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米国をコントロールする神経中枢


http://akazukinverde.blog.fc2.com/blog-entry-97.html その1

http://akazukinverde.blog.fc2.com/blog-entry-98.html その2


サタンこの世の君主

http://akazukinverde.blog.fc2.com/blog-entry-48.html

管理人注:Britsish・Israel World Agreement

http://educate-yourself.org/cn/britishisraelhiddenhand10jul05.shtml

「仮に米国がシリアに軍事介入した場合背後にイスラエルが居ることをカモフラージュするため英国議会で否決させた。誰がそうさせたかは多言を要すまい。」英国議会での否決は深~い意味があるのです。将来の米国本土攻撃のニュアンスを含んで.....。

アレックス・ジョーンズのInfowars.comはCIA

http://satehate.exblog.jp/20684308/

例えばこういう嘘が混じり込んでいる。『.....この間、アフガニスタンを中心とする工作でサウジアラビアはアメリカやイスラエルと連携、2001年9月11日には、アメリカを急速にファシズム化する切っ掛けになった出来事(911)があった。 言うまでもなく、911とは航空機が世界貿易センターの超高層ビルに突入、ペンタゴンが攻撃された事件だ。』

今ではこのカラクリが100%解明され航空機ではなくアニメーションであったことは小学生でも知っている...........

J・R・リースが作り上げた「タヴィストック流大衆洗脳テクニック」=米国をコントロールする最重要神経中枢
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=211230

『タヴィストックは米国をコントロールする「最重要神経中枢」で、米国での活動を開始した一九三八年以来、米国民の生活のあらゆる面を毒し、徐々に悪い方向に変えてきている。正式名称を「タヴィストック人間関係研究所」といい、所在地はイギリスのロンドンだ。また、サセックス大学の研究施設とも共同で活動していて、こちらもイギリスにある。

この機関はこれまで、米国の政策形成や世界的事件の数々で重要な役割を果たしてきており、今も果たしている、まさに世界のマインドコンディショニングおよび洗脳機関の母体だ。米国でタヴィストックが日々の活動に大きく関与しているシンクタンクをあげると、

スタンフォード・リサーチ
エサレン
ペンシルヴァニア大学ウォートン校
マサチューセッツ工科大学
ハドソン研究所
ヘリテージ財団
ジョージタウン大学

などであり、国務省の要職はすべてジョージタウン大学出身者で占められている。今あげたシンクタンクや組織が、米国の(ということになっている)内外政策を計画・コントロールしているのだが、それもすべて、タヴィストックからの指示を受けてのことだ。

タヴィストックはひとつの研究センターで、黒い貴族およびワン・ワールド政府というアイデアを推進する狂信者のための活動に専念している(ワン・ワールド政府というアイデアは、アダム・ヴァイスハウプトのイルミナティに端を発する)。

タヴィストックの研究は、ローマクラブ、CFR、三極委員会、ドイツ・マーシャル基金、モンペルラン協会、ディッチレー・グループ、クウェイター・コロナーティ・ロッジ、国際決済銀行などで使われており、旧ソヴィエト連邦のための文書を作ったりもしていた。

情報機関や英米の心理学協会関係者以外には、タヴィストックのことはほとんど知られていない。わたしが文章にするまでは、誰も、ひと言も触れなかったし、米国内の印刷物で目にすることもなかった。

タヴィストックのことを考えようとすれば、一九二一年にこれを創立したジョン・ローリングス・リース[John Rawlings Rees]少佐のことが頭に浮かぶ。リースがタヴィストッグを創ったのは特殊情報部(SIS)のためだった。SISはイギリス情報部の超エリート機関で、小説『ジェームズ・ボンド』シリーズのモデルになった組織だ。

リースこそは「タヴィストック流大衆洗脳テクニック」を作り上げた人物だ。米国人は「洗脳」と聞くと、たぶんソヴィエト連邦、朝鮮、ベトナム、あるいはその他の東洋人種を思い浮かべるだろうが、朝鮮戦争時に米兵に広く使用された古典的な方法を開発したのは、タヴィストックだ。「洗脳」に合衆国の大衆の注意を向けさせるには、多大な時間と労力が費やされた。今日まで続く「洗脳」キャンペーンを始めたのもリースなら、ソヴィエト連邦、朝鮮、ベトナムにそれを教えたのもリースだ。リースは、個人ないし大衆をいかに「洗脳」するか、そのすべてを教え込んだのだ。

