桜の散る様は美しい。けれど何故か私を気鬱に物憂さにさせる。喜びは一瞬であり、散る時が待っている。人生もまたかくのごとし。私の人生も必ず終わる。ほんの一つ二つの宝石のような思い出も川原の石となっていずれ消えてゆく。そんなことを考えさせる罪な桜吹雪。散る桜悪夢の如く君の背に君の背や桜ふぶきの向こう側ついでにヒメスミレもご覧ください。姫もアンニュイなご様子。最後までご覧頂きありがとうございました。