
バアル神の娘にアナト(アナテ)がいる。(イシュタル神と同じ。イナンナはアッカド語でイシュタルという。聖書には、「天后」(『エレミア書』第44章 19節)に相当するアシュトレト、 アナテ、 アシュラ、またはエステルEstherの名で登場する。イシュタルはスカーレットであり「大娼婦」(大いなる娼婦)でもあり、『ヨハネの黙示録』第17章 5節では、「大いなるバビロン」、「淫婦どもの母」と述べられている)アナトは男性たちを強く打ち据えてはほくそ笑み、殺してはじっと見つめ、喜びのあまりにその肝臓も歓喜にうち震える……彼女はその兵士たちの血の中に腰をおろした。アナテはその聖所の中で男性を大量に殺しに殺し、卓の間で思う存分に切り裂いた」 。
四大新聞社の一つ毎日は軍事介入を応援するような記事を書いている。記者の名前はない。記事の更新時間でも演出がされている....12時42分=12時は3,42分は6=3x6=18(666)と。また,国境なき医師団があたかも対応したかのように書いているが彼らはシリアには入れない。

CIAの作ったビン・ラディン参照
関連記事:メディアを抑えろ
http://angel.ap.teacup.com/gamenotatsujin/371.html
ケリーという国務長官はイルミナティですから気をつけましょう。地上軍は派遣せずミサイルでピンポイント攻撃といっても化学兵器貯蔵庫にミサイルを打ち込んだら一体どうなるのでしょうか?心配は無用です,元々そんなものないのですから。サタニック・カレンダーでは9月の意味は?
関連記事:Puppet Master(人形使い)の空爆
http://angel.ap.teacup.com/gamenotatsujin/531.html
シリアだけでは第三次世界大戦にまで持っていくことはできませんからこういう偽旗作戦でイランあたりのせいにする可能性もある。そしてホルムズ海峡閉鎖という事態は現実化するかも。First Bloodの演出は必ずしてきます。あの時のトンキン湾のように。しかし最後の最後はアメリカの2/3が廃墟と化すだろう。現在アデン湾に展開中の原子力空母は「ハリーSトルーマン」ですがエンタープライズは2012年に退役している。
我々のリーダーは異教徒の神を崇拝する
http://ameblo.jp/ootadoragonsato/day-20091117.html
サタンこの世の君主
http://akazukinverde.blog.fc2.com/blog-entry-48.html
アルバート・パイクのマッチー二宛の書簡
http://6707.teacup.com/gamenotatsujinn/bbs/1993
戦争が守るのは高利貸し業者 その1
http://akazukinverde.blog.fc2.com/blog-entry-114.html
戦争が守るのは高利貸し業者 その2
http://akazukinverde.blog.fc2.com/blog-entry-115.html
麻生太郎は大物か?
http://akazukinverde.blog.fc2.com/blog-entry-113.html
ヨハネの黙示録第6章
http://6707.teacup.com/gamenotatsujinn/bbs/1942
参考:四大新聞社で検索すると...........
http://angel.ap.teacup.com/applet/gamenotatsujin/msgsearch?0str=%82%A0&skey=%8El%91%E5%90V%95%B7%8E%D0&x=0&y=0&inside=1
http://mainichi.jp/select/news/20130826k0000e030116000c.html
シリア:神経毒症状3600人 1割死亡 国境なき医師団
毎日新聞 2013年08月26日 07時22分(最終更新 08月26日 12時42分)
シリアの首都ダマスカス近郊の病院で治療を受ける人々。反体制派はアサド政権側が化学兵器を使用したと主張している=2013年8月21日、ロイター
【カイロ秋山信一】シリアの首都ダマスカス郊外で21日に化学兵器が使用された疑惑に関連し、国際医療NGO「国境なき医師団(MSF)」は24日、MSFが運営に関与する病院で、神経ガスによるとみられる症状の患者を約3600人受け入れ、うち355人が死亡したと発表した。MSFは独立機関による調査を訴えている。
MSFによると、21日朝、ダマスカス県で運営に協力している3病院に、3時間で約3600人の患者が搬送された。けいれんや瞳孔の縮小、呼吸困難などの症状がみられ、神経毒性症状に用いる薬アトロピンで治療したという。「症状の原因や攻撃主体については確認できない」とした上で、「神経に作用する大量の物質にさらされたとみられ、化学兵器や生物兵器の使用を禁じた国際人道法に違反する可能性が高い」と指弾した。
MSFのスタッフは、アサド政権から入国を認められていないため、ダマスカス近郊では現地の病院と連携して、医薬品の提供などを行っている。シリア北部の反体制派支配地域では独自の医療機関を設置、日本人の医療スタッフらも内戦による負傷者や病人らの治療にあたっている。
以下は晴耕雨読さんより「シリア情勢」でよくまとまっています。ただブレジンスキーが出てきますがイルミナティの世界を知らないだけ..........