リースの親友で腹心の友としては、故マーガレット・ミード[Margaret Mead]とその夫のグレゴリー・べートソン[ベイトソン:Gregory Bateson]がいる。

ふたりが大きな役割を果たして米国で作り上げた諸機関が、後に政府政策を作成することになる。リースの友人にはクルト・レヴィン[Kurt Lewin]もいる。

レヴィンはドイツ出身のユダヤ難民で、ヒトラーのナチス党による支配が明らかとなったとき、ドイツを離れた。レヴィンは一九三二年にタヴィストックの所長となり、米国の第二次世界大戦参戦に向けて、中心的かつ決定的な役割を演じた。おそらくは人類史上最大の政治宣伝機構を組織して、それをドイツおよび米国民に対して活用し、ドイツに対する異常なまでの憎悪をかきたてた。

リースの発見は、病気の人間を治療するのに使うのと同じ心理療法のテクニックを、健康な大衆に適用して、病気にしてしまうことが可能だというものだ。一九三〇年代には、イギリス陸軍の兵士を実験台に使って長期間にわたる実験をおこなった。リースはそこからすすめて「タヴィストック流大衆洗脳テクニック」を開発し、後にはターゲットとなった国に適用して、変化を起こすのに利用した。

米国は、当時も今もタヴィストック最大のターゲット国だ。わたしたちは米国にいて、行動修正攻撃を過去五〇年あまりにわたって受けてきている。これは、わたしがカルト運動に関する著作で明らかにしたとおりなのだが、この深刻な危険に気づいている者はほとんどいない。

リースはタヴィストックにイギリス陸軍心理戦争局を設立した。さらに一九三八年のチャーチル=ルーズベルト秘密合意(チャーチルが首相になる前だ!)により、イギリス特殊作戦執行部(SOE:Special Operations Executive)に、民間ルートを通じて米国軍の政策(=合衆国政府の政策)をあやつる方法を教えた。

この取り決めは今日もそのままだ。国を愛する米国人には受け入れ難いことだろうが、嘘偽りのない事実だ。この取り決めに気づいたことがきっかけで、アイゼンハワーは(タヴィストックにお払い箱にされてからだが)「軍産複合体」が手にしようとしている権力について、あの歴史的警告を発した。タヴィストックは現在、アイゼンハワーが大統領だったころよりもはるかに巨大な、米国への脅威となっている。(引用注:もちろん、日本もさんざんなめに)

ジョン・コールマン 300人委員会 凶事の予兆 第5章 タヴィストック研究所 世界をあやつる最重要神経中枢 p210-213 より』

管理人注:『イルミナティはその実体がつかめないようにするために,多岐にわたる看板組織を通して,世界情勢を背後から操作しているという。CFR(外交問題評議会),ビルダーバーグ,ローマクラブ,三極委員会,シュライナーズ,フェビアン協会,神智学,薔薇十字,そして国連など,一万を超す看板組織が存在すると言われている。その存在はあまりに謎めいていて,部外者には,本当のことが全くわからない。

 大事なことなのでもう一度書いておきます。『ユートピアの表面的なゴールは人類に世界的な幸福を与えるというものである。しかし,彼らの裏に潜んだ意図は世界民衆の(マインド)コントロールを段階的に増して行くということでもある。19世紀に大英帝国とドイツは主要なイルミナティ(現在は4千万人のイルミナティがいるという)のコントロール地域であった。行動科学研究(Behavioral Science Research)は1882年にイギリスで設立された。しかし,マインドコントロールに関わる,最初の医学,精神医学技術はドイツのカイザル・ウイリヘルム研究所で開発された。Human Relationsのタビストック研究所は1921年にロンドンに設立された。人間のBreaking Pointの研究のために(注:人間がある限度を超えると正常な精神状態を保つことが出来なくなるポイント)。1932年,ドイツの精神医学者クルト・レウインがタビストック研究所の取締役となった。イギリスとドイツは壷の中の二つの豆のようにマインドコントロールを分け合った。彼らの兄弟団は(アドルフ・シュタイナー<ドイツ>とウイン・ウエスコット<英国>を軸とする)黄金の夜明け結社(Order of Golden Dawn)と黄金の曙ヘルメス教団を通してこれらの二つの団を結合させた。この秘密結社は多くのナチス党員とイギリス貴族社会を構成した』。

