたが、キャンセルしました。
金銭的にも正解だったと思ってますが・・・


ガンだって・・・(5月27日)

2016年09月24日 | 健康

今日(5月27日)は生体検査の結果を聞きに行く日です。
23日に受けた大腸内視鏡検査が全く問題無しのOKだったので、「大丈夫でしょ!」と思いつつも神社に寄ってから病院に向かいました。

「〇〇さん 診察室1に入ってください」
  医師=おはようございます
     結論から言いますと、ガン組織が確認できましたので・・・

  <ポイント>
  *グリソンスコアは12本の内4本で「3+4の7」という結果です(全く意味不明)
  *状態をより詳しく調べる必要があるので、MRI検査・CT検査を当院で受けてもらいます
  *転移の可能性を確認するために、シンチグラフィー検査を〇〇病院で受けてもらいます
  *それらの結果を見て具体策を相談しましょう

正直なところ、あまり驚きませんでした。
医師の説明が淡々としていましたので、他人事のように聞いていましたね。
看護師さんと検査日程を相談して、病院を出たところでカミさんにメールしました。

「ガンだって・・・」 

帰りに神社に寄って、できれば経過観察で済むよう軽微な状態であってほしいと願掛けをしました。
神社を出た頃から、「ナンデヤネン!」と腹立たしい気持ちが込み上げてきたのを覚えています。


どうもいけません!

2016年09月22日 | 健康

どうもいけません!

退院時より頻尿と尿漏れがひどくなったようです。19日は20回、20日は18回もトイレに行きましたし、ここ数日 尿漏れ防止パッドを交換する回数も増えました。尿漏れ防止に効果があると日々励んでいる骨盤底筋を鍛えるエクササイズも、残念ながら効果は発揮できていないようです。改善するまで半年は掛かると言われている尿漏れですから、わずか2週間で良くなるはずは無いとは思ってますがね。
ここは長い目で優しく見守ってあげましょう。
とは言うものの・・・



(余談ですが・・・)
尿漏れ防止パッドの話です。
現在使っているのは、300ccを受け止めてくれるのと120ccを受け止めてくれる2種類です。300ccのは自宅にいる時と自宅近くに買い物や散歩に行く時に使ってますが、ゴワゴワした感じがして気持ちの良いものではありません。そんな訳で電車に乗って外出する時は120㏄のを使用しますが、漏れるのではないかと心配で度々交換します。いずれにしても、表示の量まで使うことは無く(実際には測ったことはありませんが)、頻繁に交換しますね。
ちなみに300㏄のは横縦ともかなりの大きさでして、これをしたまま長時間椅子に座っていると括約筋周辺が圧迫されて痛くなってくるのが悩みの種でして・・・


一泊二日で生体検査(5月20日、21日)

2016年09月21日 | 健康

とうとうやってきました、生検入院の日。

カミさんが一緒に行くと言ってくれましたが、翌日退院の検査入院なんで「必要なし!」と、いつものように会社に行ってもらいました。カミさんを見送った後 病院に向かいましたが、何となく足が重くて途中 神社に寄って願掛けをしました。

朝一で病室に入って午後一から手術なんですが、病室に入ったとたん次から次へと医師や看護師がやってきました。あれこれ質問や説明をしていきましたが、その内容は殆ど記憶にありません。明確に覚えているのは、点滴をぶら下げられたことと、昼前に若い女性の看護師さんが浣腸をしてくれたことですね。即トイレに駆け込んで、その後 手術用の着衣に着替えて、歩いて手術室に向かいました。

手術室に入って最初にすることは、下半身の感覚を麻痺させる脊髄注射です。
病室まで説明に来てくれた小柄な女性医師が、「ハイ 頑張って背中を丸めてくださいね」と優しく声を掛けるや否や看護師さんに押さえつけられて、ブチッと一気に針を刺されました。
手術中も上半身は覚醒していますので、医師団(と言うほど多くはないけど)の会話がはっきり聞こえるんです。一度、電話が掛かってきて、医師が受話器をとったのには驚きました。正直なところ、「真面目にやらんかい!」と思いましたね。

30分強で手術は終わって少し休んだ後、ストレッチャーに乗っけられて部屋に戻りました。
2,3本の点滴に加えて局部にチューブを差し込まれた状態で、翌日の朝までベッドで横たわっているだけです。時々見回りに来る看護師さんが、「ずっと同じ姿勢で寝ているのは辛いでしょ。寝返りは構いませんからね」と声を掛けてくれんですが、とてもとてもそんな状況ではありません。
エコノミー症候群防止のため両足ふくらはぎにマッサージ器を巻いてくれるのですが、気持ちが良いと言うより煩わしい感じの方が強かったですね。