http://sun.ap.teacup.com/souun/11895.html#readmore
「シリアの情勢と背景、内戦の経緯を非常に明晰に語っていただいた。青山教授インタビュー:岩上安身氏」 中東・イスラエル関連
https://twitter.com/iwakamiyasumi
こんな夜中ですが、明日も時間がないので、以下、連投。
8月27日(水)「ニッポンダンディ」の模様を報告ツイートします。
本日は岩上安身が緊迫するシリア情勢について解説を加えました。
岩上「シリアで化学兵器が使用されました。テレビでは映像が流れていませんが、ネットでは子どもが泡をふいて死んでいくという悲惨な光景が流れています。海外メディアも報じています。問題なのは、犯人が誰なのか、まだ分からないことです」
岩上「犯人が分からないのに、英米仏はすでにアサド政権側がやったのだと決めつけています。ちょうど今、国連の調査団が入っているところですが、アメリカは『調査を受け入れるのが5日遅かった』と主張しています。証拠も開示していません」
岩上「アメリカのミサイル駆逐艦4隻がすでに攻撃態勢に入っています。しかし、まずは国連安保理が決議をするべきでは。しかし安保理は招集されたが決議はされていない。イギリスのヘイグ外相は『安保理決議なしで軍事行動可能』と、かなり踏み込んでいます」
岩上「しかし、軍事介入をするといっても、どうするのか。フランスのファビウス外相は『軍事介入はする。しかし地上軍は派遣しない』と言っています。これは、明らかに化学兵器を恐れているということです。しかし化学兵器は、核施設などとはは違い、小分けにして分散させて、国中にばら撒いておくことができます。なので、ピンポイントで抑えこむことはできません。仮に空爆したら、そこら中に化学兵器のガスが充満することになり、民間人の被害は避けられない」
岩上「そういうことが分かっているのかどうなのか、米国内の世論はまったく盛り上がっていません。ロイターの調査では、シリアへの軍事介入に賛成なのはわずか9%。アメリカの世論は現在のところ冷静な判断を示していると言えるでしょう」
岩上「カーター政権で安全保障補佐官を務めた、ズビグニュー・ブレジンスキーという、アメリカの大物戦略家がいます。彼が『サウジアラビア、カタールと欧米同盟諸国が、シリア危機を工作している』と発言しています。つまりCIAなどが入って情報工作をしていると」
岩上「情報工作と言えば、アメリカには多くの前科があります。1953年のイラン・クーデターでは、CIAが主導してモサデク政権の転覆を図ったということが、つい先日、明らかになりました。他にも、ベトナム戦争でのトンキン湾事件、イラク戦争など」
岩上「このような国際情勢のなかで、日本は大急ぎで集団的自衛権の行使容認に突き進んでいます。安倍総理は『行使容認派』の小松一郎元駐仏大使を内閣法制局長官に任命しました。また、『防衛出動』に加え『集団的自衛出動』を規定する新法を出そうとしています」
岩上「化学兵器がばら撒かれている戦場に、日本も行くことになるということです。しかも、アメリカすらも躊躇するほどの莫大な戦費(月10億ドルとも言われる)を、日本に押し付けようとする思惑もあります」
以上で報告ツイートを終了します。シリア情勢については、明日28日12時より、東京外国語大学教授・青山弘之氏へのインタビューを行います。配信はCh1→http://bit.ly/cUKsLS 是非、ご覧ください。
これから府中の東京外国語大学まで、車を走らせる。
「混迷のシリア」の著者・青山弘之東京外語大学教授に開戦間近だとされ緊迫するシリアの情勢と、背景にある各勢力、大国、周辺国の思惑、そして道義や大義があるか実に怪しいこの戦争に日本が引きずりこまれるかもしれない現状についてお聞きしたい。
「混迷するシリア」の著者、青山教授のインタビュー、終了。
シリアの情勢と背景、内戦の経緯を非常に明晰に語っていただいた。
虐殺事件の真犯人もわからないうちから、空爆を今日、明日にも決行などと吠えている英米仏はやはりいかれている。
日本は 絶対に引きずり込まれるべきではない。
「混迷するシリア」の著者、青山教授のインタビュー。以下、連投。
1.8月28日(水)12時~ 東京外国語大学・青山弘之教授インタビューの模様を実況します。
岩上「中東におけるシリアの強みは何でしょうか」
青山教授「教育の水準が非常に高い。人的な資源があります。カイロとともに、中東の近代化を主導してきた面があります。アサド大統領もそのひとり」
岩上「他方、シリアは世襲独裁です。ムハーバーラトという秘密警察も持っているようですが」
