北京五輪は私情もあって
あまり見ていない。
けれど、フィギュアはやっぱり
見てしまう。
事に王者、羽生結弦がどのような
演技をするのか見届けたいという
気持ちには勝てない。
ちょうど、本日リアルタイムで
フリーの演技を見ることが
出来た。
史上初のクワッドアクセルは
成功しなかったけど、果敢に
挑戦した姿に心を打たれた。
あのような技を完成させるには
怪我と隣り合わせの練習を
しなければならない。
もしかすると、何処かしら
不調があったのかも知れない。
長い間王者を務めてきた彼だが
やはり、時の流れを感じずには
いられない。
頂点を極めたが故に下らなければ
ならない坂があるのだ。
まだ、進退は不明だが
下った坂の向こうに素晴らしい
人生が続く事を祈らずには
いられない。
数々の彼の思い出の演目の中で
私が好きなのは白鳥の湖、
ロミオとジュリエット。
まだ、世界に顔を売り出したばかりの
少年といっていい年齢の演技だった。
もし、機会があれば大人になった
今の彼の白鳥の湖やロミオとジュリエット
が見たいと思う。