反キリスト教の秘密の巣窟

http://ameblo.jp/ootadoragonsato/entry-10378907910.html

日本の中のCIAエージェント

http://angel.ap.teacup.com/gamenotatsujin/575.html

大笑い!精神医学
精神医学を100%否定する理由

三五館、2012年12月

内海聡著
マンガ/めんどーさ

この本は専門医が精神医学の現状と疑問点を精神医学の歴史をとおして、現代の薬漬け社会の弊害をあばいた良書になっている。

まさに、まともな人間をキチガイにするプロセスが、政府の承認を得て、公共社会がらみで、愛する家族が心配するあまり、自分もまたそれに応えようとして、堂々とまかり通っている実態が浮き彫りになっている。

精神病でない人間が精神病になっていく話である。

内海医師のような勇気ある行動を起こしてくれる人が増えてくれるのはもちろん必要だが、私たちも知らぬ間に自殺を思いつめなくていいよう、防衛本能を働かせるべきなのだ。

人間は、生きるために産まれてきたのである。

ここには精神医学の歴史が書かれている。

もともと人を差別、監禁、迫害、殺人するというのは人類の歴史の一部でもありました。 しかし、200年ほど前にそれをビジネス化して儲けようという考えをもとに発展しました(優生学という学問が作られたのはもっと後になりますが)。

だれかがだれかを排除したいとか迫害したいとか殺したいという願望のもと、こうした考えが許容され、罪のない人々が犠牲にされるようになりました。 1800年代であれば、たとえば政治犯、たとえば異民族、たとえば異教徒、たとえば内部告発者、たとえば居住区の邪魔者、たとえば「知恵遅れ」と呼ばれた人々が、そのような扱いを受け収容されていったのです。 じつはこれは2012年現在でも大差ありません。
(同書、28頁)

18世紀初めに始まった精神病院・施設は、人々を閉じ込めることを専門とし、それを金儲けのビジネスとして発展させていきました。

中略

このシステムを利用したい人間たち、応援した人間たちの代表格は、権威者や権力者であったのです。

中略

その代表格が、たとえばビスマルクであり、レーニンであり、スターリンであり、ナチスのヒトラーでした。 彼らが絶賛した理由は、内実は単なる人権侵害や殺人であっても、それを精神医学の名の下に治療として正当化できるからです。
(同書、29~30頁)

以下のようなコメントがありました..........


投稿者:投稿者
2013/8/31 11:50
少し前に…シリア反政府軍向け軍需物資満載と日本郵政の郵便物満載の商船三井が真っ二つになる事故、そして…山口県岩国市三井科学コンビナート爆発(放射性廃棄物3379保管)等、日本が、背後からテロリスト共を支援しているのが伺えますね。

そのニュースソースは......
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130711/biz13071118470022-n1.htm

商船三井のコンテナ船沈没 荷主の日本郵便が損害賠償へ
2013.7.11 18:42 [郵便・運輸]

管理人注:産経新聞らしく18時(666)+42=6で揃えている。

 商船三井は11日、インド洋運航中に船体中央部で破断したコンテナ船「MOL COMFORT」のうち、タグボートでえい航していた前方部分が日本時間の午前4時ごろ、インド西部沖約500キロ、水深約3キロの公海で沈没したと発表した。えい航中の船体で火災が発生し、傾いていた。

 後方部分は既に6月27日に沈没しており、計約4400個積んでいたコンテナの回収は、ほぼ不可能となった。

 日本郵政グループの日本郵便は、コンテナ船が積んでいた書留郵便20通と小包862個に対して損害を賠償すると発表した。差出人に連絡を取り、手続きを進める。被害額は最大約2300万円になる。

 商船三井は「多大なご迷惑を掛け、心よりおわび申し上げる」と陳謝した。船の製造元の三菱重工業などと協力し、事故原因を調査するという。

早ければ31日夕にシリア攻撃か?