青山教授「周辺国との関係を考えると、政治的安定と社会的自由を維持するには、独裁という選択をせざるを得なかった面がある」
岩上「シリアと周辺国との関係について」
青山教授「同じバース党でも、シリアは左派、イラクは右派です。左派は社会主義、右派はアラブ統一を志向しています。シリアとロシア(当時ソ連)は80年代からパートナー」
岩上「アラブの春について。単純な民主化ではなかったのではないか」
青山教授「アラブの春がシリアに波及したのは2012年3月で一番最後。チュニジアやエジプトは国内問題から始まったが、シリアは政治的ブレンドがされた」
青山教授「アサド政権の初動ミス、ということが言われている。デモに対し、アサドが治安部隊側についた、と民衆に感じさせてしまった、ということがある。だが、アサドは自分が辞めること以外、すべての要求を受け入れている」
青山教授「シリア政府側は、反政府軍は外国の支援を受けていると主張している。事実、今、シリアが戦っているのは外国勢力。それがアルカイダ」
岩上「そこがややこしいところ。アルカイダは欧米と戦っていると思われがちだが」
青山教授「カタール、サウジアラビア、トルコが自由シリア軍を支援するかたちで国内に入ってきました」
岩上「ブレジンスキーが、カタール、サウジアラビアを、CIAが工作していると指摘しています」
青山教授「シリア国内でジハードを行っている反政府派のアル・ヌスラ戦線。彼らが最前線で戦っている。彼らの実態はイラク系のアルカイダです」
岩上「カタール、サウジ、トルコといった西側とべったりの国がシリアをぐちゃぐちゃにしているということでしょうか」
青山教授「その三国がアルカイダに武器供与し、アルジャジーラを使ってプロパガンダをしています」
青山教授「西側は常に、国内の民主化が潰れてアサド政権が安定を取り戻すと、それを狙うかのように西側は介入する。経済制裁から始まり、兵站支援を行う。英米仏+カタール・サウジアラビア・トルコ(「シリアの友」と自称)」
青山教授「今年の3月くらいから化学兵器の話が出始めた。使っているのはアサド政権だけか。今回国連調査団が入ったのは反政府側の地域。21日の事件に関しては何も分かっていない。国連がまさにサンプルを解析中」
青山教授「アサド政権は化学兵器の保有を認めていないし、西側も持っていることを実証できていない。英米仏、ロシアの両方とも、状況証拠を積み重ねて主張している」
岩上「化学兵器は、相手の非人道性を国際社会にアピールするような手段に有効、ということではないか」
青山教授「その通りです。化学兵器は政治的な効果があります。最終的に誰が得をしたかで判断すると良いのでは」
青山教授「事件が起きたのは8月21日。今回の映像がユーチューブに上げられたのは8月20日。シリアで撮った映像をアメリカに転送して上げたのかどうなのか。ロシアのラブロフ外相は日付の件を指摘している」
岩上「アサドがイズベスチヤのインタビューに答えています。どの点が注目点でしょうか」
青山教授「自軍が展開している最前線で化学兵器を使うはずがないだろう、ということ。まさにシリア軍はダマスカスに展開中だった」
岩上「核施設を空爆するのであれば効果があるかもしれない。しかし化学兵器は違う。袋に入れて分散配置するもの。ミサイルを打ち込むと一般の市民に大量の死者が出るのではないか」
青山教授「今回の欧米の軍事行動にはまったく合理性がない。アサド政権を倒すこともできないし、化学兵器を取り除くこともできない。単に古い武器を使い切るということぐらいしか考えられない」
青山教授「シリアはスカッドを持っているが、それはあくまで抑止力のため。シリアの幹部は圧倒的に国力がイスラエルに劣ることを分かっているので打つことはないだろう」
青山教授「湾岸危機からイラク戦争に至る10年。限定的な介入から初めて、最終的にはどうでもいい理由で倒した。それと同じことがシリアにも適用されることが最悪のシナリオ。その間、シリアの民衆の方々が苦しむことになる」
岩上「ミサイルを叩き込み、地上軍を派遣し、政権を打倒したとなると、それは化学兵器の使用が西側による自作自演だったということになる。それは信頼の崩壊という意味で最悪」
岩上「日本では集団的自衛権の行使容認が言われている。化学兵器が蔓延する地域に西側諸国と足並みを揃えて介入するということ」
青山教授「例えばレバノンは、不関与という政策を積極的に取っている。これは無関心ということとは違う。西側の軍事介入は大義が極めて疑わしい。そこに自動的に入っていくのはよいことではない」
岩上「エジプトとシリアの関係について。ムバラクが釈放されたのはクーデターではないか」
