mana☆mana

幸せって何だろう…。日々模索して答えを求めている気がします。そんな日常を徒然なるままに記したいのです。

おめでたい話

2012-01-29 23:04:17 | ワーク
とある視能訓練士の人が綴っているブログをちょっと拝見してみた話。


なんか、おめでたい視能訓練士発見!!


私が職業にしている視能訓練士というお仕事。
私、かれこれ10年やってるのよね。
で、10年でどんだけ成長したかといえば…1年目と大きな変化ないなぁ。
情けないけどさ。
学生の頃、超コワイ視能訓練士のオバチャン講師が放ったセリフ。
「視能訓練士になりなさい!!検査員になってはダメ」
あの言葉、痛いほど突き刺さるね。
私は検査員になっちゃったもの…。
斜視・弱視の患者さんなんてほとんど診ないし。
視機能訓練なんて、縁がないのよ。
バリバリ活躍している視能訓練士の人からみたら、「それで良いの」って感じでしょうね。
でも、斜視・弱視に力を入れているドクターがそもそも少ない現状。
たいていは、器質的疾患の治療がメインになるのが現状なんじゃないかな?
機能的疾患は軽視されがち…。
となると、優秀な視能訓練士の活躍の場も限りがあるということよね…。


話が逸れた。
私が見つけたおめでたい視能訓練士とは。
レーシック眼科に勤めている男性なんだけどね。
‘屈折という分野を専門としています’
といった内容でね。
まぁ、レーシックだもんね…。
そりゃ、そうだな(-_-;)
てかさ、屈折だけってヤバいよ~。
狭すぎだろ~。
視能訓練士ならみんな屈折検査が基本なんだから。
それなくして、次の検査ないじゃん?
しかも、レーシックの患者さんって強度近視の人ってだけで、矯正したら視力ある程度出せるでしょうね。
わりと、すんなりと…。
屈折専門と宣言するなら、小児の繊細な視力も完璧にやれるんかいな?
スキア使えるんかいな?
と、苦笑い。
おまけに、一般病院より給料がよいことを、もっともらしく説明。
『一般病院は経過観察の検査を。レーシックは直接的な結果につながる検査をするから』
といった感じのことを述べてましたよ。
元々、器質的疾患のない患者さんの眼よ?
それを結果の出せる治療と豪語するのは、ちょっと強引…。
レーシックの給料が高いのは‘自由診療’だからでしょ~。
お金を考えたらレーシックは魅力。
でも、技術的なことを考えたら…そこに身を寄せてしまうのが怖くて、安くても一般病院を選ぶ人がほとんどだと思うんだけどな…。
ある程度、修行したらレーシックにいくのもアリかもしれないけど…。
でも、レーシックってオバチャン雇ってくれないイメージ。
若い子ばかりなイメージ。
働きたくても、私じゃダメなんでしょうな~。
まっ、こんな‘屈折を専門としている’男性視能訓練士さんの『仕事に対する誇りを』見習わなきゃなりませんな。


実際、レーシックの仕事内容なんて知らない私。
だから、これも私の勝手な感想よ。
高い給料にはそれなりにみあった技術が必要なのかもしれないし。

まっ、ただの検査員になりさがった2流視能訓練士の戯言でした。

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