http://bylines.news.yahoo.co.jp/kimuramasato/20130831-00027722/

早ければ31日夕にも米仏でシリアを攻撃へ
木村 正人 | 在英国際ジャーナリスト
2013年8月31日 10時34分

攻撃は限定的

シリアのアサド政権が化学兵器を使用したとされる問題で、オバマ米政権は国連調査団がシリアから退去するのを待って8月31日夕か9月1日に、フランスとともアサド政権の化学兵器貯蔵庫や部隊などを攻撃するとみられている。

地中海東部に展開中の米駆逐艦4隻、フランスの戦闘機ラファールから巡航ミサイルを発射、攻撃は48時間で終了するという。トルコやサウジアラビア、イスラエルが領空を巡航ミサイルや戦闘機が通過するのを認める形で、米仏のシリア軍事介入に協力する。

オバマ米大統領は「限定的で厳密な軍事行動だ。無制限な関与ではない」と強調、地上軍の投入は明確に否定した。

オバマ政権は、レッドライン(越えてはならない一線)と警告してきた化学兵器使用を黙認すれば、大量破壊兵器の使用が北朝鮮、イラン、レバノンのシーア派組織ヒズボラなどに拡散する恐れがあることを懸念している。

軍事介入の目的はアサド政権が化学兵器を再び使用しないよう懲罰を与え、抑止力をきかせることで、アサド政権と反政府勢力の軍事バランスを変えるものではないと強調している。

反政府勢力内のアクターが分裂、対立している上、イスラム原理主義組織ムスリム同胞団や国際テロ組織アルカイダとの関連が疑われるヌスラ戦線が影響力を増していることから、アサド政権転覆には欧米諸国も慎重になっている。

オバマ政権は、アサド政権の軍事施設への限定的な攻撃でアサド大統領が交渉のテーブルに着くことを期待している。
強い確信

ケリー米国務長官は30日、米国の情報機関による報告書を公表し、「強い確信(high confidence)がある」としてアサド政権が化学兵器を使用したと断定した。

報告書はA4判4ページ。それによると8月18日から準備が進められ、21日にダマスカス近郊12カ所でサリンなどを混合した化学兵器が使用された。アサド政権の支配地区からロケットが撃ち込まれた直後から化学兵器の被害が広がった。犠牲者は少なくとも1429人で、うち426人が子供。

アサド政権の高官が化学兵器を使用したことを認めたり、国連調査団の調査を心配したりする会話を傍受した。アサド政権は証拠隠滅のため、化学兵器使用後、砲撃の頻度を4倍に増やしたという。

ケリー長官は、イラクが大量破壊兵器を保有しているというデタラメな情報に基づき戦争に突入した経験に十分に配慮しているとした上で、「アサド政権が化学兵器を使用したのは事実だ」と断定した。
問われる正当性

しかし、国連安全保障理事会の決議を経ない軍事介入をめぐっては今後、正当性が問われそうだ。

オバマ政権は「窒息性ガス、毒性ガス等の戦争における使用」を禁じた1925年のジュネーブ議定書を「人道的介入」の法的根拠に挙げているが、安保理決議なしに化学兵器を使用した国を攻撃してもいいという特別な条項があるわけではない。

自国民の保護という国家の基本的な義務を果たす意思のない国家に対して国際社会が代わりに国民を保護する「保護する責任」という考え方がリビアでは適用されたが、この時は安保理決議があった。

30日、英BBC放送の報道番組「ニューズナイト」に出演した医師はシリアの現場で化学兵器の被害者の治療に当たった経験から「無作為は許されない」と早期の軍事介入を求めた。

こうした人道的要請はしかし、米仏が「世界の警察官」として振る舞うことにお墨付きを与えているわけではない。軍事介入でシリア情勢が混乱を深めた場合、オバマ大統領は軍事介入の正当性を厳しく問われることになりそうだ。
英国の苦悩

29日、キャメロン首相が出したシリア介入動議を議会が否決した英国では複雑な波紋が広がっている。戦争をめぐる首相の動議を議会が否決したのは1782年、米国の独立戦争をめぐる戦闘継続を議会が否決して以来、実に231年ぶりのことだという。この結果、米国は英国から独立を勝ち取った。