青山教授「シリアとエジプトでイスラエルを挟むことが基本。それが、シリアとエジプトが対立するようにキッシンジャーが持って行った」
この毎日の記事もそうだ
<シリア>化学兵器施設の空爆、米英が反体制派に通告
毎日新聞 8月28日(水)2時31分配信=2+31=6=六芒星=イスラエル
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130828-00000008-mai-int
<シリア>化学兵器施設の空爆、米英が反体制派に通告
【カイロ秋山信一、ロンドン小倉孝保】シリアの化学兵器使用疑惑で、米国や英国などがシリアの反体制派主要組織「シリア国民連合」に対して、数日以内にア サド政権側の軍事基地を攻撃する可能性があると通告していたことが分かった。国民連合幹部が毎日新聞の電話取材に明らかにした。化学兵器の関連施設を短期 間に攻撃する見通しだという。巡航ミサイルなどによる攻撃とみられる。
【対シリア】米大統領、各国連携を模索…露との高官協議中止
国民連合幹部によると、ダマスカス郊外で今月21日に毒ガスによるとみられる攻撃があった直後から、国民連合と米英など反体制派の支援国は対応について協 議を重ね、27日までにアサド政権側の軍事基地などを攻撃する案がほぼ固まった。オバマ米大統領ら関係国首脳の最終的な決定を待っている状態だという。
攻撃は短期間に集中的に行われる見通しで、地上軍の派遣など本格的な参戦にはならないという。国民連合幹部は「政権側と戦うのはあくまでも反体制派だ」と述べた。
ダモクレスの剣 その2参照
http://angel.ap.teacup.com/gamenotatsujin/214.html
David Mayer Rothchild Seine Hoheit,
dies ist kein Balfe oder die Erklärung.Ich verliere bei 13 Jahren Vater alt, und erste Mayer Ann Serum, das Rothchild einer Arbeit in der Bank bekommt, und es wird auf fünf Jungen gebracht, fünf Mädchen und zeigt Respekt für die Aktivität der nächst Familie.Wenn es ist, ein Bodenparadies zu erkennen, das ist, ein Shangri-La, die äußerst von Seiner Hoheit gerichtete Welt versteht es.Deshalb, wenn Sie vielleicht das Letzte einer Lügenladenkasse mitteilen.
デヴィッド・マイヤー・ロスチャイルド閣下殿
これはバルフォア宣言ではありません。初代マイヤー・アンセルム・ロスチャイルドは13歳で父親を亡くし銀行に職を得て五人の男の子,五人の女の子を育てられ,その後のファミリーのご活躍には敬意を表しております。閣下のファミリーの目指している究極は地上のパラダイス,すなわちシャングリラを実現するということを理解しております。その為には最後まで嘘をついていいと。
Es ist eine abrupte Bitte, aber drückt es von einem Schluß früher aus.Ich sage die Massaker mehr als dieses ab, und ich will Sie, Änderung auf alle Fälle zu machen und es zu wissen.Ich bin 65 Jahre mit einem Japaner alt.Ich ernähre mich mit zwei Hunden von einem wertlosen Pensionär.Aber bin ich eine Person, die ein Merkmal oder ein Talent für den samurai erbt.Wie oder macht vielleicht Änderung im letzten Plan aus seiner Hoheit als Gegenleistung für seine Hoheit, mein Leben?Vielleicht glaube ich, daß dieser Satz für die Ursache Seiner Hoheit von KEHILLA ankommt.