翌朝、医師が様子を見にきて予定通り退院となりました。帰り際に、「27日に結果を知らせますので午前中に来院してください」と告げられました。

帰りに、迎えに来てくれたカミさんと一緒に神社に寄って願掛けしたのは言うまでもありません・・・


PSA再検査の結果(5月10日)

2016年09月19日 | 健康

再検査の結果、数値は4.300から4.100に低下!
オーーー! 
でも、基準値は4.000なんで、オーバーであることには変わりは無いんだよね!
うーーーむ!

  医師=どうしますか? 検査をお勧めしますが!
  〇〇=もう少し様子を見るとしたら、どんなリスクがありますか?
  医師=前も言ったように進行の遅いガンではあるのですが・・・
    =でも、ガンが消滅することは期待できないですからね
    =処置が必要な状態であれば早い方が良いと思いますよ

 ▶ ▶ ▶ 沈思黙考 ▶ ▶ ▶

  〇〇=分かりました 生体検査します!
  医師=(手帳を見ながら)では、5月20日にしましょうか?
    =通常は翌日退院ですが、念のため予備日をもう一日とりますが・・・
  〇〇=あのー 23日に、ここで大腸の内視鏡検査を受けるんですが大丈夫ですかね?
  医師=全く問題ないですよ
  〇〇=じゃ お願いします 

神様仏様 よろしくお願いしますだ!


で、現状はどうなのよ?

2016年09月17日 | 健康

今日で退院して10日目です。
で、現状はどうなのよ?

手術痕のかさぶたは一部残ってますが痛みは全くありませんし、退院時から食事や運動の制限はありません。日々、普通の生活を送ってます と言いたいのですが・・・

問題はやっぱり尿漏れですね!
紙オムツは必要としませんが、尿漏れ防止パッドは24時間欠かせません。自宅近くの散歩や買い物には不自由しませんが、遠出(と言っても電車で買い物に行く程度)は避けてます。パッドを使っていると小便器でのオシッコはやりづらいし、大きい方の個室は空いてない場合が多いですからね!
自宅にいてもトイレに行く回数は多いですね。何しろ尿意を明確に感じることは少ないので、溜まったのを一気に放出するなんてのは不可能なんです。何回かに分けて小出しにしている状態です。勿論、トイレの間にチョロりーノを感じることは何度もありますし・・・
ちなみに、チョロリーノは殆ど予知できませんが、たまに「来るナ」と感じることがあります。そんな時は括約筋にグッと力を入れて、チョロリーノ封じ込めようとするんですが無理ですね。寝ている間もトイレに3,4回は行きますが、漏れることは殆どありません。

医師からは、「個人差はありますが概ね半年で元に戻りますから頑張ってください!」と聞かされているのですが、半年もチョロリーノと付き合うのは酷なように思うのですが・・・



(余談ですが・・・)
トイレに行く回数が増えたし、衛生的に保つために日に何回か局部シャワーをしますので、水道料金がグーンと上がることマチガイナシ!
尿漏れ防止パッドは医療費控除の対象になってるんですが、水道料金は勿論対象にはなってません。
「何とかしてよ!」と言っても、相手にされないでしょうね。
冗談ですけど・・・


初めての泌尿器科(5月2日)

2016年09月16日 | 健康

善は急げで、連休谷間の5月2日に病院に行ってきました。

谷間なんで混んではいないだろうと、8時45分(診療時間の15分前)到着を目指して家を出ました。ところが、オットドッコイ予想に反して結構な込み具合でした。 受診科目は内科と泌尿器科なんで、午前中いっぱい病院に留まることになりました。まず内科に行って、先生とカクカク シカシカと会話を交わして、大腸内視鏡検査の予約をしてこちらは終了。続いて泌尿器科です。この科目を受診するのは初めてなんで、何となく待ってる人を見渡すと年寄りばっかりなんですナ 中には、明らかにオシッコを貯めていると思われる容器をぶら下げている人もいて・・・