アフガニスタン、イラク戦争で計623人、2005年のロンドン同時爆破事件では市民52人が犠牲になった。「もはや英国は帝国ではなくなった。いつまでも身の丈以上の振舞い(punch above your weight)はできない」というのが国民の偽らざる思いだろう。

シリア軍事介入に参加していたとしても、英国の原子力潜水艦1隻から発射できる巡航ミサイルの数は高が知れている。英国の参加は軍事的貢献よりも、米国の軍事行動の正当性を高めるという意味合いが強い。

米国の大衆紙は「英国はついてこない」と1面に大見出しを掲げ、ケリー長官は記者会見で、軍事介入に参加するフランスを「われわれの最も古い同盟国」と持ち上げたが、英国についてはまったく言及しなかった。米国は言葉ではなく、行動でしか同盟国を評価しない。

米共和党の元大統領候補ジョン・マケイン上院議員は英紙フィナンシャル・タイムズに「英国が世界の主要プレーヤーから離脱した象徴的な出来事だ。ある種の終焉を告げている」と指摘した。

1956年のスエズ動乱で米国と対立し、撤退を強いられた英国はベトナム戦争を除いて徹底的に米国に追従してきた。ブッシュ元米大統領のイラク戦争に加担したブレア元英首相は「米国のプードル」と揶揄された。

しかし、国力の衰えと国民意識の変化から、英国でさえ米国に追従するのは難しくなってきたことを今回の出来事は物語る。化学兵器の使用は許容できない。しかし、英国は米国とともに「世界の警察官」として主導的に行動する能力も意思も失いつつある。(おわり)

化学兵器使用はアメリカの意見と正反対

http://rockway.blog.shinobi.jp/%E6%88%A6%E7%95%A5/%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8F%8D%E6%94%BF%E5%BA%9C%E5%8B%A2%E5%8A%9B%EF%BC%9A%E5%8C%96%E5%AD%A6%E5%85%B5%E5%99%A8%E6%94%BB%E6%92%83%E3%81%AF%E8%87%AA%E5%88%86%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%8C%E8%A1%8C%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%A8%E8%AA%8D%E3%82%81%E3%82%8B

◆8月31日

 8月27日号や29日号で指摘されたように、シリアの化学兵器はシリア政府のものでも、シリア政府側が使用したものではなく、下記の記事によれば、サウジアラビアが反政府勢力側に供給した兵器であり、それが誤って爆発したものだと言う。

 AP通信のガヴラク記者がインタビューした反政府側要員らが、その旨を語っているという。これはアメリカが言うことと真逆であるが、アメリカ側は、本日、アサド政権側が化学兵器を使用した、という決定的証拠を示すと言っていたが、出された内容は、まるっきり、決定的な内容ではなかった。

 やはり、と言うべきである。アメリカは決定的証拠などは掴んでいないのであり、それは事実と異なるから、永久に出てこないものだ。ただ、いつものごとく、アメリカのユダヤ系メディアはシリア攻撃を可能にする、そういった政府の発表に難癖をつけることはやろうとしない。それで国民の反発がそれほどなければ、オバマ政権はシリア攻撃を決断するかもしれないが、アメリカ国民が政府の出した「決定的」証拠とやらに納得できない、という声を挙げれば、シリア攻撃は決断できないであろう。

 そして、29日号で指摘された、ロシアのプーチン大統領がサウジのバンダル王子の脅しに激怒し、ロシア軍にもしもシリア攻撃があれば、ロシア軍はサウジアラビアを攻撃せよ、と命令したという話がイスラム世界で大きな衝撃を与えているようで、その話がまんざらデマでもなさそうだという状況になっているようなので、アメリカやNATO諸国側も迂闊にシリア攻撃をしかねる情勢になっていると言える。

 プーチンが本当にロシア軍にサウジ攻撃を命令している、となれば、シリア攻撃がなされた場合、サウジアラビアが攻撃される可能性は非常に高い。実際サウジアラビアではそのため、全軍が警戒態勢に入っているという。プーチン大統領の性格や今までの歩みを見れば、やるとなればやる男であることは、疑えないからだ。従って、オバマ大統領はロシアのプーチンと争って、サウジを犠牲にしてまでシリアを取るのか、という選択肢を前に逡巡することが考えられる。当然逡巡すべきであり、結論的には、シリア攻撃を断念すべきである。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
●シリア反政府勢力:化学兵器攻撃は自分たちが行ったと認める
http://www.infowars.com/rebels-admit-responsibility-for-chemical-weapons-attack/
【8月30日 Paul Joseph Watson Infowars.com】