Das ist alles.
Mit herzlichen Grüßen
突然のお願いなのですが結論から先に申し上げます。これ以上の殺戮は中止し,ぜひ軌道修正していただきたく存じます。私は65歳(注:今は67歳)でしがない年金生活者で犬二匹と暮らしております。私は日本人で(赤穂浪士の)サムライの血を引く者です。どうでしょうか,閣下,(日本民族を代表して)私の命と引きかえに閣下の最終計画を軌道修正することは可能でしょうか。恐らくこの文章はKEHILLAによって閣下のお手元へ届くと思います。
以上
追加:8月30日のニュースで英国議会はシリアへの軍事介入を断念したとありますがそれはロスチャイルド閣下のご意向であれば嬉しい限りです。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/uk/?id=6089153
英、対シリア軍事行動を断念=米は方針堅持、単独介入検討
時事通信 8月30日(金)6時58分配信
【ロンドン、ワシントン時事】英下院は29日夜、対シリア軍事行動に関する政府提出の動議を反対多数で否決した。キャメロン首相は採決後、「議会が軍事行動を望まないことがはっきりした」と述べ、シリアでの化学兵器使用を受けた軍事介入を断念する意向を表明した。
これを受けて、米国家安全保障会議(NSC)のヘイデン報道官はオバマ大統領が国益に沿って行動し「(アサド政権による)化学兵器使用に責任を取らせる」方針を確認したことを明らかにし、シリアへの介入方針を堅持する考えを示した。
CNNテレビなどは、オバマ政権が米国単独のシリア介入の可能性について、検討を始めたと報じた。29日付の米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は、今回の軍事介入は小規模にとどまり、米国単独で十分行えるとし「重要なのは同盟国による外交的支持だ」との政府高官発言を伝えた。
ただ、オバマ大統領はシリア対応で英仏など同盟国の参加を前提としていた経緯があり、最重要同盟国である英国の離脱は、米国の軍事作戦に影響を及ぼす可能性もある。
キャメロン首相はシリアで化学兵器使用疑惑が明らかになった21日以降、「さらなる化学兵器使用を抑止する」ことを目的とした軍事介入に積極姿勢を取ってきた。
英政府の動議は、シリアのアサド政権による化学兵器使用を非難し、英軍の軍事行動の可能性を認める内容。
当初、動議は1回の採決で直ちに軍事行動に移れる内容だった。しかし、野党労働党の要求を受け、軍事行動のためにはシリアで活動中の国連化学兵器調査団の結果を待って再度の採決を必要とするよう修正するなど大きく譲歩。だが、労働党は結局反対に回った。また、与党保守党内にも介入への慎重論が相次いだ。
あの毎日がニュアンスの違う論評をだした?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130829-00000101-mai-int
<シリア>米武力行使なら合法性に疑問も…安保理決議なしで
毎日新聞 8月29日(木)19時46分配信
<シリア>米武力行使なら合法性に疑問も…安保理決議なしで
これまでの欧米主体の主な武力介入(注:図は原文参照のこと)
【ワシントン白戸圭一】オバマ米大統領は28日、シリアのアサド政権が化学兵器を使用したと断定し「国際規範に違反した国に責任を取らせる」と軍事攻撃に踏み切る構えを見せた。だが、国連安保理常任理事国の中露は武力行使を容認する安保理決議に反対している。人道的措置として決議なしで攻撃した1999年のユーゴスラビア空爆が念頭にあるとみられるが、決議なしで攻撃を始めれば、国際法上の合法性が問われる可能性が強まっている。
【シリア市民は胸中複雑】米欧介入の動き 生活混乱の恐れも
米国務省のハーフ副報道官は28日の記者会見で「重要なのは化学兵器使用を見過ごさないとの強いメッセージを送ることだ」と述べ、安保理決議が成立しない場合でも、軍事攻撃を辞さない考えを強調した。
シリア政府は化学兵器の生産・貯蔵・開発・使用を禁じた化学兵器禁止条約(1997年発効)には未署名だが、化学・生物兵器の使用を禁じたジュネーブ議定書(28年発効)を批准しており、化学兵器使用が事実ならば議定書違反だ。