「〇〇さん 診察室2に入ってください」 

で、診療室内の会話を要約すると以下のとおり
  <医師の説明>
  *前立腺ガンは適切な治療をすれば生存率の高いガンなので、あまり心配しなくても大丈夫
  *検査の方法はMRIまたは生体検査となるが、生体検査(要一泊二日の入院)が確実なのでお薦め
  *治療方法としては手術:放射線照射:ホルモン投与があり(含む併用)、検査結果を見て相談したい
  *症状が軽微な場合は、経過観察(定期的な検査だけで治療はしない)もありうる
  
 以上の説明を聞いた後
  〇〇=できれば痛くない検査にしたいんですが(子供じゃあるまいしバカですナ)
  医師=MRIは中途半端で、結果的に生体検査をする可能性が高いですよ
     何だったら、再度PSA検査をしますか? 日によって数値が変わりますから基準未満かも?
  〇〇=エッ そうなんですか? だったら、それでいきます
  医師=(「エッ 本気かよ!」と思ったか否かは定かではありません) 
     だったら 採血をして帰ってください 次回は5月10日です

往生際の悪いオッサンですナ


事の始まりは・・・

2016年09月14日 | 健康

事の始まりは、4月に受診した人間ドッグの結果通知からです。
「PSAが高値です。早目に、必ず、泌尿器科で精密検査を受けてください」だと! 
ちなみに、ここ3年の数値は ’14年=3.710 ’15年=3.860 ’16年=4.300 と着実にステップアップしてるんです。 何のことは無い、知らない間に危機がヒタヒタと迫ってたんです!

さて、どない した もんじゃろ のー?

幸いにして、親しくしている医師夫妻(夫:外科医、妻:内科医)と連休に食事をすることになってましたので、検査結果を見てもらうことにしました。
   夫医師=前立腺ガンは進行が遅いので、この程度なら少し様子を見たら 
      私 =そうなの? 
        でも、放っておくのも気になるから検査は受けてみようと思うんだけど
   妻医師=とりあえず受けてみたら どうせ大したこと無いと思うよ

結局、自宅から歩いて20分程度の所にある総合病院に行くことにして、医師妻に「どうかな?」と相談してみました。しばらくして、「医局は◎◎大学 泌尿器科の医師は10年目と11年目で、丁度脂がのってきたとこね。症例件数もまずまず」との回答。さすが同業者と感心していたら、病院のホームページを見れば大抵のことは分かるんだって。

と言うことで、病院が決定!

この段階では、まだまだお気楽なオッサンなのでありました。

(東京駅にて)



ナンデヤネン・・・

2016年09月12日 | 健康

2010年3月末まで会社勤めをやってましたけど、気ままな暮らしに憧れてて60歳の定年を機にスパッと退職しました。元々、料理を作るのが大好きなんで会社員の妻に代って家事全般を引き受け、趣味の音楽やら旅行やらを楽しみながら正しく気ままに暮らしております。
お蔭さんで、毎年4月に受診する人間ドックの結果も殆ど問題なく、年2回の歯科検診も年1回の眼科検診の結果も「全く問題ナシ! 健康面で唯一気になってたのはここ数年冬になると手足が冷えることで、去年の10月に掛かり付けのお医者さんで検査してもらったら動脈硬化が少し進んでいるということでした。で、「常に塩分を控え目にして、唐揚みたいな油物は避けることですナ それと、毎日軽い運動を欠かさないことです」とご指導をいただきました。そんなん言われんでも、元々魚大好き人間で肉類は1週間に1回位しか食べませんし、唐揚なんて子供じゃあるまいしここ10年位口にしたことはありません。運動は1日1万歩を日課に頑張ってますので、退職時に70Kg近くあった体重も少しづつ減って今は64Kg台をキープしてます。
と言うことで、ストレスフリーの気ままな生活 + 健康に留意した食生活 + 1日1万歩 で病気とは縁の遠い生活を送っておったのでありますが・・・

今年の人間ドックの結果が判明してからは、様相が一変です!
血圧が高いので血圧計を買って毎朝測ってください + 2回目に血便が確認できましたので大腸の精密検査を受けてください + PSA検査の数値が基準を上回っていますので至急精密検査を受けてください
ナンデヤネン・・・

結論から言うと9月1日に前立腺の摘出手術を受け、8日に退院しました。

これを機に、今までのアレコレとこれからのアレコレをテーマにブログを開設することしました。
医学的な見地なんてもんはお構いなしですが、日々起こる(起こった)事象を面白おかしく紹介していきたいと思います。
できれば、同じ病のご新規さんの参考になれば・・・