みかんのつぶやき。植物とか妄想とか愚痴とか情報のゴミ。

あなたのお子さん、大丈夫?


後輩教師に激辛カレーを強要するいじめ教師軍団が昨今ニュースとなっている。
まあ、教師も人間だし、職員室ではカレー強要は兎も角、いじめは多々あるだろう。教師というのは大変な職業だとは思うが、教師としてより、人間としてどうなのかと首をかしげる教師は確かにいるのだ。
私の担任だった二人の男性教師についてどうしても、ここに記述しておきたい。
一人は仮にR先生とする。小学3年と4年の担任だった。彼は愛情深い先生だったと思う。教えたかも上手かったし、みんなに優しかった。依怙贔屓もなかった。
なら何が問題、と思うだろう。私も当時は気がつかなかった。いや、違和感は感じていたがそれが何なのか言葉にすることが出来なかった。
オサワリ先生だったのだ。女の子のお尻を機会あれば撫でていた。まあ、肩とか背中はスキンシップということで許容範囲だろうが、お尻をいくら相手は幼くても撫でるということは、許されないことではないだろうか。
ある日、登校中、私は逃げ出したであろうよそ宅の飼い犬に臀部を噛まれたことがあった。甘がみで、たいした傷ではないが、同級生が驚いて先生に報告。R先生は私のズボンをグイッと剥いだのだ。医務室には女の先生もいたのに。その時、やはり大きな違和感を感じたのは言うまでもない。だが、誰にも言えなかった。
もう一人はS先生。彼は小学5年と6年の途中までの担任教師。彼は好き嫌いが激しく、親が有力者の子、見栄えの良い子、成績が良い子を可愛がるタイプの先生だ。
でも、そんなことは何でもない。そんなのはどこにでもいる先生だ。
だが、彼の本性はサディスト。クラスカーストを作ることを悦びとしていた。
例えば、社会の時間、二人の生徒を指名し、利根川を指差し、どちらが速く答えるか競わせる。そこまでは許容範囲だ。だが、速く答えた方は遅かった生徒の頭を叩く権利を与えられるのである。
宿題を出せば、その翌日、S先生の顔はえもいわれぬ愉悦に綻ぶ。宿題をやってきた生徒は宿題を忘れた生徒の頭を叩く権利を与えられるのだ。生徒の本性をも暴かれる。大部分の生徒は軽く叩くだけだが、権利を与えられたある男子生徒の叩き方はひどかった。叩かれる方の頭部を机に平行にうつむかせ、後頭部を拳で殴る。額は机に打ち付けられる。額と後頭部両方に激痛が走る。
ある女生徒は叩く権利をその男子生徒に譲る。叩かれる生徒が"○○君には譲らないで"と懇願しているのに。日がたつにつれ、その男子生徒の叩き方を真似する生徒も出てくる。痛いという声や、悲鳴が聞こえていた。上記の男子生徒とS先生は私の記憶の中ではそっくりの顔で不気味に笑っている。
私は6年になってすぐ転校した。だから、あとのことはどうなっていたのかわからない。
R先生もS先生も、もうこの世にはいないだろう。あのまま、事故がなければ、定年まで勤めあげ、年金も退職金も沢山もらい、孫を可愛がって老いていったことだろう。この世は勧善懲悪ではないことをしみじみと思う。
モンスターペアレントも困るが、こういう先生はもっと困るものだ。
あなたのお子さん大丈夫?



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