しかし、議定書に違反した国が軍事攻撃の対象になるわけではない。国連憲章第7章で認められた武力行使のためには、安保理決議で化学兵器使用を「平和への脅威」と認定する必要があり、化学兵器使用を裏付ける「証拠固め」も必要だ。国連の現地調査は誰が使用したかは判断しないため、調査結果を合法性の根拠とするには疑問が残る。
米国のブッシュ前政権は2003年2月、イラクの大量破壊兵器開発の「証拠」を安保理で示し、攻撃の法的根拠を求め決議の成立を目指した。だが、フランスなどの反対で成立せず、後に「証拠」の大半が間違いと判明する失態を演じた。
ブッシュ前政権の単独行動主義への反省から出発したオバマ大統領は、米公共テレビ(PBS)のインタビューで「同盟国、国際社会と相談している」と国際協調路線を強調し、アサド政権による化学兵器使用の証拠固めに全力を挙げる姿勢を示した。だが、中露の反対に加え、ドイツなども安保理決議を重視しており、攻撃の合法性の問題は尾を引きそうだ。
安保理決議のない攻撃の前例として、米軍主体の北大西洋条約機構(NATO)軍による99年のユーゴスラビア空爆がある。ロシアが決議採択に反対する中、クリントン米大統領(当時)はコソボ自治州のアルバニア系住民をセルビアの虐殺から守る「人道的措置」として、自衛権にも安保理決議にも基づかない超法規的攻撃に踏み切った。シリア内戦への深入りを避けたいオバマ政権は今回、ユーゴ空爆を前例に、化学兵器使用に対する「懲罰」として短期間で限定的攻撃を想定しており、合法性に加えて攻撃の効果を疑問視する見方もある。
シリアの攻撃は合法?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130830-00010002-wordleaf-int
中東のシリアを米国がミサイルで攻撃しようとしています。シリアでは2年以上も政府軍と反体制派の内戦が続いているのですが、なぜ中東から遠く離れた米国が今、シリアを攻撃するのでしょうか?
理由は「化学兵器の使用」
きっかけは化学兵器による被害です。8月21日、シリアの首都ダマスカス近郊で毒ガスがまかれて大勢の市民が死んだりけがをしたりしました。米国はこれをシリア政府軍の仕業だと断定し、罰を与えないといけないというのです。
シリア内戦では銃や砲弾などの通常兵器ですでに10万人以上が死亡しているのに、これまで米軍がシリアを攻撃したことはありません。なぜ化学兵器を特別扱いするのでしょうか。
化学兵器とは核兵器のような大量破壊兵器の仲間。一度に多くの人を殺すことができる非常に危険な兵器なので、たとえ戦争中でも使ってはいけないとされているのです。日本のオウム真理教が1995年に東京の地下鉄にまいた神経ガスのサリンも、化学兵器の一種です。国際的にはジュネーブ議定書(1928年発効)が化学・生物兵器の使用を禁じているほか、化学兵器禁止条約(1997年発効)が化学兵器の開発・生産・貯蔵・使用を禁じています。シリアはジュネーブ議定書の締約国です。
オバマ大統領の「越えてはいけない一線」
オバマ米大統領は、化学兵器の使用は「越えてはいけない一線」としてシリアに繰り返し警告してきました。それは「一線を越えたら軍事介入するかもしれないぞ」という意味にも受け止められました。そして今回、一線を越えたと判断したので、米国としてはもう後に引けない状況になったのです。
米国は、シリア政府に罰を与えるとともに、二度と化学兵器を使わせないために攻撃すると言っています。でも化学兵器を使ったからといって外国が軍事攻撃してもいいという法律はありません。
シリアへの軍事攻撃は合法?
どこかの国に対して武力行使をするには国連安全保障理事会の決議が必要とされています。いわば国連のお墨付きです。しかし、シリアの同盟国であるロシアと、外国への介入を嫌う中国が反対することは確実なので、米国は安保理決議がなくても攻撃に踏み切る構えです。
そうした武力行使が国際法で合法なのか違法なのかについては、さまざまな意見があります。中には、大規模な人的被害を防ぐという人道上の理由で「違法だが正当」な攻撃をすればいいという人もいます。
2003年のイラク戦争では、イラクが大量破壊兵器を持っていると米国が断定して戦争を始めたのに、実際には大量破壊兵器はありませんでした。それだけに今回は、シリア政府軍が化学兵器を使ったという証拠の信頼性が特に問われるでしょう。