 ダマスカス郊外のゴウタ地区にいるシリアの反政府グループはAP通信のデイル・ガヴラクに対して、先週の化学兵器事件の責任は自分たちにあると認めた。この事件では欧米側がアサド政権の軍によるものとしているが、事件はサウジアラビアによって供給された化学兵器の操作を反政府グループの者たちが誤ったために起きた事故の結果であるという。

 「ゴウタ地区の医者、住民、反政府側要員とその家族らとのインタビューから、多くの人々は、反政府グループの者たちがサウジアラビアの情報長官であるバンダル王子から化学兵器を受け取ったということと、その者たちによって致死性ガスによる攻撃が行われたと考えている」とガヴラクは書いた。

 反政府グループの者たちはガヴラクに対して、彼らは化学兵器を取り扱うに際して充分な訓練は受けておらず、更にはそれが何かということを告げられてもいなかったと語った。これらの兵器はアルカイダ系テロリストのジャバト・アル・ヌスラに渡されることになっていたようだ。

 「我々はこれらの兵器にとても興味があった。そしてまずいことには、この兵器の扱い方を間違ったものがいて、爆発を引き起こしてしまったのだ」と、Jと名乗る一人の要員がガヴラクに語った。

 彼の話は別のYという女性要員の話と似ていいる:「彼らはこれらの兵器が何か、どう扱うかなど語らなかった。我々はそれが化学兵器だとは知らなかった。我々はそれがまさか化学兵器だとは思わなかった」

 反政府グループ要員の父親でアブ・アブデル・モネイムという者がガヴラクに対して、「息子は二週間前に来て、運ぶように言われている兵器について、それがなんだと思うかと言っていた」と語り、それが「管のような形をしている」と語ったが、他の者たちは「大きなガスボンベみたい」だと言っていた。この父親はサウジアラビアの戦士でアブ・アイェシャという者が兵器を供給した、と言っている。

 アブデル・モネイムによれば、この兵器はトンネルの中で爆発し12人の反政府勢力の者たちが犠牲になったという。

 「インタビューした12名以上の反政府戦士らは、彼らの給料はサウジ政府から来ていると言っていた」とガヴラクは書いている。

 この内容が正しければ、アメリカのシリア攻撃への動きと完全に矛盾することになるだろう。デイル・ガヴラクの信頼性は非常なものだ。彼はAP通信の中東特派員を20年間やってきており、その他にも、NPRの仕事をし、さらにBBCニュースに記事も書いている。

 この話が最初に掲載されたウェブサイトである Mint Press(現在はこの記事のため膨大なアクセスがあり、その結果ダウンしている)は、ミネソタ州のキチッとしたメディアである。ミネソタ・ポスト紙が昨年このグループを紹介した。

 サウジアラビアが反政府グループに化学兵器を供給しているという話は、サウジがシリアのアサド大統領への支持をやめなければ、来年のソチでの冬季オリンピックにテロ攻撃を仕掛けるとロシアを脅したことを考えれば、驚くべき話ではない。

 オバマ政権は今日、アサドの政府軍がこの化学兵器攻撃の背後にいる、ということを証明するため、情報活動で得た内容を明らかにすることになっている。アメリカの高官らは、ニューヨーク・タイムズ紙に、アサド大統領とこの攻撃とを直接結び付ける「決定的証拠」はない、と言っているにもかかわらずだ。

 アメリカの情報関連高官らは、AP通信に対して、アサドの犯罪行為を証明するという情報は「決定打」にはならない内容のものだ、と語った。

 今週初めに我々が報じたように、盗聴された情報はシリアの国防省が、シリア化学兵器課に攻撃の数時間後に、問い合わせする電話を何度もかけてパニック状態であったということが示されているが、それはアサド大統領が命令したものではなかった、ということを示唆しているものだ。
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